ドSヤンキーとドM平凡のボコり愛ラブ!

スニーキーレッド

sneaky red

スニーキーレッド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神234
  • 萌×256
  • 萌39
  • 中立27
  • しゅみじゃない52

--

レビュー数
50
得点
1538
評価数
408
平均
4 / 5
神率
57.4%
著者
たなと 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
シリーズ
スニーキーレッド
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784396783372

あらすじ

「とんだ変態野郎じゃん」

平凡なフリーター・三崎は
タチの悪いヤンキー・釧路に執拗に狙われる日々を送っていた。
会えば顔が腫れるまで殴られ、ウンザリするばかり。

しかしその一方で、三崎の体は
釧路からの暴力で興奮に震えるようなっていく……。
そんな三崎の変化に気づいた釧路は、ある日彼を暴力的に犯して――?

表題作スニーキーレッド

釧路春政 タチの悪いヤンキー大学生
三崎隼斗 フリーター

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数50

そうそう特殊な人間ていないよね

 真のSMなのかと問われると、この2人は少し違うように思いました。殴られることで勃起する三崎と、すぐ手が出てしまいがちだったハル。序盤こそ痛々しい描写もあるものの、ハルが心の底から常に誰かに暴力を振るいたいわけではなさそうなのはすぐ察せますし、三崎も優しく抱かれたら萎えるわけでもない。読み進めるほどに、2人が案外普通の人間であることが浮かび上がってくるような展開でした。

 ハルの衝動は主に家庭環境が原因にあるらしく、鬱屈が衝動に繋がっていることは理解できました。ただ、この2人の関係の魅力に浸るには、三崎の心理をもっと理解する必要がある気がします。彼の性的興奮のためには、暴力というのは別にあってもなくても良い程度のものなんでしょうか。殴られようが優しくされようが、相手がハルであればいい? 最初は好きでもなかったハルの暴力に興奮していたけれど、優しく抱かれた時には既にハルに好意もあったから興奮できたということなのかな。せっかくのキャラ設定、特殊な関係性が割とすぐ崩れていくので、もう少し普通じゃない2人の関係を楽しみたかったかも。もちろん2人のちょっと甘い会話なんかには萌えたんですが、次巻では三崎の心の中をもう少し深く覗けるといいなと思います。

0

悩んでしまう……

たなとさん作品を遅ればせながら春から読み始めて
こちらが暴力的な表現があるとの事だったので
ついつい気が引けてしまっていたのですが読みたい欲に負けました。
個人的に暴力って好ましくなくて…。
でも『モーションエモーション』の本多と鈴木が登場してくれたので
そこは嬉しかったです(というかこちらが先なんですもんね)

暴力と言っても、三崎が痛くされて興奮するタイプなんだから
そこに気づいて感じさせてるハルは悪くないのかもしれない。
後々ハルは「もう殴りたくもないし無理矢理もしたくない」と思うくらいだし
行為に意味を考えるほど気持ちが傾いていて
優しく抱いてあげるまでにもなっているので良いはずなんですが
序盤の三崎の振りまわされっぱなしなのがどうしても気の毒になってしまって。
感情のぶつけどころは自分だけにしてほしい三崎は、とてつもない包容力の持ち主で
ハルを拒みきれないのは彼の抱える暗闇を受け止めてあげたいからなのかなぁ。
出逢いが最悪でそこから歩み寄っていくお話は大好物なんですが
やっぱり一方的な暴力が引っ掛かってしまうのです。
でも三崎が無意識に望んでることだし…。
うーん、難しいです……。

1

才能がありすぎる・・

初めて読んだ時に物凄く衝撃を受け、私の心を掴んで離さなかった作品です。
その理由を知る為、何度も何度も読み返しました。

ボコり愛・SMが絡んだお話で、人間の精神的に弱い部分を扱わなければいけないのでエンターテイメントとしてのBLをお求めの方には向かないかもしれません。自分自身を傷つけたいと思ってしまう動物的本能であるべき自己防衛に逆らうのがM、他人を傷つけてはいけない人間的モラルに逆らうのがS、でも、その衝動はお互いに求める相手がいれば愛に変わるんです。

