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 たなと先生 インタビュー(初コミックス)

2013/10/22 17:20

コミックス『スニーキーレッド』(祥伝社)10月25日発売
アンソロジー『on BLUE』での連載時から強烈な存在感を放っていた、ドSヤンキーとドM平凡のボコり愛ラブ! 10月25日、初コミックス『スニーキーレッド』を祥伝社「on BLUE comics」からリリースの、たなと先生。雲田はるこ先生も推薦する、注目の新人です。BLを志したきっかけなんかもうかがっています! それでは「801 AUTHORS 108」217回目のゲスト、たなと先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
マゾな年上フリーターとサドなヤンキー学生、ふたりの変態が暴力を接点にして惹かれあっていく、ボコり愛ラブな物語です。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻の釧路は、金髪の大学生で、受の三崎よりも年下です。ルックスと学歴だけが取り柄のような性質の悪い男…。受の三崎は20代前半、一見普通の「やや無気力なあんちゃん」です。釧路から一方的に暴力を受け続ける事によって、自分の持つマゾヒズムに気付かされてしまいます。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
主人公が強く快感を覚えている状態を、表情だけでみせられないものかと思い、言葉を入れすぎないよう心掛けました。
また、最悪の形ではじまる二人の関係が急激に甘いものにならないよう、気を付けて話を作って行きました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
人が人に対して暴力を振るう瞬間の描写が難しく、とても苦労しました。対して楽しかったのは、主人公の顔に痣や傷跡を描きこむ事でした。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
主人公の三崎の両耳にピアスホールがあるのですが、作中一度もピアスを付けません。その理由は、「穴を空けてみたはいいけれども、俺にはピアスが似合わなかった…」から、という、間抜けなものです (._.)ゞ

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
綿棒で自分の耳の鼓膜を突き破ってしまいました。ええっ、こんなに簡単に破れるもん? と思い、「耳抜き」をしたら、耳から息がドバーッと漏れ、肝を冷やしました…。

Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!
中学生になるかならないかの頃、突然男性同士の恋愛を好きになり(とあるテレビドラマの1シーンが発端だったと記憶しています)、漫画をきちんと1本仕上げたいと思うようになった頃には、頭の中にBL以外の選択肢がほとんどありませんでした…。数回の持ち込みを経て、関東コミティアで創作のBL本を販売していたところ、お誘いを頂き、現在に至ります。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
担当さんならびに本作を描き終えるまでに関わって下さった方々への、感謝の気持ちで胸がパンパンです…。そして、嬉しいながらも、やはり、鬼のように緊張しています!

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
初めまして、たなとと申します。初めての単行本、拙い部分が多々ありますが、少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。暴力がテーマではあるものの、ラブの部分もしっかり(?)ありますので、ぜひご一読頂ければ、と思います。よろしくお願い致します。

on BLUE編集部 担当編集より
デビュー前から注目して応援していらっしゃった、雲田はるこさんと田中相さんから、熱い熱い帯推薦をいただきました。

単行本と同時発売の『on BLUEvol.11』では『スニーキーレッド』のスピンオフを掲載。
次号vol.12(2014年1月25日売)では、特集を組みます。
今年大注目の新人作家さんの創作の秘密を明らかに…!

STORY
「とんだ変態野郎じゃん」

平凡なフリーター・三崎は
タチの悪いヤンキー・釧路に執拗に狙われる日々を送っていた。
会えば顔が腫れるまで殴られ、ウンザリするばかり。

しかしその一方で、三崎の体は
釧路からの暴力で興奮に震えるようなっていく……。
そんな三崎の変化に気づいた釧路は、ある日彼を暴力的に犯して――?

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(c)たなと/祥伝社

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