竹中せい先生インタビュー

豪華客船で、快楽から逃げられなくて…


名門伯爵家の子息である北條玲一郎と、成り上がり男爵の氷室叶は同級生。北條は6年前、氷室に強引に抱かれた過去を持っています。そんな二人が、豪華客船で倫敦(ロンドン)へ……。11月10日発売、竹中せい先生の新刊コミックス『男爵の愛人』。2008年に発売された、日生水貴先生の小説を原作としたコミカライズです。大正時代を舞台に、美麗な絵柄で繰り広げられるエロス＆ラブに注目を!! それでは「801 AUTHORS 108」第1091回、竹中せい先生どうぞ！

Q. 作品紹介をお願いします！
今回のお話は、日生水貴先生原作で大正ロマンの豪華客船ものです！

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
強引俺様成り上がり攻めと高貴な生まれの強気受けです。



Q. 当て馬や重要な脇役は？
重要な当て馬はいるのですが、ちょっとネタバレになるのでぜひ読んでやって下さい～。お気に入りは、攻めのお付きの晋吾くんです。
私の中では箸休め的な、出てきてくれるとホッとする存在です。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
大正ロマンという事で、出来る限りキラキラ見える様に頑張りました!!


Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
私どうも、資料を探すのが下手なようで大正時代の豪華客船の資料が全然集められなくて、、、アシスタントさん達には申し訳ない事をしました。
楽しかったのは、資料不足の穴を埋めるために現代の豪華客船のクルーズも調べていたのですが、それで世界一周船の旅を妄想すること！ …悲しい。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
原作では、舞踏会が2回開かれるのですが、漫画では1回に。仮装舞踏会が描けなかったのが心残りです……。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
攻めの名前が氷室叶と言うのですが、アシさんが途中からヒムロックと呼び出して、最終的に私もその呼び名が移ってしまったことです。
俺様攻めな氷室さんの下の名前が、叶(かなえ)っていうのが可憐で好きだったので、ずっと「かなえさん」と呼んでいたのに、修羅場の際「ヒムロックのベストの柄持ってる人～」と言ってしまいました…完敗です。

Q. 今、何かハマっていることは？
トムヤムクンのカップめん！ ずっとこれでも飽きません!!


Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
初めてのコミカライズという事と、原作ファンの皆様に楽しんで頂けるのかな…などドキドキしています。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
大正ロマン豪華客船クルーズ、どうぞ宜しくお願い致します！


担当編集より
超イケメンで派手な男・叶と、真面目でまさに和風美人な玲一郎のすれ違いから始まる恋。
叶の高慢な態度に振り回されながらも、次第に彼の本当の気持ちに気づき、惹かれていく玲一郎。じれったい二人の関係に、キュンキュンしちゃいます!!
豪華客船に仮面舞踏会…大正ロマンな雰囲気とエロスがいっぱい詰まった一冊です♥

コミックス『男爵の愛人』

特典情報
アニメイトオンラインショップ：ブロマイド
文教堂・アニメガ：描き下ろしペーパー
※いずれも2016年11月10日(木)～無くなり次第終了

リブレ フェア・特典情報


(C)竹中せい・日生水貴/リブレ