水田ゆき先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

前の記事へ

次の記事へ

バックナンバー

水田ゆき先生インタビュー犯罪スレスレの調教!? ドS外科医×どん底リーマンのハードSMラブ!! 初コミックス『性の劇薬』

2019/02/14 19:28

命の恩人は超鬼畜な年下男… 極限エロスから知る生の意味とは？

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1899回
水田ゆき／ジュネット／ウォー! コミックスピアスシリーズ
コミックス『性の劇薬』2月19日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
エリート社員の桂木は、完璧な人生から転落…全てを失い絶望…酔った勢いで飛び降り自殺をはかる。「捨てるなら…その命、俺に寄こせ」と突然現れた謎の男・余田に止められ身を預けるが…次の朝、監禁拘束された状態で目覚めると、容赦ない調教プレイが始まり…やがて身体だけでなく心も解放されていくのだった…。

――作品紹介をお願いします
会社のために尽力してきた桂木誠は全てを失い死のうとしたところを、余田龍二によって救われ、今まで感じたことのない快楽を植え付けられる、というお話です。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
余田龍二(攻め)→救急外科医。少しミステリアスな雰囲気の年下(20代)S攻めです。
桂木誠(受け)→広告代理店勤務だった。情に厚く真面目な性格。年上(30代)受けです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
なぜ犯罪スレスレの監禁調教を桂木にしたか、あとから明かされる理由に合わせて調教している時(1～3話)の余田の表情を決めて描きました。
理由を知る前と知ったあとでの印象が変わると思いますので、再度最初から読んで楽しんで頂けるようにと口元目元の少しの上がり下がりに気をつけました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
徹底的にどこまで気持ちよくさせられるか考えるだけでワクワクしました。成人男性が逃げようにも逃げられない快楽に身をよじらせ何も考えられなくなる過程を描くのが楽しかったです。
その逆で、彼らの過去の悲しい出来事を考えると引きづられてしまう時もあって、気持ちがつらい時もありました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
電子で連載させて頂いている時に、初めて読者さまからお手紙を頂き、あまりの嬉しさに肌身離さず持ち歩きました。寝る時は枕元に置いたりして。とても励みになりました。
あと、担当さんからネームや原稿チェックで頂く感想が本当に嬉しかったです、有難うございます。

――今、何かハマっていることは？
自宅の周りは坂が多いので車ばかり乗っていて自転車移動を諦めていたんですが、電動自転車を買って脇道を走ったりちょっと遠くまで景色を見ながらお買い物に行ったり出来るようになり、すごく楽しいです。特に冬の空気はキンとしててすごく気持ちがいいです。　

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
確か男女のフルカラー恋愛漫画を電子書籍で描き終えた時に当時の担当さんからBLも描いてみませんか？と他社さまにご紹介をして頂き描き始めたと思います。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
まだ信じられない気持ちと、本当にコミックスになるんだという緊張感でジェットコースターに乗っているようです。　

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んで下さり有難うございました。初めまして、水田ゆきと申します。
初めてのコミックスでまだまだ未熟ではありますが、少しでも楽しんで頂けるよう心を込めて描いて参りました。
性と生、何かを感じて頂けたら幸いに思います。どうぞよろしくお願い致します。

ボーイズファン編集部担当編集より
今作は企画段階に先生から「大人表現を振り切って描きたい」とご相談頂き、是非に！の二つ返事で始まりました。
監禁～調教から始まる物語序盤、道具を駆使したエロシーンは圧巻ながら、首筋や手、背骨や股関節のラインなどの肉体美もご堪能頂けると思います。
個人的には4話での「俺にしたこと訴えたらお前の人生終わるぞ？」に対する龍二の返事と表情に、誠と同じくゾクっとしました。
本編での二人の関係性の変化はもちろんですが、単行本ではその後の二人の描き下ろしが14ページと読み応え抜群です。
カバー下や特典ペーパーも是非楽しんで頂けたら嬉しいです！

コミックス担当編集より
二人の監禁生活にクギヅケ！ウェブで大人気の超ハードSMBL漫画の紙本化。俺様ドS・鬼畜・奴隷･調教・フェチなど萠え要素てんこ盛り!! ペ◯スが勃起するのは、本能が生きようとしているから…!? 極限のセックスを描いて、人生を転落した孤独な男の絶望と再生とエロスを感動的に読者に訴えかける傑作BLコミックス、必読です。