つし子先生インタビュー

フェチ×エロたっぷりの飯テロ肉BLをむしゃぶりつくせっ♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2628回
つし子／Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)／G-Lish Comics
コミックス『計画的パブロフメイカー』2月18日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
自身の働くバルの前で焼かれる肉を物欲しそうに眺める学生・宇野沢瑛士に思わず声をかけてしまった篠島晶。それからプライベートでも料理を振る舞うようになった晶はある日、瑛士のお腹を満たす交換条件として「思いきり噛んで欲しい」とお願いをする。純粋な食べさせたい欲が満たされるのと同時に、ひた隠しにしてきた〝食べられたい欲〟にも火がついてしまったのだ。食事の度エスカレートする行為に確かな快楽を感じ、手放せなくなっていた晶は自分の痴態に興奮し立派に成長した瑛士にご奉仕フェラをして罪悪感に蓋をしようとするが、瑛士はさらにアナルを舐めてきて…!?

――作品紹介をお願いします
肉バルの料理人をしている晶の前に、ほぼ毎日姿を見せては焼かれる肉をおいしそうに眺める瑛士。瑛士のことが放っておけず、招き入れて料理をごちそうした晶は思わず自分の願望を口にしてしまい、瑛士と互いに欲を満たす関係になっていきます。


――主人公たちはどんな攻×受ですか？
食べるの大好き！ 走るのも好き！ 一直線な大型ワンコ(年下)攻×ゆるふわで世話焼き、自分の欲望がからむと暴走気味な受お兄さんです。


――当て馬や重要な脇役は？
当て馬らしき当て馬は特にいません。脇役の中で唯一名前のある庄内さん(晶の勤める店の店長)は何かとサポートしてくれたので「お世話になりました」と感謝しています。


――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
「食べる」と「食べられる」を主軸にしていますが2人ともやさしい人間なので、極力シリアスな展開にならないように努めました。それと、作中毎回と言っていいほど肉が出てくるのですが「瑛士がよだれを垂らして食べたがるような美味しい肉！」が伝わればいいなと思いながら描きました。


――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
上記の通り、料理に力を入れて作画していると…お腹がすくことです。瑛士と同じように空腹を感じながら頑張りました。
ですが描いているうちに(もしかして私は料理を描くのが得意なのでは？)と気付けたのは良いことでした。
それと晶が大人ゆえに度々後ろ向きな思考になるので、ストレートな瑛士に前を向かせてもらうのですが、担当さんと二人で瑛士の言動について「まっすぐでいて気持ちが軽くなるセリフとは…」とよく相談してました。


――今作にまつわる裏話はありますか？
瑛士は男三兄弟の真ん中で全員スポーツをしていますが、兄…サッカー・瑛士…陸上・弟…野球とみんな競技はバラバラです。そして全員大食漢。さぞかしご両親は大変だと思います(だからか瑛士がよそで晩御飯を食べたり外泊することに関してはわりと放任してます)
晶は専門学校を出てから一時期ホテルのレストランに勤めていましたが「お客さんが食べるところをあまり見ることができない」というフラストレーションを感じ庄内が始めた肉バルに転職…と、入れる隙が無かった背景があります。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
喋りながらの方が手が進むので作業通話は欠かせないのですが、漫画に限らずいろんなジャンルの方とお話しできて刺激になりました。
共有画面で突然始まるらくがき大会やアフレコ大会に息が出来なくなるほど笑って気分転換もできました！


――今、何かハマっていることは？
ここ何年かは複数のスマホゲームに手を出しています。だいたいのゲームで周りの人にすぐ推しがバレます。(筋肉のあるキャラ好き)
あと最近はちょっとずつ香水に興味を持つようになり、作業に取り掛かる前に付けて気分を高めたりします。


――BL作家になったきっかけを聞かせてください
同人誌を描き続けていたところ、ありがたくもお声をかけていただき今に至っています。


――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
本編、描きおろしが終わった時点ではまだ実感が湧かなかったのですが、色校や書影が上がってきてじわじわと「ほんとに書店に並ぶんだ…ほんとに？」と穏やかではいられなくなってきました。舞台に上がる直前で緊張しているような気分です。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
まっすぐ前を向く高校生と後ろ向きな大人、食べたい人と食べられたい人、対極ですがお互いを満たしてあげたいと想いあう2人のお話です。
お手に取っていただけたら、読んで少しでも満たされる気持ちになってもらえたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします！

担当編集より
料理人・篠島晶がお腹を空かせた高校生・宇野澤瑛士に声をかけたところから物語は始まります。
振舞われる肉に豪快にかぶりつく瑛士の姿は、瑛士の食べさせたい欲を満たすのと同時に、ひた隠しにしてきた「食べられたい欲」にも火をつける瑛士のお腹を満たす交換条件として「思い切り噛んで欲しい」というお願いは、首、耳、太もも、乳首…と徐々に大胆になっていって…？

気持ちをまっすぐに言葉と行動で伝えてくる年下ワンコの瑛士に、自分の性癖に気付きながらも “普通” でいようとする下心ありありな晶は終始押され気味…><
その甘酸っぱさや焦ったさにそわそわしたり、相手を想うが故のすれ違いに胸が締め付けられたり… 終始心を掴まれっぱなしの1冊になっています。
恥じらいながらもエスカレートしていく行為に興奮する二人の動物的なSEXも必見!!
そしてそして、毎話登場する美味しそうな食事にも注目して欲しいです。
フェチ×エロたっぷりのつし子先生の初コミックス、ぜひお楽しみください。

コミックス『計画的パブロフメイカー』

特典情報

・初版封入：限定描き下ろしペーパー
・アニメイト：限定描き下ろしペーパー
・中央書店コミコミスタジオ：限定描き下ろしペーパー
・とらのあな：カラーイラスト＆描き下ろし漫画限定両面カード
・電子書籍：限定描き下ろしペーパー

詳しくはG-Lishホームページをご覧ください。

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(C)つし子/Jパブリッシング