砂床あい先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

砂床あい先生インタビュー 人間の“精”が餌!! 実は魔物な俺様医師×ED童貞リーマン! 小説『阿仁須先生の淫らな診察』

2016/10/19 18:03

美味なる精液を… 異種間濃厚ラブ♥


サラリーマンの穂純はED(勃起不全)。訪れたクリニックで、院長の阿仁須に淫らな治療を施されます。人間離れした傲慢さと色気に満ちた手管……。なんと阿仁須は、人間の精液を餌として生きる魔物“吸精鬼”だったのです!! 10月19日発売、砂床あい先生の新刊小説『阿仁須先生の淫らな診察』。美味しく食べられるうち、阿仁須に惹かれ始めた穂純は!? それでは「801 AUTHORS 108」第1072回、砂床あい先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
一言で言えば、人外モノのアホエロいコメディーです。
イングランドから日本に渡ってきた夢魔の一種が、風俗街で泌尿器科クリニックを開業して暮らしていたところに主人公がED治療にやってくる…という、筋書きだけだと身も蓋もない内容ですが、楽しんで書きました。吸血鬼が処女の血を好むなら、夢魔とか淫魔だって童貞の精液のほうが好みなんじゃないかナァ~というところからのスタートでした。
ちなみに仮タイトルは「猫と悪魔と泌尿器科」でした。個人的には気に入ってたんですが、タイトルに尿の字は入れられないと言われて没になりました。なぜ。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
俺様な人外(攻)×健康マニアの童貞リーマン(受) 
精液を餌とする美食家な魔物が、それはそれは美味なる精液を出せる青年に恋をする…という王道ストーリーです。
EDを治さないことには餌を食べられない、一方で魔物に魅入られた人間はアリマキにたかる蟻みたいに同族が寄ってくる…さてどうするどうなる…の続きはぜひ本編でお読みくださいませ。


Q. 当て馬や重要な脇役は?
風俗街で拾われた仔猫。
「最近、仔猫飼ったんだ~俺の部屋に見に来ない?」とかなんとか女を連れ込むチャラ男のテクに、童貞はまんまと騙されるのです。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
夢魔の一種で「吸精鬼」という悪魔というか魔物を創作しました。わかりやすさ重視です。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
取材がてら地元の動物園に行きました。童心に返って池で足漕ぎボートに乗ったりして楽しかったです(親子連れの視線が痛かったけど)。
苦労した点は、初稿を書いている途中で半年ほど休筆期間をいただいたため、改稿までに一年半も空いてしまい、文章のノリを合わせるのが大変だったこと。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
「今回はアホエロ設定で」とリクエストくださった編集さんに「悪魔の医者とか出てくるファンタジックな話を書いてみたい」と訴えたところ「いいけどモグリの医者はコンプラ的に困るので、正規の医師免許は持ってて欲しい」と言われ、ファンタジーってなんだっけと悩みました。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
初稿執筆中に結構、長い間入院しました。
まともな文章さえ書けなくなったときはもう物書きに戻れないかもしれないと覚悟したのですが、生還できてよかったです…。

Q. 今、何かハマっていることは?
最近はフクロウ・カフェで猛禽類に癒されています。 大型種が好きです。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
最初に告知した発売時期から二年も延びて、ようやく世に出せることに感謝しています。
初めて人外設定に挑んだので、拙い部分はあるかもしれませんが、お手に取っていただければ幸いです。
挿絵は円陣闇丸先生がご担当くださったので、美麗なイラストだけでも是非ご覧になってください…!

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつもレビュー等ありがとうございます。
読んでくださるかたに、少しでも楽しんでいただければという思いで書きました。
どうぞよろしくお願いします。


担当より
砂床あい先生初の人外BLは悪魔(吸精鬼)×人間(会社員)のエロスラブです♥ 心を持たない悪魔の阿仁須が、化け物である自分を恐れずごく普通に接してくる人間の穂純にどんどん執着していく展開は、異種族の障害もあいまって萌えること間違いなしです!

小説『阿仁須先生の淫らな診察


(C)砂床あい・円陣闇丸/リブレ

関連作家・声優

コメント3

投稿順|最新順

匿名1番さん(1/1)

インタビュー読ませていただいてますます楽しみになりました~!円陣先生の表紙も素敵❤

匿名2番さん(1/1)

編集さんとのやりとりが笑えました。いろいろ大変なんですね。

匿名3番さん(1/1)

吸精鬼ww
じわじわきますね。

PAGE TOP