木梨スズコ先生インタビュー

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木梨スズコ先生インタビュー 独占欲強め一匹狼×抱え込みがち美人の青春ラブ♥ コミックス『黒瀬くんと高嶺くん―生徒会長、強面男子に迫られる―』

2026/05/07 17:00

じれったい距離感と、ふとした瞬間のときめきが眩しい――

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4294回
木梨スズコ/eBookJapan Plus/BLfranc
コミックス『黒瀬くんと高嶺くん―生徒会長、強面男子に迫られる―(合本版)』 4月24日発売
サイン色紙プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
美麗な容姿と生徒たちの信頼を集める生徒会長・高嶺くん。ある日、先生に頼まれて気難しく不器用な強面男子・黒瀬くんの面倒を見ることになった高嶺くんは、次第に彼に心を惹かれていく。黒瀬くんの真っ直ぐな言葉や、不器用ながらも一途な想いに戸惑いながらも、互いを知るごとに距離を縮めていくふたり。日常のささやかな時間から、深まる気持ちと想いの告白まで―胸が温かくなる学園ラブストーリー。

 

――ご刊行作品の紹介をお願いします
「黒瀬くんと高嶺くん」は、対照的な二人の距離が少しずつ縮まっていく様子を描いた作品です。一匹狼で問題児扱いされている黒瀬と、誰にでも優しくて周囲から好かれている優等生高嶺。一見交わらなそうな二人なんですが、ある出来事をきっかけに関わるようになって、そこから関係がゆっくり変わっていきます。
高嶺は〝いい人〟でいようとするあまり自分を後回しにしがちで、黒瀬は人と距離を取るのが当たり前になっているタイプで。そんな二人がお互いの内側に触れていくことで、それぞれの見え方が少しずつ変わっていくのが見どころかなと思います。
派手な展開というよりは、ちょっとしたやり取りや表情の変化、距離感の揺れ、じれったさやもどかしさを楽しんでもらえたら嬉しいです。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
黒瀬は、無愛想でコミュ障気味で、周囲に距離を取られがちな一匹狼タイプの攻です。本人も人と距離を取るのが当たり前で、あまり感情を表に出さないんですが、実は一度懐に入れた相手には独占欲も強めな一面があります。言葉が少ないぶん、行動で示すタイプというか、わかりづらいけど重い、みたいなところがあるかなと思います。
一方の高嶺は、誰にでも優しくて周囲から好かれる受です。いわゆる〝いい子〟で、空気も読めるし人当たりもいいんですが、その分、自分の気持ちを後回しにしてしまうところがあって。周りに合わせるのが上手い反面、本音を出すのがあまり得意じゃないタイプです。
そんな二人なので、黒瀬の不器用ながらもまっすぐで少し強引な部分と、高嶺の受け身で抱え込みがちな性格が噛み合って、少しずつ関係が変わっていきます。
表面的には穏やかなんですけど、内側ではちゃんと感情が動いている、みたいな関係性ですね。



――当て馬や重要な脇役は?
当て馬といえるかはわからないのですが、高嶺の後輩とのやり取りで黒瀬と高嶺の関係性を可視化できるようになっていたり、高嶺のようないい子を嫌う人も勿論いるので、揉め事に発展するような脇役がいます。それが二人の関係をぐんと進めるためのきっかけにもなっているので、是非見て頂けると嬉しいです。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
この作品では、二人の〝距離感の変化〟を意識して、大きな出来事というよりは、感温度みたいなものが少しずつ変わっていくことで、関係が進んでいくような作りになっています。
特に力を入れたのは、黒瀬が高嶺に対して踏み込んでいくシーンです。出会って間もなくて人と関わりを持たないタイプなのに、高嶺には強引に迫ったりとか。黒瀬が高嶺に近づいたり、独占欲が出てしまったりする瞬間は、表情や仕草でしっかり伝わるように意識しました。セリフが少ない分、行動で感情が見えるようできたらと思って描いていました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
一番苦労したのは、やっぱり〝感情の変化をどこまで言葉にするか〟のバランスでした。
セリフで説明しすぎないように表情や間だけでどこまで伝えられるかはかなり悩みました。少し削りすぎると伝わらないし、逆に足しすぎると野暮になってしまうので、その塩梅を調整するのが難しかったです。特に黒瀬はあまり喋らないキャラクターなので、心情を直接言わせずにどう見せるかなどが難しかったです。
一方で楽しかったのは、二人の距離が少しずつ縮まっていく過程を描いているときですね。高嶺が黒瀬と関わる中で少しずつ優等生としての肩の力が抜けていく感じを描くのは楽しかったです。


