鶴子先生インタビュー

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鶴子先生インタビュー好青年かつ色気ありなライオン獣人×脱皮したらモテ始めた蛇獣人!! コミックス『甘噛みだけではすまさないっ』

2020/03/23 19:07

甘～い噛みをご堪能あれ♥ 麗しい蛇の襲い受け必見、幼馴染ラブ

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2296回
鶴子／ホーム社／アイズコミックスメロキス
コミックス『甘噛みだけではすまさないっ』3月25日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
蛇の獣人・巳國は、自分に自信を持てないでいた。しかし、脱皮したことをきっかけに突然大人っぽくなり、異常にモテ始めてしまう…！その状況に困惑しつつ、ずっと片思いしていた幼馴染の獣人・那智もこれで自分を意識してくれるかも…と期待するが、彼の態度は以前とまったく変わらなくて…。

――作品紹介をお願いします
獣人×人、人×獣人、獣人×獣人の三拍子揃った読み切り短編集です。
各カップルそれぞれが愛情表現として「噛みつく」ことがコンセプトになってます。
バイオレンスにならない程度に甘い痛みを描けたらな、と思っていました。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
表題作の那智くん(攻め)は、優しい幼馴染のお兄さんのイメージなのですが、ライオンの獣人ということもあって体が立派です(笑)
力があるのに優しさからあまりグイグイいけない分、受けの巳國くんが積極的に襲い受けする感じです。
両想いになった途端に受けが積極的になるのが好きです。

――当て馬や重要な脇役は？
脇役兼番外編の巳神先生と助手くんが個人的にとてもお気に入りです。
年上が優位なように見えて実は相手にぞっこん、っていうギャップ萌えです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
獣人BLなので、牙や爪や、舌など人間との差をちゃんと描こうと思いました。
ストーリーは担当さんに大変助けていただきました。感謝です。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
単行本の表紙絵で、那智くんの髪の毛がフワッフワに塗れたのがとても満足でした。
あといい感じに巳國くんの乳首が見えてて嬉しいです。

――今作にまつわる裏話はありますか？
担当さんが愛八くん(の顔)を気に入ってくれたので、毎回気合い入れて描いてました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
引っ越ししました。入りたてのアパートって電球もないただの空き箱なんだなと新鮮でした。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
とても嬉しいです！紙の重みを確かめつつ、また次の機会が作れるよう精進したいと思います。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
細々とBL界の片隅で描いているものですが、ご縁がありましたらまた見てやってください。この本のときめきが日々の癒しになれば幸いです。

担当編集より
鶴子先生の最新作は主に3組の恋人達を描いた作品になります。
『世にも優しく噛みついて』獣人(狼)×人間
『女神のしっぽをつかまえろ』人間×獣人(黒豹)
『甘噛みだけではすまさないっ』獣人(ライオン)×獣人(蛇)
この組み合わせ、獣人好きにはたまりません…!!
その中でも、表題作の『甘噛みだけではすまさないっ』は攻め・受けどちらも獣人。なおかつ王道の幼馴染同士の恋を甘く切なく描いています。

受けの巳國くんが那智くんを想う気持ちが必死でいじらしく、ネームのときから心を掴まれました…。そして、両思いになった後…美しさに磨きがかかった巳國くんの大胆さにもきっと目が離せなくなってしまうのでは！と思います！
一方、攻めの那智くんは穏やかで優しく、真面目な青年で人間の姿でもかなりのイケメンなのですが、ライオンになったときの格好良さが尋常ではありません。特に巳國くんにガブッといくシーンはとてつもない色気とワイルドさにドキドキしてしまうこと間違いありません…！

また、鶴子先生の描く獣人達にもご注目いただきたいです。狼のモフモフ感や黒豹のしなやかさ、ライオンの賢さのなかに潜む獰猛さを美しく繊細に表現されていて、コマの一つひとつにうっとりしてしまいます♥
麗しい獣人達が織り成す、ドラマチックなラブストーリーをぜひお楽しみください。