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表題作潜入捜査は恋の罠

市川亨・刑事
橋口泉水・IQ180の大学生

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  • あとがき

あらすじ

IQ180の美少年大学生・橋口泉水が、世界で一番愛する人は、同棲中の刑事・市川亨。
誠実で、熱血漢な亨は、署内の人気者。
亨を独占したい泉水だが、二人の甘い夜は、亨の親衛隊に邪魔されてばかり。
度重なる「おあずけプレイ」に、泉水の火照ったカラダはもう限界…。
そんな中、泉水の通う大学内で麻薬絡みの事件が発生。
捜査に乗り出す亨だが、次第に泉水をも巻き込む事態に発展してゆき―!?二人は甘い夜を無事迎えられるのか―!?大学生と熱血刑事の純情ラブ・ロード。

作品情報

作品名
潜入捜査は恋の罠
著者
水壬楓子 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044476106
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

気軽なコメディ

水壬さんは、レーベルによる作品の差が特に大きいように感じます。これは、いかにも『ルビー文庫の水壬さん』らしい作品でした。
ひとことで言えば、気軽にさらっと読めるコメディです。

とにかく『コミカルさ』を強調しようとしたのか、キャラクターの設定も何かと派手で(攻だけが『凡人』なんです)、無駄にハイテンションで正直ちょっと疲れました。
ストーリーを要約すればあらすじのままです。すでにできあがってる恋人同士(H除く)が、四方八方から入る邪魔を乗り越えて、いかに初Hに持ち込むかという、もうホントにそれだけなんですよ。

いやでも、ここまで書いておきながらも、結構面白かったんですよね。なんか負けたような気分です(何に?)。
亨(攻)の上司・同僚も、これでもか!とあからさまに邪魔はするけど、陰湿さがないんですよ。結構みんなイイヒト。泉水(受)の悩みもたいして深刻なものではないですし、結局家族愛にも恵まれています。

シリアスさがないわけではないんですが、暗さや深さはありません。そういうものだと思って読めば、意外と楽しめました。

2

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