アオヒトヒラ先生インタビュー

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アオヒトヒラ先生インタビュー 外面クールな脳内お花畑年上×ぽわぽわ天然系幼馴染が再会で♥ 初コミックス『あいつと俺の「好き」の顛末』

2019/03/25 18:38

「カ"ワ"イ"イ"…ッ」じれった純愛! 兄弟みたく育った二人が!?

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1937回
アオヒトヒラ/笠倉出版社/equal collection
コミックス『あいつと俺の「好き」の顛末』3月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
幼い頃の初恋を忘れられないまま十年。大学三年になった賢一は、今もその気持ちを消化しきれないまま恋心を燻ぶらせていた。そんなある日、初恋相手のはるが隣の部屋に引っ越してきたのだ! 昔と変わらず天使のように可愛いはるに脳内では大歓喜。けれど、困ったことが一つ。再会を喜ぶはるが昔のように一緒に寝たがったり、くっついてきたりすること。“抱きしめたい衝動"と“我慢"の日々。それを何度か繰り返したある夜、賢一ははるとのエッチな夢を見てしまい…!

 

――作品紹介をお願いします
「初恋の相手が隣に引っ越してきました」
大学三年の春、賢一(攻め)の住むアパートの隣の部屋に、幼少期の初恋相手・はる(受け)が引っ越してきて――!?
はるの昔のように「家族」でいたい気持ちと、それでも「好き」だという気持ちで揺れる幼馴染再会BL。初々しくてかわいい、すれ違いがもどかしい、ハッピーラブコメが好きな方には合うと思います。




――主人公たちはどんな攻×受ですか?
恋心を隠したい表面上クールな攻め×ぽわぽわ天然系な受け。
小さい頃、賢一が引っ越してしまうまでは兄弟のように育った二人。はるより二つ上の賢一は兄的ポジションで、表には出せないけれど頭の中でははるがかわいくて仕方がない。
一方はるは、子供の頃と変わらず甘えたがりでかわいい弟、だけど…? という感じです。



――当て馬や重要な脇役は?
脇役に賢一の友人・千紘くんが出てきます。
正直メイン二人よりも描きやすかったです。



――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
ストーリーとしては、家族愛(兄弟同然だと思っていること)と恋愛をどう乗り越えていくか、というところを描いています。
言ってしまいそう、でも言えない、一言で済むのに伝えられない、みたいな。幼馴染ものでは醍醐味の部分を、ちゃんと描けていればいいのですけれど。
二人の頭の中が読む側には見えるように読みやすいように描いたつもりなので、そこもこだわりかもしれません。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
賢一が結構お花畑な脳内なので、顔だけは良くしてやりたいと思いながら描いていたのですが、頑張って描くと逆に「顔しか良くない!」みたいになってしまって…。(私は攻めへのあたりがめちゃくちゃ強いです)描くのに大変疲弊しましたね。

――今作にまつわる裏話はありますか?
連載当初、付き合うまでのお話を描いて完結する予定だったのですが、その後のお話も描くことになりました。
付き合った後はわりとあまあまといいますか、描いている私もお花畑に振り切れてしまったといいますか…描き下ろしも含めて糖度の高めな作品になったんじゃないかなと思います。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
二話あたりの執筆中、自室の窓に野鳥に住みつかれ七羽ほどが元気に巣立ち、描き下ろし執筆中に自室のレースカーテンがビリビリに破れたことですね。窓際に難ありすぎ。

――今、何かハマっていることは?
ハマってる、ではないのですが。最近身近に私の思う黒髪の攻め像にドンピシャな外見をした男子が現れまして、隙あらば観察しています。
ただ三次元でイケメン高身長の無口って普通にこわいんですよね…本人は無愛想の自覚がまるで無かったです。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
描きましょう! とお話をくださった担当さんがきっかけです。初めは詐欺かと思いました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
単行本作業に入ったときあまりに実感が無くて、「単行本とは」で検索したんですよね。今もそんな感じですし、実際にコミックスを手にしても「わからねえ」という顔をしていると思います。
ただ、本当に遅すぎるのですが、今になってやっと自分で描いたキャラたちに愛着が(親心が?)湧いてきて、コミックスになるのがとても心配であり嬉しくもあります。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめましてアオヒトヒラです。デビューコミックス、とても緊張しています。
お手に取っていただければ、そしてどこかワンシーンでも気に入っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします…!



担当編集より
このお話は、幼馴染の二人が本当はお互いすごく好きなのに言えないじれったさ100%の物語です。
表情の出ない賢一の脳内ははるの一挙手一投足に感動したりきゅんとしたりして…。表情はクールですが脳内はだいぶ騒がしいのも見ていて楽しいので、ぜひ色々な賢一を楽しんでください。
はるの賢一の心を掴むために奮闘する姿はいじらしく、そして話が進むにつれてどんどんぽわぽわ度が増していく可愛さも堪能できると思います。
そしてこの作品に欠かせないのは賢一の友人・千紘くんの存在です。時に茶化し、時にアドバイスをし、時に煽っていく自由奔放な彼がある意味この二人のキューピッド役と言ってもいいかもしれません。
そんな「好き」の気持ちを軸にじれったく、ピュアで、甘いストーリーのこの作品をぜひ楽しんでもらえたらと思います。

 

コミックス『あいつと俺の「好き」の顛末

 

 

特典情報

 


初回封入特典/描き下ろしマンガペーパー
アニメイト様/4Pリーフレット
アニメイト池袋本店様/描き下ろしマンガペーパー
コミコミスタジオ様/4Pリーフレット
とらのあな様/描き下ろし漫画付き両面イラストカード
ホーリンラブブックス/ブロマイド 

電子書店特典
電子書店共通特典/描き下ろしマンガペーパー
Renta!限定/描き下ろしマンガペーパー
コミックシーモア/描き下ろしマンガペーパー

詳しくは公式HPまたは公式Twitterをご覧ください。

 

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(C)アオヒトヒラ/笠倉出版社

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