06/25 下崎先生インタビュー 俺様好色×皮肉屋おじさん!妖怪同士の執着ラブ♥ デビューコミックス『白と黒 -妖蛇と身代わりのつがい-』上下巻
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2026/06/25 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4331回
下崎/CLAPコミックス/KiR comics
コミックス『白と黒 -妖蛇と身代わりのつがい-』上下巻 6月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
人間と妖怪が共存する世界。
『白と黒』と呼ばれる便利屋の妖怪二人組が、
町の大小の問題を解決して暮らしていた。
白の妖怪・白露(はくろ)は、番から精を与えられなければ生きられない体。
かつて人間だった黒の妖怪・阿久爾(あぐに)は、
孤児だった自分を拾ってくれた白露の前の番から
心臓と“もう一つの性”を託され、
妖怪として白露の新たな番となった。
けれど、白露の心はいまも前の番に囚われたまま。
体は重ねても決して心は交わらない、身代わりの契り――。
そんな二人の前で、妖怪たちの失踪事件が相次いで……?
無自覚執着の俺様妖怪×両性具有の半妖伴侶
100年越しにこじれてもつれる、極上のすれ違いBL!
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――ご刊行作品の紹介をお願いします
好色絶倫な蛇の妖怪・白露(はくろ)と、彼の番である両性具有の妖怪・阿久爾(あぐに)の話です。
白露は番(つがい)から精をもらわなければ生きていけない蟒蛇(うわばみ)と言う種族の妖怪です。
精をもらうと言うのは性行為をすると言う事、つまり番となるのは当然女性。しかし白露の側にいるのはどこからどう見ても男の阿久爾。
実は阿久爾は白露の前の番である女性から力を授かり、身代わりのような形で白露の番となりました。そして両性具有となったのです。
このお話はそんな複雑な関係の二人が便利屋としての仕事をしつつ、お互いの存在に向き合っていく話です。

――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻めの白露は白の妖怪と呼ばれており、好色で派手好き、純粋な妖怪なので他人の気持ちに鈍く若干デリカシーに欠けてます。
気分屋で、自分の気が乗らなければ仕事をほっぽり出す事もしばしば。お世辞にも良い奴とは言えません。
しかし自分の大事な物が他人に奪われたり傷つけられたりするのは我慢ならず、それらのためなら命も掛けれる気概も併せ持っています。
一方、受けの阿久爾は黒の妖怪と呼ばれ、黒髪に黒い着物と地味な出で立ち。
しかしよく見ると背が高く顔も男前で自身の知らないところでは女性にモテモテだったりします。
性格は真面目で誰に対しても誠実、理不尽な事が許せません。しかし案外皮肉屋な部分もあります。
不真面目で自由奔放な白露に振り回されてつつも尻に敷くところは敷く、気の強い女房のような存在です。

――当て馬や重要な脇役は?
このお話には『姫』と呼ばれる、白露の前の番であり元主人である女性の妖怪の存在が大きく関わっています。
既に亡くなってしまっている彼女ですが、白露にとっても阿久爾にとっても彼女は大きな存在で、それ故にお互いの心に大きな影を落とす存在ともなっています。

あと斎(いつき)と言う二人の古い知人的な立場の存在が出てくるのですが、これはただの見た目の話なんですが完全に趣味です。目隠れ髭はいいぞ! 
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
この二人、外見は阿久爾の方が年上ですが、実際は白露の方がずっと年上という、見た目は年上受け、しかし本当は年上攻め。
作中の回想では阿久爾は少年期から青年期、おじさんへと容姿が移り変わっていきますが、白露はずっとそのまま。
こういう見た目と年齢がちぐはぐなところは異種間BLの旨味だと思います。萌えます。

そして一番は「ふたなりおじさん受け」というところですね。
自分がおじさん受け好きと言うのもありますが、見た目は白露より年上で男らしい阿久爾に実は女性の部分がついていて、
あんあん鳴かされているというギャップです。萌えますね。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
長い連載作品を描き切るのは初めてだったので、とにかく毎話試行錯誤の日々でした。
慣れない連載当初はなかなかネームを上げることが出来ずご迷惑をお掛けしたこともしばしばです。1話まるまる描き直したりもしましたね。
結果的に個人的には納得のいくお話に出来たので、良かったと思います。
――今作にまつわる裏話はありますか?
もともとこの二人は一次創作のキャラとして描いていた二人でして、
この話では入りきらなかった世界観だとか設定だとかがたくさんあったりします。
そう言うのは今後は個人的な商業外の部分で描いていけたらな~と思います。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
漫画執筆は本業の合間にやらせていただいてるんですが、さらに別作品と並行しての執筆だったので、
更新スピードの遅さのわりにやたらと慌ただしく日々が過ぎていった思い出です。そのうえ同人活動まで…あの頃は体が3つ欲しかったですね。
その時じゃないと描けないものもあったと思うので後悔はしてません。
が、今後はもっとスケジュールに余裕を持つべきだと自分でも思います。時間かかってすいませんでした。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
元々趣味でおじさん受け創作BLばかり描く妖怪としてネットで漫画や妄想を垂れ流していたのですが、
どういうわけか出版社さんからお声がけいただき、おじさん受けしか描けない商業BL漫画家としてデビューさせていただく事となりました。
子供の頃はうっすら漫画家に憧れてたりしましたが、なれるわけねえやと早々に諦めていたので、
漫画家と言う肩書きを得た今、人生何が起こるかわかんねえなという気分です。未だに実感がないです。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
とにかく読んで欲しい。楽しんで欲しいです。
あわよくば、おじさん受けっていいな…と思ってもらえれば嬉しいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで見てくださりありがとうございます。
まだまだ未熟者ではありますが今後も頑張りたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
担当編集より
下崎先生の記念すべきデビューコミックス、満を持して上下巻同時発売決定です!
本作の主役は、享楽的で気まぐれな白露と、誠実でしっかり者の阿久爾。
人の心がわからない妖怪と、人だった頃の心が残る元人間の妖怪——。
そんな対照的な二人が、望んで結ばれたわけではない【身代わりの番】として
互いの存在とどう向き合っていくのか。
読み応えたっぷりのストーリーと細やかな感情描写が、
和筆を運んだかのような艶やかさと迫力を併せ持つ筆致で綴られます。
ふと差し込まれる、息の合った夫婦漫才さながらのやりとりも本作の大きな魅力です!


そして、上下巻あわせて27ページにも及ぶ描き下ろしも必見…!
下巻には、白露と阿久爾という組み合わせだからこそ叶う、
ここでしか味わえない特別な睦み合いが待っています♡
噛み合わないようでいて、少しずつ歩み寄っていく二人。
永いすれ違いの果てに何を見つけるのか、
下崎先生が愛情を込めて描き上げた物語の結末を、ぜひ見届けてください!





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(C)下崎/CLAPコミックス
