コミックス『犬は甘美な夢を見る』（オークラ出版）5月11日発売
鳶田瀬ケビン先生の新刊は、5月11日にオークラ出版「アクアコミックス」からリリースの『犬は甘美な夢を見る』。1年ぶり、ご自身2冊目のコミックスです！ それでは「801 AUTHORS 108」96回目のゲスト、鳶田瀬ケビン先生どうぞ！

Q1. 新刊の紹介をお願いします！
表題作『犬は甘美な夢を見る』前後編：カジノオーナー×リーマンのハードなバイオレンスラブです。

単行本描き下ろし『ウルフムーンの夜に』前後編：人狼×神父でロマンティック盛り込んだファンタジーです。

他にギャルソンと女装ノーパン…と、それぞれ雰囲気の違うお話が濃縮されてます。
初単行本では、がっつりファンタジーを描き下ろしましたが、今回もこってりファンタジーもの描きました！

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか？
サド、お人好し、しっかり者、いじわる、おバカ…などです。

普段描いた事のないサドな人にチャレンジしてみて、自分でも新鮮な気持ちでした。

Q3. 今作のこだわりポイントは？
そんな新鮮な気持ちで描いたサド攻めの猛々しい姿と、モノ扱いされて泣かされてる受とかです。
つい描きこんでしまう背景のオッサンとか大自然とか、画面の端の方までソウル全開注入で描いております。

あとギャルソンとノーパンは、自分の好きなフェチ的こだわりが全面に飛び出してます。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください！
戦場へ駆る戦士の気持ちで挑んでました。
かっこよく言ってみましたが、ひたすら必死にガリガリ原稿してたと思います。
自分を見つめなおしたり勉強になる事ばかりで、ありがたいです。
近況は友人達と再会する機会があって大変嬉しいです！

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？
2冊目の単行本で、再びの感謝感激と共に増して緊張しております。
出発前のロケットとはこういう感じでしょうか…。
発射の瞬間に全身の毛が爆裂し無残に散っていく…。
それほどの不安と緊張ですが、一生懸命に描いてきた作品たちが形になるのはとても嬉しくて楽しみです。
更に今回の単行本には、帯を描いていただき素敵過ぎて興奮して、はじけ飛びました！

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
初めまして、鳶田瀬ケビンです！
ここまで読んで下さって、ありがとうございます。
少しでも興味を持たれたり、お手に取ってくだされば嬉しいです！
どうぞよろしくお願いいたしますー!!

編集部からのコメント
ケビン先生2冊目コミックスの表題作は、なんと「カジノ」が舞台!!
先生の力強いタッチで描かれる、まるで絵画のような美麗な世界は、ため息が出るほど素晴らしいです。
物語は、お人好しリーマン・小田がカジノを訪れるところから始まります。
カジノオーナー・獅堂と出会い、彼の「所有物」として生きていく事を余儀なくされた小田の苦しみ、悲しみ、そして熱情…。
2人が無意識のうちに互いの想いに触れ、互いを必要としている姿に、希望の光が見えるラストになっています。
さらに、コミックスの帯には蜷川ヤエコ先生の素敵イラスト＆コメントが掲載されております。
皆さん、ぜひ書店でご覧になってください！

(c)鳶田瀬ケビン／オークラ出版