コミックス『愚か者ども、愛を知れ』（エンターブレイン）3月15日発売
会川フゥ先生の新刊は、3月15日にエンターブレイン「B's‐LOVEY COMICS」からリリースの『愚か者ども、愛を知れ』。リーマンや高校生の、ひと筋縄ではいかないBLストーリーを楽しめます！ それでは「801 AUTHORS 108」67回目のゲスト、会川フゥ先生どうぞ！

Q1. 新刊の紹介をお願いします！
サラリーマンの木野と岩倉、学生の轟木と二ノ宮、小説家のサオダケと学生のリョウの３つのお話が入ってます。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか？
表題作の木野のキャラ設定は「イケメンで仕事も出来てモテモテ」なんですが、プライベートは割と抜けてると言うイメージで描いてました。
仕事中と女の子の前だけかっこつける…みたいな。

逆に岩倉は仕事もプライベートも平均的にこなしていくタイプなイメージで描いてました。
でも他人に深入りしない…みたいな。

あと作中に描くこと無かったんですが２人とも大きい会社に勤めてると言う設定がありました。

Q3. 今作のこだわりポイントを教えてください！
『猫やサオダケと僕』の２話ではサオダケの住んでる家が出てくるんですが、おばあちゃん家のような雰囲気と思って描いてましたので、そこが表現出来てたらいいなと思います。

『轟木の春』では学ラン描くの楽しかった思い出がありますね…。
描くと言ってもほとんど黒ベタなんですけど黒ベタのシルエット好きなので。こだわりということにしといて下さい（笑）。

Q4. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？
今はただひたすらに担当さん・デザイナーさん・営業さん・その他この本に携わって下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
話でもキャラでも、どこか一つでも気に入って頂けるところがあれば嬉しいです！

編集部からのコメント
表題作は勃たなくなってしまったノンケのサラリーマン・木野と、ゲイの岩倉との恋のお話です。なぜか岩倉相手でしか勃たなくなってしまった木野の迷走っぷりが本当におもしろく、ぜひ読んでいただきたいです！
作中でどちらもネコ希望！ みたいなやり取りがあり、なかなか珍しいテイストのお話に仕上がっていると思います。
そのほか、男同士のエッチに興味を持った高校生が、遊び人の同級生とおつきあいを始めるお話や、怪しいおじさんに懐かれてしまった高校生のお話など、バラエティに富んだ作品が収録されています。
会川先生はどの作品を拝読しても、ちょっと変わったキャラクターが魅力的に描かれています。さらにテンポのよいコメディタッチでありながら、恋する気持ちも丁寧に描かれているので、毎回キュンとなります。

(c)会川フゥ／エンターブレイン