天城先生インタビュー

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天城先生インタビュー 師弟関係に渦巻く淡い恋心と激重執着♥ 小説『落ちこぼれ精霊術士はドSなお師匠様に執着されてたみたいです』

2026/06/22 17:00

激メロドS師匠×不器用健気弟子♥ 甘くて劇的な愛の行く末は…?

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4329回
天城/古澤エノ/aito/ラヴィノベルズ
小説『落ちこぼれ精霊術士はドSなお師匠様に執着されてたみたいです』 6月 6日発売
サイン入りポストカードプレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
覚悟しておけよルイス。――長い時を生きる魔術師が初めて欲しがったのは、ただひとり。
孤児で落ちこぼれの精霊術士・ルイスは、幼い頃に隻眼の魔術師・ゲニウスに引き取られ、弟子として育てられてきた。
不器用で失敗ばかりの毎日でも、ゲニウスのそばにいられるだけで幸せだった。
厳しくて意地悪で、何を考えているかわからないお師匠様。
なのに守られるたび、触れられるたび、胸の奥に隠していた恋心があふれていく。
「お師匠様にとって、俺はただの『出来の悪い弟子』なのに――」
叶うはずのない恋心を隠し、山奥の小屋で賑やかで優しい日々を過ごしていたルイス。
しかし、結界に侵入してきた一人の少年をきっかけに、ゲニウスが王都の遣いに捕縛されてしまい……!?
囚われた師匠を救うため、ルイスは走り出す。その先で待ち受ける、ゲニウスがひた隠しにしてきた「秘密」とは――。
孤独な落ちこぼれ精霊術士が、不器用で一途な最愛の師匠に、誰よりも深く、激しく愛されるまでの物語。

 

――ご刊行作品の紹介をお願いします
この作品は、精霊を上手く操れず『落ちこぼれ』で自信をなくしている主人公・ルイスが、初恋の人である師匠・ゲニウスが囚われたのをきっかけに、力を求め成長していく……という物語です。
エキゾチックな風体の眼帯美形攻め、あまあまな師弟関係、体格差が大好きで、性癖特化で楽しく書かせて頂きました。コミカルな中にちょっぴりシリアスだったり切なかったりしますが、最後は大団円のハッピーエンド確約です!
最高にメロいお師匠様の、重く深い愛をぜひぜひじっくりご覧頂けたらと思います。

――主人公たちはどんな攻×受ですか?
受けのルイスは、元孤児で平凡な18歳の男の子です。家事能力皆無な師匠と二人きりで暮らしているので、家事と料理が得意になりました。頑張り屋でお人好しなところがあったり世話好きなので、師匠が毎日気持ち良く生活できるようにと家の中を整えています。精霊術士の卵ですが、何故か上手く精霊を操れず失敗ばかりして、日々師匠にどやされています。
攻めのゲニウスは、かつて『最強の魔術師』と呼ばれた存在です。年齢は数百歳と言われていますが、今は結界に囲まれた森の中で毎日ぐうたらしています。皮肉屋で意地悪でよくルイスをからかったりしますが、誰よりもルイスに執着し囲い込む系のお師匠様です。魔術師なのに剣術も得意で、そこらの剣士よりもずっと逞しい身体つきをしています。

――当て馬や重要な脇役は?
当て馬は存在しませんが、主人公と常に一緒の脇役として『猫』のエレンがいます。
精霊なのでルイスと意思疎通ができて、よく喋る可愛い猫ちゃんなのですが、ゲニウスとは仲が悪くいつも喧嘩しています。
個人的に、このエレンが肉球でぶにっと人を押し退けるシーンが好きです。怒ったりすると猫パンチが飛ぶんです。とても深い愛でルイスを見守っている精霊(猫ちゃん)です。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
こだわりポイントは、とにかくルイスとゲニウスというキャラクターを読者さんに気に入って貰えるように! と努めたところです。
ルイスは良い子なんですが、「いいこ」ぶりが鼻につくような感じにはしたくなかったんですね。最初は落ち着きがなくて騒がしそうな子だなと思われても、自然に「頑張り屋さんなんだな」と納得して貰えるような人物になるといいなと思って書きました。
また、ゲニウスは『意地悪でドS』というオレ様要素があるので、こちらもやっぱり尊大過ぎて嫌がられないように、行動の端々にルイスへの好意がダダ漏れになるよう気をつけました。そして最後には、ゲニウスがどれだけルイスに執着し、深く重い愛で包んでいるかという点に気づいてもらえるようにと、そこに力を注ぎました。
番外編で攻め視点があるのですが、そこも好きな方に届くといいなと思って書いています。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
楽しかった点は、とにかくもう最高過ぎる古澤エノ先生のキャラデザです!
個人的に大好きな漫画家さんで、決まった時は泣きそうなほど嬉しかったのですが、キャラデザが上がってきた時もラフ時も完成時も、とにかく嬉しくて。悲鳴しか上げてなかったです。
「こんなに格好良いキャラが私の小説に……」と、途中から逆に少しプレッシャーにもなりました。この絵のインパクトに負けないキャラにしなければと何度も演出部分を見直したりしました。
結果、ほどよい緊張感で書けて、良いものができたと思います。

