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表題作ダンディーウルフ

大神 咲哉(33歳・上顧客)
五十嵐 馨(外商担当)

その他の収録作品

  • PLAY(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 浦島太郎(電子限定特典)
  • カバー下4コマ・2P
  • はだかの王様

あらすじ

外商…顧客の要望に応えるコーディネーターの五十嵐馨は
ふさいだある夜バーで大神咲哉と出会い、気付いた時は
裸で朝を迎えていた。後日、特上の顧客として再会した大神の注文は
「執事派遣サービス」として南国バカンスに同行することだった。
しまった、また躰をこじ開けられてしまう…!?
堅物なモラハラ男がセクハラ大金持ちに蕩けさせられるアダルトラブ。
描き下ろしはプレイ三昧❤

作品情報

作品名
ダンディーウルフ
著者
上川きち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
カモネギ色恋事変
発売日
ISBN
9784832290938
2.9

(26)

(2)

萌々

(5)

(14)

中立

(0)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
5
得点
72
評価数
26
平均
2.9 / 5
神率
7.7%

レビュー投稿数5

スパダリでした

スピンオフとは知らず表紙買い
関連作品未読でも読めました

上川先生の美しい描写が光るお話でして
ダンディーってもう少し年齢高めかなと個人的には思うのですがスパダリは間違いなしでした
ほんとに、セレブな感じで上品な攻めでした
受けは、美人ほだされカテゴリーになってますがどうかしら?
ワガママというか、一本気というか、ちょっとめんどくさい感じがするかな

落ちるまでの過程が長いのと、絆されたの?みたいな感じも否めなくて、ちょっと不完全燃焼感が残るお話でして

4

金持ちと外商担当

スピンオフの作品だそうですが私はそちらは未読です。
でも、単品で楽しめましたよ。
主人公の大神さんはものすごいセレブ。そのセレブの外商担当となる馨とのお話です。
大神さんが金持ちの嫌なやつなのかと思ったら、最初っから金持ちの余裕なのかとてもいい人で、馨の方が頭の固い、人の話を最後まで聞かないタイプの人でした。とは言え、馨に対してはかなり強引だし、勝手な攻め様。でも実は子供の頃に出会っていた、ひとめぼれの相手だったと言うオチがピュアラブ好きの私には刺さりました。

2

「捨て犬の浪漫須」のスピンオフ

「捨て犬の浪漫須」の主役・南央のお兄ちゃんが主人公です。
確かに単独でも成り立っていますが、私は前作くらいは読んでいた方がより楽しめると思いました。その方がラストの南央の涙が映える気がします。ワンコもなお可愛く感じましたし。

主人公は馨(受)なのですが、表紙がばーんと大神(攻)で、裏表紙で馨が眠っているというイラストが素敵だなと思いました。内容は、頑なでイラつきがちな馨を、大神が優しさとカラダで篭絡していくという展開でした。上流階級のゲームという話も面白かったです。

馨より大神の魅力の方が強かった印象でした。一途で大らかなお金持ちの攻めがお好きな方にお勧めだと思いました。

0

振り回される堅物くん♪

「捨て犬の浪漫須」スピンオフ。(カモネギシリーズ)
でも、お話自体は単発で読めます。


外商の馨を指名してきた新規顧客の大神。
実は数日前にbarで酔った際に出逢い目が覚めたらホテルのベッドだった相手♪
堅物の馨は、軽そうだが的を得たダメ出しをしてくる大神の行動や目的が理解できず常にツンケンしてましたね~!
堅物で真面目なのに、動揺したらブツブツ独り言を言いだしてちょっとおかしくなっちゃう馨が可愛かったです。
大神はスパダリ臭漂うけどちょっと好きな子は揶揄っちゃう感じのタイプなのが見事馨と正反対で良かったですね!

前作のスピンなのでちょっとワンちゃんたちの登場に期待してしまいましたが
後半にチョロっと登場するだけでちょっと寂しかった~。

0

素直に甘えて。腕の中で溺れたい。朴念仁が辿り着いた幸せは。

何と⁈ 「捨て犬の浪漫須」のスピンオフです。獣医の三日月先生と恋人になる事を渋々許した 南央くんの兄、馨さんのお話。三日月先生と南央くんもちょっとだけ登場します。
なので、「犬の幸せと僕の憂鬱」それ以前の「カモネギ色恋事変」「愛しのモンスター」も合わせて
作品世界は繋がっている‼︎ と上川先生は「あとがき」でも主張なさっているのですが、多分…前作までを読んでいなくても 無問題です〜。マニアの皆さまは、響くんて 花緒くんと音女さん(どちらも犬)の子だよね〜、なーんてニマニマするかとは思いますが、その程度です。しかも残念な事に、犬たちの登場も少ないので、犬たちの煩いお喋りもナッシングです。

そして唐突に物語は始まります。老舗百貨店で働く馨さんは外商担当。
いきなり訪れた大神というセレブの担当を仰せつかる。彼は 馨さんが、弟の南央くんを三日月先生に任せると渋々決めた夜、何だかヤケになり、バーで酔いつぶれたところを介抱した男だった。
恥ずかしいところを見られたのもあって、上客なのについツンケンしてしまう馨さん。
ところが そんな馨さんを気に入ったらしい 大神は、馨さんを執事として片時も離さない契約を上司に取り付ける。気ままな大金持ちのケタ違いな贅沢に驚きながらも、仕事を全うしようとする馨さんに、
「君には遊びが無い、可愛げも無い。」とバッサリ言いながらも、包み込む様な優しさで迫る大神。
彼が馨さんに執着するのは何故か? ストーリーを追って明かされて行きます。

しかめっ面で、きちんとしてはいるが、頑固で固い馨さん。
両親が病弱でひ弱な弟 南央くんにかかりきりだったので、長男である彼は甘える事が許されなかった。
なので、彼は甘え方を知らない。幼ない頃、一人で遊ぶ事に慣れていた馨さんが 海で溺れたのをよその大人に助けられたのに、泣くこともせず、きちんと礼を言い、それでもその手が震えていたという健気なエピソードが切なくて、ホロリとします。弟の南央くんに厳しかったのも、兄として守らなくては、という気持ちから。馨さんはずっと気を張って生きてきたのです。
そんな馨さんを包み込む様に、時には強引に、その身も心も溺れさせてくれる大神はまさにスパダリ‼︎
馨さん 良かったね〜って、祝福したい。

…少し残念に思うのが、馨さんがお堅いからか、絵が固い‼︎めちゃくちゃ固い‼︎
上川先生の描くイケメンどもは、とにかく美麗なのが美味しいところな筈なのに。
画風が変わった気がしました。

描き下ろしには、絶倫の大神が ヤリ足りないのでパンツプレイに及ぶ「PLAY」イチャあま♡

0

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