(闇)ただ一度 抱かれた夜を 生きがいに
(光)「君も飲む?」 飲み口越しに 間接キス
(光)もぅ2度と 離さないよ 君の手を
(光)「好きなとこ 両手じゃ足りないよ 全部聞く?」
(光) 今日明日と 両親不在を ほのめかす
(光) かき氷 赤く染まった 唇に
(闇)笑う君 微笑む相手は 俺じゃない
(闇)「誰ですか?」 目覚めた君の 第一声
(闇)抗えない ヒートの熱に 浮かされて
(光)秘めてきた 想いがキスで 通じ合う
(光)ゆっくりと 項の噛み痕 なぞる指
(闇)涙して 裾掴み乞う 「一度だけ」
(光)手料理に 目を輝かす 愛し君
(闇)幸せを 異性と結ぶ 君の式
(光)しのぶれど 黒板よりも 君を見る
(闇)魘される 君の夜明けに なりたくて
(闇)「覚えてて」 最期のわがまま 僕の願い
(光)決めたんだ 君の笑顔を 忘れない
(闇)綺麗だと 汚したくなる 俺のサガ
いつの日か 私があげた あのマフラー
(闇)昼休み 空き教室で 泣きじゃくり
(光)一緒なら どこだって行ける 手を繋ぎ
(光)保健室 カーテン開けたら 君がいた
(光)水着買い 初めて披露 あの人に
(光) 夕立に 濡れた髪を かきあげた
(闇)「もうイヤだ」飛び出した部屋 脱げる靴
(光)あと少し 赴任先から 帰る君
(闇)暗い部屋 他人(ひと)との関わり 諦めた
(闇)汗が落ち 背中に握る プレゼント
(闇)俺残し お前は遥か 空の果て
(闇)君がいない 部屋の広さに 慣れてきた
(闇)ビッチだと 誤解解かずに 今日も啼く
(闇)命令と いう名の非道な 暴力に
(闇)「捕まえた」 もう逃げられないと かけた鍵
(闇)抵抗を しても無駄だと 囁く声
(闇)涙ぐみ シルバーリング はずす君
(闇)お前とは 身体だけだと 突き放され
(光)「こっち来て?」 甘える君は 猫のよう
(闇)月明かり 体弄る 見知らぬ手
(闇)愛撫する 手には指輪が 光ってる
君は言う 僕の首に 手をかけて