海原透子先生インタビュー

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海原透子先生インタビュー マフィアの首領×高校生! 海外で媚薬、陵辱、監禁の果てに!? 小説『帝王と薔薇の花嫁』

2015/01/16 17:24

お前は俺の花嫁だ。夜毎その身体に快楽を刻み込まれて…
高校生の米倉光紀はヨーロッパで語学留学中、マフィアとのトラブルに巻き込まれ絶体絶命! しかしそこに、思いもよらなかった救い手が現れます。秘密の薔薇園で、一度だけ出会った仮面の男……。ただ、安心もつかの間、男は実は、マフィアを統べる“帝王”ベルナルドだったのです! 1月19日発売、海原透子先生の新刊『帝王と薔薇の花嫁』。ベルナルドの素顔を見たために、自由を奪われた光紀の運命は!? それでは「801 AUTHORS 108」第524回、海原透子先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
舞台はヨーロッパの架空の国。語学留学中の高校生が、裏社会に君臨する“帝王”に媚薬を盛られた身体を奪われ、豪奢な屋敷に囚われ、「お前は私の花嫁だ」と夜毎その身体に快楽を刻み込まれて――というお話です。
マフィア、媚薬、陵辱、監禁……と設定はわりとダークなのですが、後半は甘々成分多めでお送りしています。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
攻のベルナルドは、26歳。裏社会で絶大な力を誇る、マフィアの“帝王”です。見上げるような長身に、知的なブルネット、鋭いブルーグレーの瞳。性格は強引で冷酷、なぜか受に強い執着心を見せます。
受の米倉光紀は、高校3年生。薔薇の育種家になりたいという夢を親に諦めさせられ、無力感を抱いたままグラームズ王国へ語学留学に来ています。優しい顔立ちに潤みがちな瞳、華奢な身体つきながら、薔薇のためならベルナルドに意見できる芯の強さや、辛い境遇になっても薔薇を愛でる健気さを持ち合わせています。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
攻が、受の無垢な身体を快楽で支配してしまうところです。過酷なほどの愛撫に抗えない受と、そんな受を抱くうちに少しずつ変わっていく攻の眼差し……その変化が自分的に一番の萌えポイントだったので、頑張りました! 

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
声フェチなので、攻の深みあるバリトンボイスを描写するのが楽しかったです。ちょっとしつこいくらいに言葉責めさせてしまったかも……でも反省はしていません(笑)。
地味に時間がかかったのは、秘密の薔薇園の植栽です。ロマンチックな薔薇園になるよう、何度も書き直しました。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
最初は攻が薔薇を愛する王子様設定だったのですが、仮面という小道具を与えたところ、どんどんダークサイドに堕ちていき、とうとうマフィアになってしまいました。
担当さんが一緒になって盛り上がって下さらなければ、丸ごとボツにしていたかもしれません。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
友人がペンケースをプレゼントしてくれたのをきっかけに、持ち歩き用の文房具を一新しました。それまでは学生時代の古いものを適当に使っていました。根が貧乏性なんです……。
でも可愛いボールペンやシャープペンシルを買ったら、使うたびに気持ちがアガり、気のせいか原稿も進むようになりました! もっと早く買い換えればよかった……。

Q. 今、何かハマっていることは?
探偵と医者が出てくる某BBCドラマにハマったので、なるべく英語に触れるようにしています。と言っても、DVDを英語字幕で観たり(当然ついていけません)、インタビューを聴いたり(いつも途中で断念……)するくらいですが。いつか英国にロケ見学に行くのが夢です。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
読者さま始めいろいろな方の支えがあって、2015年もこうして素敵な本が出せて……感謝の気持ちでいっぱいです。また、イラストの周防佑未先生が理想以上に格好いい&可愛い2人にして下さったので、中身が果たして追いつけているだろうかと、ドキドキしています。表紙で受がここまで脱いでいるのも初めてなので、そういう意味でも緊張しています(笑)。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
こちらでは初めまして、海原透子と申します。インタビュー、読んで下さりありがとうございます。
ダーク攻がお好きな方にも、甘々ハピエン好きな方にも、楽しんで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

担当編集より
華やかな世界観と激しいエッチシーンで新境地を開いた海原透子先生。
今回のお話の攻は、グラームズ王国の七大マフィアを支配する誇り高き首領(ドン)『帝王』ベルナルドです。
普段は仮面で顔を隠す、謎めいた冷徹な男性が、まだ高校生の光紀の初心な身体を、熱く激しい愛撫で踏み荒らし、「自分だけを見ろ」と束縛する…それが最高の読みどころです。ドラマティック&ロマンス。極上の愛と官能を、ぜひ味わってください。

(c)海原透子/周防佑未/Libre Publishing

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