茶渡ロメ男先生インタビュー

つーかむしろこの状況がエロ漫画じゃねーか!!


漫画家志望の螢田七歩は、出版社に原稿を持ち込むも惨敗続き。とある成年向けエロ漫画を紹介され、“いい人そう”な編集者の栢山と出会います。しかし彼は、なぜか太ももに指を這わせてきて……。9月17日発売、茶渡ロメ男先生の初コミックス『純愛カリカチュア』。初対面で、あれよあれよと喰われてしまった螢田！ 漫画家への道は、どうなるのでしょう!? それでは「801 AUTHORS 108」第1037回、茶渡ロメ男先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
なりゆきでエロ漫画家になった若造がその担当編集者に振り回されてどたばたするお話です。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
年下童貞攻め×変態メガネ受けです。
攻めの螢田は良くも悪くも純情で素直な直情型、受けの栢山は基本的には有能で優しい人間ですが、性的なことがからむと非常に気持ち悪い変態になります。




Q. 当て馬や重要な脇役は？
栢山の後輩の伊勢原(ゲイ)と、螢田のバイト仲間の生田(ゆるふわ女子)が当て馬ポジションなのだと思います。二人とも被害者と言えば被害者なので少し可哀想な扱いになってしまいました。特に伊勢原はもっと毒のある設定だったのですが物語の進行上わりといいヤツになりました。かわいそうに…。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
螢田と栢山は身長はほぼ同じなのですが、微妙な骨格や体格差をつけました。たぶん誰も気にしないんですけど二人の爪の形とか体毛とか(ちん毛の生え具合とか)に違いを出して一人で喜んでました。



Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
攻めの螢田は絵がとてもうまいという設定なのですが、私自身は絵があまり上手ではないので螢田の原稿の描写に困り果てました。楽しかったのはメガネとすね毛をたくさん描けた点です。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
受けの栢山の言動や思考パターンには実在のモデルがいることですかね…。



Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
連載を初めてから運動不足で8キロ近く太ってしまい、このままではいけないと思いダイエットをはじめました。現在ものんびり取り組んでいます。

Q. 今、何かハマっていることは？
体力作りとダイエットのためにジョギングと筋トレをしています。少しずつですが結果が出るので気持ち良いです。


Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください！
コミケで担当さんが声をかけてくださったのがきっかけです。その時はたぶんどなたかと間違えてるのかなぁと思っていたのですが、後日改めてご連絡をいただいたのでとても驚きました。いまだに半信半疑でおります。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
不安と緊張でお腹をずっとこわしております。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
はじめまして、茶渡ロメ男と申します。未熟で拙い部分が目立つ漫画ですが、毎回全力で楽しみつつ頑張って描きましたので少しでも「好きだな」「面白いな」と思っていただけるところがあればとても嬉しいです。これからも精進してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。よろしければ感想など聞かせて下さったら幸せです。


担当編集より
茶渡ロメ男先生のデビューコミックス『純愛カリカチュア』は、新人漫画家と編集が主人公のお話です。
漫画家志望の螢田は、出版社数社に持ち込みに行くも惨敗続きで、見てもらった編集に、成年向けのエロ漫画の編集部を紹介され行ってみると、編集に当たって喜んでいたのもつかの間、気づいたらフェラされ乗っかられ、あれよあれよという間に喰われてしまい…という衝撃の出会いからはじまります。


真性ド変態の編集者・栢山に振り回される純朴な青年螢田の様子にハラハラしつつ、漫画も恋も前途多難ながらも、読み進めていくと応援したい気持ちになってきます。

ラブストーリー、と言ってしまうには受である栢山のキャラがかなり濃いのですが、このキャラがまたなかなかやっかいでいて、でもすごく楽しいのです。


帯やあらすじに本編にも出てくるのですが、螢田の「つーかむしろこの状況がエロ漫画じゃねーか!!」のセリフ、何度読んでも、ほんとにそれ…！ と思って毎度笑いが漏れてしまいます。
読者のみなさまにもお楽しみいただけると嬉しいです！

コミックス『純愛カリカチュア』

特典一覧
アニメイト：描き下しメッセージシート
とらのあな：描き下ろし両面カード
中央書店コミコミスタジオ：描き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス：描き下ろしリーフレット
有隣堂：描き下ろしイラストカード
全国特約書店共通：描き下ろしペーパー
特典一覧は竹書房サイトの特設ページをご参照ください！

※その他、Qpaの情報はトップページとツイッターで随時お知らせしております


(C)茶渡ロメ男/竹書房