キャラクターの思考や発言が言葉足らずな部分がこの作品の魅力です。

足りない部分はこちらから作品に歩み寄って脳内で補足しないといけません。でもそうする事で作品をより自分の物に出来、自分自身との一体感が生まれるんです。
漫画という媒体はどうしてもインプットに偏りがちになりますが、自分なりに解釈して、自分のものにできるこの作品をデビュー作で描かれた先生の才能にひたすら感銘を受けるばかりです。

また、ひょっとした仕草や口調にキャラクターの個性が現れていて、本当にキャラクターに命を吹き込むのがお上手だな、と思います。

漫画なのに動きや言い方が分かるってすごいな・・。

2

たなとさんに惚れるきっかけになった作品

私はこの作品に出会うまでSMモノやレイプものは苦手でした。暴力を愛で片付けてしまう攻めが好きじゃないというのが大きな理由です。
この作品は愛と暴力のバランスが絶妙。いや、バランスではなくコンビネーションの方が適切でしょうか。しかも、ページが進むにつれ二人の愛が深まっていくのが伝わってきます。
関係性の進展としては早いのですが、それに違和感を感じさせないのがたなとさんの力量だと思います。読者をのめり込ませる登場人物たちの感情の表現が素晴らしいです。しかも、それをモノローグとして語るのではなく、一つひとつの言動から感じさせるのがいい。
続編も満足度が高い作品になっているので、ぜひ読んでみてください。

2

痛々しいけど、ハッピーエンド

表紙が目を引きます!!
赤紫色の痣になってる頬、充血した左目、襟をつかんでる攻めの受け。

表紙から分かる通り、DVモノです。
殴る描写は痛々しいのですが、あまり不快にならなかったのは受けがマゾ性癖持ちかつわりとあっけらかんとした性格だからでしょうか。
出会いがもっと丁寧に描かれていると一層萌えたのですが(出会いは回想だけなのでやや分かりづらい)、…そこだけ残念。
絵は癖がありますが、可愛らしいです。

受けは「顔はやめろって…」と半泣きで訴えますが、顔ばっかり殴るので受けの顔にはいつも痣が。
モブのチンピラは腹とか蹴ったりしてたので、顔だけ狙う攻めはなんか拘りでもあるのでしょうか。

受けとのプレイの一環なら良いけど、このままの行いじゃ攻めはいつか逮捕されちゃうんじゃないかと思って不安だったりします。
幸せに二人でこのまま暮らしてほしいなと思いました。

0

新生BL作家たなと爆誕

ここからたなとワールドが始まった
いやマジでこの人商業BL界を変えたといっても過言じゃないと思う
「BLっぽさ」みたいなのを全部打ち砕いていった
(カワイイ男の子とかカワイイ恋愛とか乙女で可憐なBLが好きな方には申し訳ないが絶対合わないよ)
風景描写とキャラクターの掘り下げが一緒に描き出されていて爽快 無駄なコマがない
ドM受け好きだからたまらんかった
メンタル的な痛みの描写も見事としか言いようがない
心も身体も痛くなるBL 愛だよな!

0

なんだかすっきりしない

久しぶりに読み返してみました。
やっぱり難しいです。

暴力描写が苦手です。無理やり犯すのも。
でも本人が喜んでる?ので読み手は受け入れるしかありませんね。

ドSとドMのボコり愛だそうですが…。
途中から釧路が真正面から目を見てくる三崎に態度を変えて行くのも、これで仲良くなるかな?と期待したらやっぱり三崎の期待に応えてなのかボコりは続き。
でも釧路はなんだかすっきりしないようで。三崎も釧路の過去の恋愛遍歴を気にしたり。

うーん。普通に睦まじいカップルになれないのはなぜなんだろうか。

前半の釧路の暴力や無理やり三崎を犯すのが尾を引き、お付き合いが始まって三崎が釧路に怯えなくなってもなんだかすっきりしませんでした。
きっと深い意味があるはず。評価も高いし。読み解く力が足りないのかも。
でも続きを持ってるので読んでみます。

2

秘め事と日常の両方がキャラクターを作り上げている

ごく普通に生活していた青年・三崎(ミサキ)は、街角でヤンキー風の青年にカラまれ殴られるようになる。避けるべき災難だと理性は警鐘を鳴らすのに、なぜかあのヤンキー青年のたむろすコンビニへ今日も足が向く三崎。そうして幾度となく殴られるうち、ヤンキー青年の放った侮蔑的ひと言でようやく己の性癖に思い至るのであった。

