永乃あづみ先生インタビュー

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永乃あづみ先生インタビュー 発情が止まらない!? 獣人従者×健気なご主人の甘トロラブ♥ 初コミックス『番になって、ご主人様』

2021/03/13 17:00

獣っぽ顔にキュン! 幼馴染、異種間、年の差、全部詰まってます♥

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2653回
永乃あづみ/オーバーラップ/リキューレコミックス
コミックス『番になって、ご主人様』3月15日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
人間は獣人を飼い、獣人は人間に従う世界。名家の次男として生まれ、孤独な怜次(れいじ)にとっていつも傍にいてくれる獣人の従者・椿(つばき)は幼い頃からかけがえのない存在だった。そしてその想いが次第に恋へと変わっていったある日…怜次は恋する欲望のままにふざけて椿にキスしてしまう。そのキスは椿の欲情を誘い――…。噛み付くような愛撫に、隠していた想いが溢れ出す。身分も種族も全部違う。ドラマティック主従ラブ!

 

――作品紹介をお願いします
人間である怜次と、「世話係」という名目で飼われている獣人椿の、身分違いで種族違いな二人が、少しずつ変わりながら恋をしていく話です。椿の年下攻めです! 今まで隠していた気持ちに触れてしまいすれ違ってしまう、みたいな感じです。獣人×人間で、従者×主人で、年下×年上で、幼馴染です。好きな物詰めました。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
椿は年下です。狼の獣人で、物静かな子です。最初は無表情の設定だったんですけど、気付いたらすごいニコニコしてて表情豊かになってました、キャワです。

怜次は少しツンデレ気味で俺様っぽい感じの子です。怜次は通知表で「授業態度は真面目だけど、時々言葉遣いが気になる事があります。でも本当は優しい子なんですよね!」って書かれる性格です。椿は「一年間よく頑張りました!」って書かれます。

――当て馬や重要な脇役は?
親父です。親父はこの話で悪役になってるけど、別に悪い人じゃ無いよなって思います。私だって同じ立場ならそりゃ怒るよな、と思うし。それに怜次とよく似てます、性格とか。よく似た親子です。あと、ハルコちゃんが愉快です。



――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
描くのが楽しかったのは椿の幼少期と現在のギャップですね。「丸々してきゃわわわ~~なしば犬ちゃんっ!」みたいな椿が、大きくなって凛々しく逞しい狼になるのが、描いていて物凄く楽しかったので、力が入ってると思います。椿は本当に可愛い。孫です。

怜次はツンデレと俺様と常識人の加減が難しい感じで、ツンデレにはしたいしわがままっぽくもしたいけど常識人であれ、みたいな匙加減が細々とありました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
苦労したのはケモ耳と尻尾です。描き慣れている物じゃないというか、半獣人を描く事自体ほぼ初めてだったので、「どう描けばケモの魅力を出せるのかな~」って物凄く悩みました。耳の付け根とか難しかったです。服の構造をどうしよう、とか。

でも、慣れてないからこそ楽しい部分でもありました。なので、苦労したのも楽しかったのもケモ耳と尻尾ですね。あとは二人の幼少期を描くのが楽しかったです。



――今作にまつわる裏話はありますか?
獣人で描こうって言い出したの、担当さんだったんです。連載作品を考える折に担当さんに「獣人どうですか?」って言われて。「無茶を言うわな」と思いつつ考えてみて、でも全然獣人の話が浮かばなくていくつも没にして「私に獣人は描けません」て言おうかと思ってたんです。

でも、お風呂でゆっくりしてる時に突然「主従って良いな」って萌え始めて、そこからはスイスイ楽しく描けて。お風呂で思いついた時は獣人を年上の受けにするつもりだったんですけど、何か年下の攻めになりました。「ご主人様、そんな、おやめください!」みたいな感じの受けを最初は考えてましたね……。



