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 本日のゲスト:宮緒葵先生

2013/02/28 16:14

小説『地獄の果てまで追いかける』(心交社)3月9日発売
宮緒葵先生の新刊は、ご自身初の心交社「ショコラ文庫」からのリリース。3月9日発売『地獄の果てまで追いかける』です。そしてなんと、女装攻! 宮緒先生の新しい魅力を楽しめることでしょう! それでは「801 AUTHORS 108」60回目のゲスト、宮緒葵先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
『地獄の果てまで追いかける』は、ショコラ文庫さんから初めて出して頂いた本です。
物心ついた頃からの悪夢のせいで女性恐怖症になってしまった祐一と、生来の美貌を活かして女装して働く深見が恋に落ち、遠い過去の因縁を乗り越えて幸せを掴むお話です。……と言うと、とてもいい話のように聞こえますが、実際は攻が受をどこまでもどこまでもしつこく追いかけ回す、とっても私らしいお話です。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
攻の深見は生まれつき美貌にも財力にも知力にも恵まれ、人生順風満帆、苦労したことなんて一度も無いくせに、「俺以上に似合う奴なんて居ないから」という理由で女装クラブを経営し、しっかり成功を収めるような男です。仕事も恋人も、やりたいものはやります。見た目は麗しい花でも、中身は肉食獣です。でも好きな人には一途で尽くします。
受の祐一は、長い髪の女に追いかけ回されて殺されるという悪夢を見続けてきたせいで、すっかり女性恐怖症になってしまったのに、王子様のような美形であるがゆえに女性に異様にもてまくり、迫られる可哀想な人です。
深見に惚れ込まれてしまったのは果たして幸せだったのか……。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
女装攻です。受の女装もいいんですが、私は女顔美形な攻が女装して、スカートまくりあげてがっつんがっつん受を攻めまくるのに萌えてしまうんです(笑)。
実際に書くにあたり、女装について色々と調べましたが、私が予想していたよりもずっと深い世界で驚きました。
まだまだ書き足りないので、またいつか機会があれば書いてみたいです。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
忙しさにかまけているうちに、色々なお手入れをすっかりさぼってしまい、女の端くれとしてこれはどうなの、という状態になってしまっているような気がします。きっと深見の方がきちんとお手入れしてますね。今の私を目撃したら、鼻先で笑いそうです…。
あとは、親戚の子(中学生男子)がどうも腐男子の素質があるようなので、もし才能が開花する時が来たら、先達として犬や女装の良さを教えてあげようと思っています。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
新刊を出して頂く前はいつでもはらはらしていますが、今回は特にはらはら感が強いです。女装攻とか、ものすごく手に取りづらそうなタイトルとか、色々と冒険しているので(笑)。葛西先生がとても素敵な女装攻を描いて下さいましたので、ああ女装攻もいいかも、と思って頂ければ嬉しいですね。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
こんにちは、宮緒葵です。いつもお読み下さりありがとうございます。
いつか書きたいと願い続けていた女装攻を、ショコラ文庫さんの懐の深さのおかげで書かせて頂けました。
リアル書店さんではなかなか手に取り辛いタイトルにしてしまいましたが、勇気を出してお読み頂けると幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

編集部からのコメント
宮緒葵先生の渾身のパンチを受けてみよ! という、ショコラでの初文庫です。
女性恐怖症の祐一と女装クラブ経営者の深見の、少し変わったラブストーリー。
普通の恋愛話と思いきや(思わないかな…)宮緒先生ならではの展開に度肝を抜かれてください。
愛あり、女装あり、サスペンス要素ありと、とにかくタイトルにふさわしいインパクトのある素敵な作品ですのでぜひ読んでみてくださいね。
そして葛西リカコ先生の美しいイラストをご堪能いただきたいです!
個人的に、深見の女装バージョンを見た後の、素面時の男らしさ全開に萌えました。
こんなにカッコイイのに女装大好きだなんて、カッコイイ…。
よろしくお願いします!

(c)宮緒葵/葛西リカコ/心交社

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