――今作にまつわる裏話はありますか?
この作品はWebで一度連載していたものなのですが、構想の段階では『空っぽ魔術師』というワードが入っていました。魔力を使い尽くしていつもカツカツで『からっぽ』で自堕落になっている魔術師、という。
ですが、アンニュイな感じより『ドSなお師匠様』というパワーワードのがいいな? とひらめいたので、こんな美形のお師匠様に(笑)。オレ様攻めが受けにだけ優しいシチュ、大好きなんですよね。
今度、アンニュイなおっさんは別の作品で書くことにします!

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆中、酷い肩こりと首こりでいつも頭痛がしていました。SNSで流れてきた体操とか飲み薬とか磁気ネックレスとか、とにかく片っ端から試してやっと緩和されてきたところです。
今も壁腕立てとストレッチはやっています。でも、まだ首を回すと生木を剥ぐようなヤバい音がします(笑)。

――今、何かハマっていることは?
香水にハマっています。先日、清水の舞台から飛び降りる気持ちでずっとほしかったブランドの香水を買いました。香水にはなかなかない、ある珍しい花の香りがする香水がどうしてもほしかったんです。
それを買う時、店員さんから「身体につけなくても、日傘の内側やハンカチにつけて香りを楽しんでもいいんですよ」と言われて目からウロコでした。いい香りに包まれていると幸せな気分になります。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
この作品とは思ったよりも長い時間向き合っていて、色々手を加えて試行錯誤を繰り返していたので、やっと完成した! とホッとした気持ちでいます。
結局のところ手直しはいくらやっても終わりがないですし、悩みすぎて作品の魅力を壊してしまうこともあるかもしれない。なので、作者の私が願うことは1つに絞りました。
ルイスとゲニウスが、読者さんに愛されるといいなと。それだけ、願っています。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
2024年の終わり頃にデビューしてから、本作でちるちるさんに登録されている作品は9作目になります。
最初の方から読んで下さっている方には、「成長したな~」と感じて頂けてたらいいなと思います。いつもありがとうございます!
また、今作から初めましての読者さんには、楽しい読書時間を提供できていたら嬉しいです。
1作1作、己の大好きなものをギュッと詰め込んで「こういうのが読みたかった!」と思って頂けるように物語を紡いでいます。
お休みの夜の楽しい読書の時間に、ほっこりした気分になって頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

ラヴィノベルズ編集部より
天城先生のweb発作品『落ちこぼれ精霊術士はドSなお師匠様に執着されてたみたいです』を書籍化させていただきました。

天城先生とラヴィでご一緒するのは三作目になります。
今回の作品も大変おもしろく、また読み応えがありました。
いつも先生の創られる世界観には驚かされます。
どれだけ引出しを持っているのでしょうか…!
そんな先生とお仕事をさせていただけることに幸せを感じております。

『ドSお師匠様』はwebで読まれている方もいらっしゃるかなと思います。
私も連載時読ませていただいており、何度も泣きながらふたりの恋を見守らせていただきました。
ルイスの不器用なかわいらしい恋心にきゅんとし、師匠の愛の深さに感動しておりました。
お師匠様の愛の深さを知るには最後までしっかり読んでいただけたらと思います!

また、古澤エノ先生の表紙や挿絵はとても美しく、素晴らしいのでご堪能いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

小説『落ちこぼれ精霊術士はドSなお師匠様に執着されてたみたいです

 

その他情報

 

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