鳩村衣杏先生インタビュー

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鳩村衣杏先生インタビュー 家主はゲイ!?暮らし始めた元リーマンは… 小説『八木沼酒店にロマンスは売っているか?』

2014/04/22 17:00

商店街の兄貴的酒屋の店主×生真面目で眼鏡&天然な元リーマン!
会社を早期退職し、八木沼酒店の二階で新生活をスタートさせた敦哉。家主の八木沼はゲイで、生真面目な眼鏡のサラリーマンがタイプと聞き警戒を強めるが……。「天然が最強」を持論とする鳩村先生が、“今回はその天然受に「天然ではないこと」をやらせてみました”という新刊! 『八木沼酒店にロマンスは売っているか?』が4月24日に発売です。 それでは「801 AUTHORS 108」第330回、鳩村衣杏先生どうぞ!

Q. 新作の紹介をお願いします!
商店街のはずれにある酒屋が舞台です。同居じゃないけど、同居に近い。同僚じゃないけど、それに近いこともさせられる。そんな中で熟成(?)していく恋模様です。

Q2. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻は酒屋の頑固な若店主です。こだわりの日本酒ばかり集めた店を経営し、商店街の兄貴分。もしかしたらツンデレ? 
受は酒屋の二階に間借りする、生真面目な元リーマン。眼鏡と天然がチャームポイントです。思い込んだら、まっしぐら!
というわけで、どっちも「熱い」性格なんですが……かみ合ってない……。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
受が「下戸」というところでしょうか。それが2人を結び付けようとしたり、離そうとしたり、艶めかしい場面につながったりします。また日本酒の愉しみ方にもちょこちょこ触れていますので(ずいぶん飲みました!)、実際に参考になれば嬉しいです。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
常々「天然が最強」を持論としていますが、今回はその天然受に「天然ではないこと」をやらせてみました。でも、攻はそれが天然かどうかわからないので、さらに混乱していく…という展開が、書いていて楽しかったです。あとは……やっぱり商店街ですかね。なんでこんなに好きなんだ、商店街が。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
家のリフォーム工事をやっている中で執筆してました。音や木埃、すきま風に悩まされましたが、3日で慣れました。人ってすごいですね(ワタシが鈍感なのか)。大工のおじさんとも仲良くなりました。引っ越しする勢いでいろいろな物をかなーり処分したこともあり、すっきり&きれいな家になって、今は快適です。

Q. 今、何かハマっていることは?
ピラティス! もうじき丸2年になります。凝りやむくみが激減し、体型も歩き方も変わりました。今日も先生にあれこれ質問していたら、「同業者と話してるみたい」と笑われました。毎日少しずつ、内側から身体の変化を実感できるところがめちゃくちゃ楽しいです。すっかり「自分の肉体オタク」……。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
早く伊東七つ生先生のステキなイラストがついた現品がほしい!です。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつもありがとうございます。ちるちるさんに寄せられる感想は「うわ、ほんっとにしっかり読んでくださってる!」と思うようなものばかりで、感動しています。地味な作家ですが、これからもよろしくお願いいたします。

担当編集からのコメント
受の敦哉はお酒を一滴も飲めない下戸。しかも真面目が服を着て歩いているような無自覚イケメン。ときおり出てくる一撃必殺の天然発言に八木沼さんもノックアウトされてしまったのでしょう…(ちーん)。読むと、商店街に買い物に行って、誰かとシェアハウスしたくなるような庶民派ラブです。

特典情報
ホーリンラブブックス メッセージ入りイラストカード

(c)鳩村衣杏/伊東七つ生/二見書房

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