(闇)「誰ですか?」 愛する君が 記憶なし
(光)初キスに 照れたその顔 尊くて
(闇)残業と 言う名の逢瀬 重ねては
(闇)「やっぱ無理」 ベッドの上で 告げられて
(闇)思い出に 一夜限りの 夢を見た
(闇)昔から 叶わぬ願い 俺を見て?
(闇)いつだっけ? 最後に見えた 空の青
(闇)ストーカー 君の隣は 僕のもの
(闇)ガチャガチャと 軋むドアノブ 響く怒声
(闇)疲れたな いつも好きなの 僕ばっか
(光)バレンタイン 今年こそはと 胸弾む
(闇)焼け落ちる やかたの中に 君の影
(闇) ハジメテは 貴方が良かった そう嘆く
(光) 汗つたい キスをする間も 蝉の声
(闇) 許さない 愛していると 言ったのに
(闇)降り積もる 雪が真っ白 キレイだね
(光)関係なし 愛の前では 種族さえ
(闇)「愛して」と 誘うキミの 淫靡さえ
(闇)叶わない 夢と諦め 目をそらす
(闇)愛してる 上手く言葉に 出来なくて
(闇)愛しても 君の心に 届かない
(光) 今日こそは 自転車飛ばし 君のもと
(闇)本当だ 初恋なんて 実らない
(光)寒いねと 笑う君の手 そっと取り
(闇)Subなんて なりたくなかった 嘆くキミ
(光)「大好きです!」 叫んだ言葉に 笑うキミ
(闇)もう会えぬ 最後に見えた 君の影
(光)「いつかはさぁ!」 並べた肩に みる未来
(光)にっこりと 荷物受け取る 受けの顔
(光)光射す 二人の愛の巣 今日からは
(闇)「愛してる」 言われた相手 アイツかよ
(闇) 「君は誰?」 目覚めた君は 僕を忘れて
(闇)どうしても 子供が欲しいと 君は去る
(闇)夕焼けに染まる寝顔へ口付けた
(闇)一人きり 呟くごめんは 届かない
(光)愛妻家 子煩悩だと 噂され
(闇)朝陽射す ベッドに残る 移り香に
(光)朝日差し 瞳に映る それは僕
(闇)もういない わかっていても 君を待つ
(光)明るいと イヤだという君 頬を染め
(闇)君の熱 残りし椅子に 頬あてる
(光)耳元で 愛していると 囁かれ
(光)背伸びして 君の唇 近づいた
(光)ここにいる 僕を抱く腕が そう語る
(光)抱きしめる 確かな温もり 永遠に
(光)好きだよの 言葉に頬を 染める日々
(闇)最後にと 抱きしめられた あの夜が
(闇)初恋の 君はベータで 番えない
(闇)愛しいと 口にできぬ もどかしさ
(光)はじめては 君に捧げた 夏の夜
(光)思い出す 俺とお前の 初体験
(闇) 朝が来て 大きいベッドに ただ1人
(光)むず痒い クールな彼の 初嫉妬
(闇)ヒートきて 憎い敵の うなじ噛む
(光) 寒いねと 握りかえす手 あたたかく