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千の目 百の手くだ

sen no me hyaku no tekuda

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表題作千の目 百の手くだ

鳶哉

あらすじ

そなたが欲しくたまらない――

山で老爺に拾われ育てられた孤児の燕。やがて美しく成長し、男の身でありながら、村中の男を魅了し、幾度も襲われかけていた。
そんな燕と兄弟同然に育った鳶哉は、燕を大事に思い、そんな男たちの手から守っていた。
しかし、ある時から燕が謎の病にかかり、日に日に衰弱していく。燕は毎夜のように恐ろしい魔物に身体を舐めまわされていて――?
美しさが物の怪さえも翻弄する、妖しく淫らな恋物語。

千の目 百の手くだ 48ページ

作品情報

作品名
千の目 百の手くだ
著者
六格レンチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
電子発売日
2.5

(2)

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萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

物の怪の執着愛

電子単話の短編。
表紙の「眼」が怖くて読みたくなりました。

冒頭は、日本昔ばなしって感じ。
おじいさんが山に芝刈りに行くと藪の中に赤子が捨てられていて、その美しい男の子を燕と名付け、孫の鳶哉と共に育てました…
…とほのぼのしいのは最初だけ。
可愛らしい燕はなぜか集落の男たちの心を奪い、幼い頃から何度も危ない目に遭い、その度に鳶哉が飛んできて助けてくれるのだが。
集落では燕には物の怪が憑いてると噂され、地主の息子にはひときわつけ回され。
そんなある日、燕は倒れます。
実は毎夜黒い影に襲われているのです。
どんどん衰弱して行く燕。
たくさんの眼と何本もの手にまさぐられる燕。
大好きな燕を助けたい鳶哉。
ところが!

…ところが。なんです。
これはネタバレ無しでなければ、という感じですね。
私は、え〜っ⁉︎となりましたし、何より絵が思ったより数倍怖くてホラーでした。
ホラーっぽいのが読みたい気分にとって非常に満足できました。

0

好きな人を苦しめる物の怪の正体は…

作者さんの絵が好きで購入

うーん、これは好き嫌いが別れるお話。
男からも迫られるほど可愛い顔の燕(受け)を苦しめている正体を掴むため奮闘する鳶哉(攻め)だが、実は燕を苦しめている物の怪の正体は自分でー…?!
という感じのお話。

燕は設定通りとても可愛いです。
対して、鳶哉の顔はあまり好みでなかったです。汗

えろはまぁありますが、恋愛要素とか甘さとかはあまりないです。

48ページで終わらせるには複雑すぎたかなぁ。
一応ハッピーエンドなのですが、幸せな結末とは言いきれないかんじ。もやもや

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