一方のヤンキー風青年・釧路(クシロ)も暴力衝動や不機嫌を自分でコントロールできず、一方的な暴力を標的に叩き込むだけだった。それは単なる憂さ晴らしだと釧路は思っていたが、自分の暴力性を受け止め逃げずにいる三崎に対し、次第に怒り以外の感情が湧き上がってくるのだった。

社会性・道徳性に背を向けたsneaky な衝動で繋がって、ふたりは互いに侮蔑し合っていた。しかし人には言えない恥部・敬遠侮蔑される性質を出会いから剥き出しで貪りあっても、逃げない・壊れないたった1人の相手に、しだいに愛着を抱くようになっていく。

暴力をふるう者とふるわれる者の関係から始まった男どうしの恋愛ストーリー。なんだかマニアックすぎて無理・・と思われそうだが、この著者「たなと」氏は日常会話やその風景を描き出すことに長けた作家。特殊な性癖や性質の描写以外は、意外にも共感を抱ける、カラッと陽性の日常が広がっている。このドMの主人公は一日中性的な妄想をしている訳ではなくて、普通にバイトして友達づきあいして家族孝行している。秘め事と日常の両方がキャラクターを作り上げている。それが一般的な作品に無い、たなと作品の優れた点だと思う。

またゲイの自覚ない青年たちが、男同士で性行為をするに至るそのきっかけをこのように設定し、ストーリーのなかで互いの重要性をしっかりと構築したところも、この作品の優れたところ。「必然性」を考え抜いた、知性の働きを感じる作話。
「当然のようにラブラブ」のカップルは出てこない。ハッテンで出会ったとかもナシ。ノンケの男子たちが、相思相愛になるまでの道のりを、その理由を、その心理を、つぶさに描き出すのが、たなと作品の真骨頂。

痛々しいラブストーリーは嫌いだったのだが、本作はよくある「病み系」の話ではなく、人間再生の物語であることが2巻ではわかってくる。(全2巻)
かたや親兄弟にも見捨てられた精神的捨て子の釧路が、新たな精神的家族をきずいていく過程が沁みる。変にドラマチックだったりヒューマニズムっぽくなくて、淡々と日常を積み重ねて描き出すたなと節が生きている。暴行が縁で知り合ったふたりだけど、それも2巻の結末には驚きの解決法を編み出してしまう。真面目に建設的で、そこまで考え抜いた作者に感心した。
いま一番ハマっているBL作家なので、褒め言葉しか出てこなくてすいません。

3

ボコり愛として見なければ良し!

丸々一冊表題作、たっぷり読めます。
試し読みで数ページ読んで面白そうな題材だったことや暴力表現が好みだったので購入しました。

正直、宣伝文句の「暴力」が前に出過ぎてて勿体無いなという印象。
折角二人の関係が変化して行く様を丸々一冊書ける作家さんなのに
暴力というものが飾りのようになっているなと感じました。
絵柄の良さと味があるので、まとまりよく描けてしまっているだけに
「暴力」をキッカケにこの作品に出会ってしまったが故に「暴力」である必要性が欲しかった。
暴力ではなくて二人の人間関係に重きを置いて打って欲しかったなという印象。
ボコり愛としては、ちょっと色々納得がいかないかも。
でも作品としてのクオリティは間違いなく素晴らしかったです。

1

何度も読み返す

絵柄も扱ってるジャンルも特殊なので読みやすくはないです。
言葉尻が途切れたり、かなり前に書かれていることを指したり、相手の感情を憶測して進むところもあるので、気づくと「お、なんだどした?」的な展開になっていたり。
でもほんっっっっとうに面白い…!
読み返すほど良いです。
三崎くんとハルの相手への思いが変化していくタイミングとか暴力の必要性の変化なんかがそれぞれ実に絶妙なんです。
読むたび三崎くんとハルの関係性が変わっていきました。
1巻はまだ2人の関係がようやくまとま…った?ぐらいまでなので読み込むと2巻をがっつり楽しめると思います。

4

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