――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
日常の思い出っていうか製作中の雑談なんですけど、三話で怜次が目玉焼きにケチャップをかけてるんですよ。最初「怜次は目玉焼きはケチャップ派です」と言った時に担当さんは冗談だと思ったらしくて笑ってたんですけど、私が「美味しいですよ」って言ったら担当さんに「え…ソースじゃなくてケチャップなんですか?」って感じのリアクションされたの覚えてます。

私はわりと目玉焼きにケチャップかけてるんですけど、オムレツ的な味を求めて食べると美味しいです。黄身は固めに焼くのがコツです。どちらかというと担当さんの目玉焼きにソースの方が「ソース…合うの?」って思ってました。お好み焼きみたいな味でした。



――今、何かハマっていることは?
今すごく小豆ミルクにハマってます。お正月にお汁粉作った時に、「余った小豆どうしようね~」って思って牛乳で割ってみたら物凄く美味しくて。小豆の食物繊維のおかげかどうかは分からないんですけど、便秘が緩和されたような気がします。オススメです。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
小学生くらいの頃からずっとBLが好きで、ずーっと商業でBLを描いてみたかったんです。それで思い切ってリキューレさんに作品を投稿して、描かせてもらえる事になりました。ずっと憧れてた先生と同じ雑誌に自分の名前があるの全然慣れなくて「何で私の名前がここにあるんだ?」って毎回思っています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
読んで欲しいです~~。沢山の方にお世話になった作品なので、ただもう皆の努力が報われて欲しいです。応援してくださった読者の方にも安心して楽しんでもらえるといいな…ってただただ祈るばかり……です。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
私のコミックスを可愛がってあげてください。楽しく読んでもらえたらすごく嬉しいです! ハッピーエンドですので、安心してお読みください! 怜次と椿の恋の行方を楽しんで貰えたら嬉しいです!!



担当編集より
永乃あづみ先生の『番になって、ご主人様』が3月15日にリキューレコミックスより発売です!

永乃あづみ先生のデビューコミックスは【幼なじみ・主従・種族違い】のエモ&ドラマチック盛り! 「硬派で一途な獣人×ツンデレ御曹司」の両片想いラブです。
主人公のご主人様・怜次と獣人従者の椿は幼馴染なのですが、培ってきた信頼関係もあり、お互い情欲や恋心が芽生えてからも、なかなか主従という関係を変えることができません。
そんな二人が発情をきっかけに、恋や愛にじっくり向かい合っていく姿が丁寧に描かれているのが今作です。

恋心を我慢できず、怜次がしてしまったキスがきっかけで二人の関係が一気に変化していく…というドラマチックな展開と恋に向き合っていく二人の気持ちの強さに心を掴まれ、担当も毎話ストーリーに引き込まれ…「二人とも健気で可愛い二人だなぁ」と微笑ましく二人の山あり谷ありの恋路を見守っておりました!
インタビューの通り、永乃先生の萌えをたっぷり詰め込んでいただいていたので、
ぜひカバーやあらすじで「いいな」と思った方はぜひお手に取っていただきたい作品です。

同時収録作品は付き合いたてもだきゅんのあまあま作品♥ 一途で魅力的なカップルたちを応援したくなる作品です、ぜひ楽しんでください!
 

コミックス『番になって、ご主人様

 

特典情報

 

 

★あまあまな二人の日常を描いた全8種★
Renta!&オーバーラップ通販&全国特約店共通:描き下ろし漫画ペーパー
アニメイト限定:描き下ろし4Pリーフレット
とらのあな限定:描き下ろし両面イラストカード
フロマージュブックス様限定:描き下ろし漫画ペーパー
中央書店コミコミスタジオ限定:描き下ろし漫画ペーパー
ホーリンラブブックス様限定:カラーイラストブロマイド
書泉・芳林堂様限定:カラーイラストペーパー
電子書店限定:描き下ろし5P漫画

詳しくはリキューレ広報室
 

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(C)永乃あづみ/オーバーラップ

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