特典

  • 触れて感じて、堕ちればいい 出版社ペーパー 堕ちた先には

触れて感じて、堕ちればいい 出版社ペーパー 堕ちた先には

furete kanjite ochirebaii

商品説明

文庫発刊記念・フェア店購入特典書き下ろしSSペーパー
A4版にて本編後の尚晴がコワい体験をするお話です。

作品情報

作品名
触れて感じて、堕ちればいい 出版社ペーパー 堕ちた先には
著者
すとう茉莉沙 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
触れて感じて、堕ちればいい(協力書店購入時のみ)
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

尚晴の最悪で最幸の夜

本品は『触れて感じて、堕ちればいい』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
尚晴が恐怖体験をするお話です。

それは尚晴が夕食つくりを
しようとした時の事でした。

尚晴は頭を振りながら包丁を置き、
リビングの方へと後ずさります。

2月下旬のこの寒い時に
嘘だろう…

目の前が暗くなりかけた時、
冷蔵庫の下から再びヤツが姿を現し
尚晴は絶叫しています。

もしもの時に用意していたアレも
夕食の用意を放置する事になっても
キッチンには戻れそうも有りません。

今日はまっすぐ帰ってもらえますか?

尚晴にできた事は橘にスマホから
メッセージを送る事だけでしたが
最短でも30分はかかります。

閉める直前に患者が来れば
1時間は待つことになりますが
尚晴は冷蔵庫に視線を据えたまま
床にしゃがみこんでしまい…

A4サイズ片面モノクロ印刷で
2人のその後を描いた
コミカルな後日談です。

橘からのカエルコールは
泣き出しそうになるほど嬉しく
橘が玄関ドアをくぐると
コートを脱ぐ間も与えずに
グイグイとキッチンと向かいます。

そして涙目の状態で
冷蔵庫の下にいるはずの黒光する
"ヤツ"の始末を頼みます。

恐怖に震える尚晴の説明は
要領を得ないモノでしたが
ピンときた橘はヤツの抹殺を
請け負ってくれます。

尚晴は橘が床を叩く音にさえ
恐怖を覚えてしまいますが
橘は無事に始末してくれます。

"ヤツ"の存在に今後の生活を
憂える尚晴でしたが
徐々に冷静さを取り戻すと
橘に心配させた事を
申し訳なく思い始めます。

しかし橘は尚晴の
「帰ってきてください」という
メッセージで浮かれていたので
気にしていなかったとの事♪

いつの間にかともに過ごす時間が
当たり前になっていた事を
尚晴が再認識し

橘は尚晴が望んでくれるなら
同居したいと提案し
尚晴を更に幸せにさせる

…という甘い終幕まで
鉄板ネタですが
2人の性格がよく出ていて
楽しいSSでした♪

黒いヤツと対面してしてしまった
尚晴はとっても気の毒ですが

黒いヤツに怯える尚晴と
ヤツを始末する橘の様子が
とっても可笑しかったです (^-^)

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