04/24 ヒメミコ先生インタビュー 孤独な強面DK×美しい幽霊♥触れられない２人に急展開!?コミックス『モンスターアンドゴースト 2 』
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2019/01/26 18:53
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1880回
ココミ／プランタン出版／Cannaコミックス
コミックス『リスタートはただいまのあとで』1月30日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
小さな田舎町で出会った宝物――。何もない片田舎で生まれ育ち、高校入学を機に上京した狐塚光臣(25)は、会社をクビになり実に10年ぶりに帰郷した。昔と何一つ変わらない田舎町。しかし、昔と違っていたのは、近所の熊井のじいちゃんの家に養子として迎えられた同い年の大和との出会いだった――。会社を立て続けにクビになり、どこか素直になれない光臣と、優しく人当たりのいい方言男子・大和のほっこり田舎BL！ 「なぁ…なんであの時キスしたんだべ？」
――作品紹介をお願いします
東京で会社をクビになった狐塚光臣(こづかみつおみ)。10年ぶりに田舎へ帰ると何も変わらない町の中で唯一、同い年なのに見知らぬ男・熊井大和(くまいやまと)がいて…正反対なはずなのになぜか気の合う、共に25歳の二人が支え合いながら心を近付けていくお話です。田舎のお話が描きたい！ と描かせて頂きました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
受けの光臣は短気で卑屈おまけに意地っ張り、でも根は優しく情が深い所もある性格で、攻めの大和はいつも笑顔を絶やさずおおらか、じーちゃんっ子な方言男子です。
――当て馬や重要な脇役は？
当て馬ではないんですが、ちょっかい出しつつも二人を見守ってくれてる同い年の原田や、二人を取り巻く人々も気に入っています。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
正反対の二人が互いの足りない部分や欠けてる部分を補い合うというのが根底にあり、なにかあっても次の日になれば縁側で一緒にお茶を飲んでるような、長年連れ添った夫婦みたいな空気感を出したいと思いながら執筆していました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
田舎生まれなのに10年の間に都会に染まった光臣と、他所から来たのに田舎に溶け込んでる大和の対比や、田舎あるあるみたいなものを描くのが楽しかったです！ 作中でさびれた町にオープンしたファミレスに行くシーンがあるんですが、私もファミレスに初めて行く気分でワクワクしながら描いていた記憶があります。
――今作にまつわる裏話はありますか？
作中で出てくる方言は私が聞き馴染みのあるものを元にしてるんですが、文言というよりイントネーションでのクセが強い方言なので、漫画で文章になると標準語になってしまう事も多く難しく…少し創作している部分もあります。大和は方言も自然と使うんですが、光臣は東京行ってすっかり方言が抜けていたり、原田は思春期から色気を出して標準語で話すよう努めているという裏設定があるので、話す方言の違いにも注目して下さったら嬉しいです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
田舎っぽい…と言うともしかしたら聞こえが悪いかもしれないんですが、それっぽい場所を見つけては資料用に写真を撮ったんですが力不足であまり活かされませんでした…精進します。
――今、何かハマっていることは？
昔は全然食べてなかったんですが、一昨年の冬からみかんにハマって毎日食べています。今冬のみかんは特に美味しいと聞きました！
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
約2年ほど寄り添ってきた作品が一冊になり発行して頂ける事が嬉しいです。1話目が掲載されたのが2016年の12月だったのですが、いつの間にか2019年になっていて…長い間お付き合い下さった担当さんや編集部の方、雑誌や電子配信で読んで下さった方、関わって下さった方に感謝の気持ちでいっぱいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んで下さりありがとうございます。ココミと申します。田舎ののんびりした雰囲気が私自身大好きなのですが、作品にもそんな空気を感じて頂けたらなと思います。表紙がド真夏なのですが、寒い冬のお供にして頂けたら嬉しいです！ どうぞよろしくお願い致します。
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(C)ココミ/プランタン出版