――今作にまつわる裏話はありますか?
裏話といえるかなのですが、黒瀬は他人に無関心なタイプですが、好きになるとその反動なのか独占欲は強いし接触もグイグイいきます。二人きりの時も淡白ではなく分かりやすくイチャイチャしたがるので高嶺は印象の違いにびっくりしたりします。でもそれも満更ではなく思ってるのでお似合いの二人だと思います。



――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
描き終わりに近づくにつれて、「この二人のこの距離感を描くのももう終わるんだな」と言う寂しくなったのを覚えています。
二人がくっついた後の学校生活やデートなど描きたいなと思うエピソードもあるので、もっと長く二人を見ていたいですね。あと高嶺くんの方が嫉妬するエピソードとか。あまり嫉妬するイメージのない子なので、ヤキモチ妬かせたいです。
思い入れのある作品になったので、二人の空気感が残せていたら嬉しいです。

――今、何かハマっていることは?
甘い物が好きで、特に抹茶パフェが好きで休日暇があればとりあえず抹茶パフェを食べに行ったりしています。お気に入りのお店があって頻繁に伺うのでちょっと恥ずかしいぐらいです。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
もともとBL作品が大好きなのと、小さい頃から漫画を描きたいという思いがあったので、単行本にして頂き、とても嬉しいです。
はまったキッカケは大好きな作家さんがいて、感情の揺れを丁寧に描いている作品に出会ったことでした。
二人の関係が変わっていくような描写に強く惹かれて、もともと人の内面や、言葉にならない気持ちを考えるのが好きだったので、自分もそういう作品を描いてみたいと思うようになりました。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
初めての単行本ということで、こうして一冊の形にしていただけたこと、そして手に取ってくださる方がいることに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまで描いてこられたのは、作品を見つけてくださった読者の方や、関わってくださった方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
黒瀬と高嶺の関係は、少しずつ距離が変わっていく過程を楽しんでいただけたらと思います。読んでくださる方それぞれの中で、「このシーンが好きだな」と思ってもらえる瞬間があったら、と願っています。
この一冊が少しでも楽しんでいただけるものになっていたら、とても嬉しいです! これからも二人を見守っていただければ黒瀬くんと高嶺くんも私もとても幸せです。
このような場をいただき、本当にありがとうございます。


――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
この作品を見つけてくださって、本当にありがとうございます。
BLが好きな方に届く場所で、こうして作品を読んでいただけることがとても嬉しいですし、感想や反応を通して作品が広がっていくことに、日々励まされています。
「黒瀬くんと高嶺くん」は、じれったさや、ふとした瞬間のときめきを楽しんでいただけたら嬉しいですし、どこか一つでも「好きだな」と思ってもらえるシーンがあれば、とても幸せです。
もしよろしければ、感想なども気軽に共有していただけると、今後の制作の大きな励みになります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!


◆担当編集より
BLfrancとして『黒瀬くんと高嶺くん―生徒会長、強面男子に迫られる―』電子単行本(合本版)のPRをする機会をいただけて光栄です。

本作は、ふたりの距離が少しずつ近づいていく過程と、その裏にある感情の揺れ動きがとても丁寧に描かれている作品です。何気ないやり取りや視線ひとつにも意味が込められているので、「今このふたりはなにを思っているんだろう」と想像しながら読んでいただけると、より深く楽しめると思います。

どのシーンも印象的ですが、個人的にはふたりの関係性が大きく動く場面が特に好きです。言葉にしきれない想いが滲み出ていて、思わず胸がぎゅっとなりました。先生の繊細な心理描写と空気感が本当に魅力的なので、ぜひふたりの〝甘くて少し苦い関係〟を最後まで見届けてください。

eBookJapanでは、1話まるごと無料配信中ですので、ぜひお試しくださいね。

 

コミックス『黒瀬くんと高嶺くん―生徒会長、強面男子に迫られる―(合本版)

 

特典情報

 

・全書店共通特典:描きおろし漫画6P
・ebookjapan限定特典:描きおろし漫画3P
・コミックシーモア限定特典:描きおろし漫画1P

 

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