あ〜〜〜気持ちいい〜〜〜。

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表題作僕のバーバーへようこそ

柳木
理容室店長
伊賀
サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

大好きだった親友の結婚式。それは決定的な失恋の日。
逃げるように走り込んだ理容室は、身も心も蕩ける場所だった。


繊細な指遣いの理容師攻め
×
自信皆無のサラリーマン受け


ゆっくり、丁重に、焦らすように。

唯一無二の友人の結婚式。祝福すべき特別な日は、伊賀(いが)にとっては悪夢だった。
ひた隠しにしていた親友への恋が粉々になる瞬間。
思わず逃げてしまった先は、個人経営の小さな理容店。
美形な理容師・柳木(やなぎ)に促されるままに伊賀は席につく。
そっと触れる指先は凝り固まっていた心を優しく解してくれる。
心地良さに何もかも任せたい――。

臆病で自信がないサラリーマンと包容力抜群のバーバーのラブ・ストーリー、槌野きゆデビューコミックス。


作品情報

作品名
僕のバーバーへようこそ
著者
槌野きゆ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
発売日
電子発売日
ISBN
9784865896107
3.5

(21)

(3)

萌々

(8)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
73
評価数
21
平均
3.5 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数5

長髪美形優しい攻…好きです

初作家さま
表紙の長髪キャラとカラー絵の色遣いに惹かれて購入
…ふおお✨ハイセンス!
お洒落!
絵うんまい!
ち〇こカッコいい←
という事で即堕ちましたね(はあはあ)

美形理容師×社畜リーマン
バーバーという響きが外国映画を思わせますねえ
理容師の柳木さんのこだわりが詰まった店内描写が細かい
(お宅の描写もものすごいお洒落でした)
リーマンの伊賀くんは髪の毛ボサボサで陰キャなんですが
柳木さんの手腕で髪の毛切ったら可愛いとかもう…好き

誤解があった末に結ばれたふたりは素敵でした
お店で初H…ちょっと柳木さんの性急さには驚きましたが(笑)

髭剃りの描写もあってホカホカ蒸しタオルが気持ちよさそうだなあ…いいなあ…とか思ったり。
そして髭剃りとか洗髪とかにエロティシズム感じるとか←

なんだろうなあ…すべてが私のツボにはまりました
無理のないストーリーと繊細な絵
素敵な作家さまと出会えました…次はまだかなまだかな?

4

丁寧なお仕事

槌野きゆ先生、実は初めて聞くお名前で初読みでした。Twitterかな、流れてきた話のお知らせが気になりまして。

まず、お話の軸が商店街の中のモダンレトロな理容店です。お店の外観も店内のしつらえも店長の柳木さんのこだわりがつまっている感じです。

偶然、閉店間際に飛び込んできた礼服姿でボサボサ頭の伊賀。
そこから、2人の世界が始まります。

外国の短編映画みたいな始まり。
また、柳木さんの丁寧なお仕事振りがいーんです。伊賀のされている一部始終が、心地好い感覚として読み手の私にも通じる。
ほかほか熱目のタオル、程よい力強さで洗い上げるシャンプー、きめの細かい泡で剃り上げるシェービング。
ちょっと、文字に起こしてもうっとりする。
こう言う読み手が想像出来る心地好さの描写って、すごく大切ですよね。この感覚が伝わると、伊賀と柳木さんの2人の世界が理解出来ると思います。

伊賀の臆病さは、じくじくと時間がかかりますけど、心地好い時間と柳木さんの仕掛けた好意からは逃げられなかった。
柳木さん、結構な策士かも。
明らか失恋直後の伊賀に接して、ちょっと引き摺る事をしちゃうんですね(思わずですけど!)
優しいけど熱っぽい言葉や、キスとかね!
ここら辺、距離の詰めが早い気がしますが。柳木さんの経験値かなと。

ボサボサ髪に戻ったり、また整えてもらったり。伊賀の心理が、分かりやすかったですね。
恋には理屈じゃない事も有って。2人にとってリラックスする場所で、アレコレ進む過程は有りなんじゃないかなぁ?

綺麗で丁寧な作画も良かったです。
えっちな衝動に駆られた柳木さんがエロい。柳木さん攻めだけど、丁寧なんだけど付き合ってからも熱いセックスしていきそう。

丁寧なお仕事体験しに、理容店に行きたくなりました!(まあ、おじちゃん理容師さんしか周りに有りませんけどね!)

4

オシャレなバーバー

舞台は一見すると美容室のようなとってもスタイリッシュなバーバー、サインポールもさりげなくオシャレです。

そんなオシャな理容室の店長・柳木と、地味な控えめリーマン・伊賀。
人付き合いの苦手な伊賀が密かな気持ちを寄せていた唯一の友人の結婚式に出席するのですが、髪はボサボサなまま身なりも整えられず、場の空気を濁してしまうような友人への自身の態度を悔み、引き込まれるように柳木の店を訪れます。
そんな伊賀を柳木は何事もないように応対し、重かった髪をスッキリと整え、かつ親身に少し踏み込んでくる…

柳木の伊賀への好意は結構ダダ漏れで、伊賀に触れる手に、伊賀に向ける眼差しにかなり熱がこもっていますし、なんなら距離感だって近すぎです。
その柳木のアプローチにはじめは営業だと思い込む伊賀ですが、柳木の手の温かさから与えられるどうしようもない心地良さには抗えずじんわりと心が解けていく。
じっくり進めるつもりだった柳木のプランが崩れてしまう後半の性急な流れにこのイレギュラーさが恋ってやつやな〜、とにやついてしまいました。

全体的に柔らかで優しい雰囲気なのですが、理容室にはまだまだ萌えと燃えが詰まっているという作者様の想いも込められているアツい作品でもありました。
ただ、キャラの一人称に謎のこだわりを感じてしまう性質で、柳木の一人称が常に『俺』だったのでせめて接客中だけでもタイトルにあるように『僕』を使って欲しかったな…と思いました。

3

人の手の温もりに癒される。髪を触られるのは、どうしてこう気持ちいいの

作者が理容店に興味が湧いて作られた本作は、丸々表題作なのに。穏やかなショートストーリーの様にも思える。それ程大きな事件や盛り上がりは無いのだ。
お仕事BLと言える程にもバーバーについて描かれているわけでもない。
それでも温かい。瞼の上に乗せられた蒸しタオルの様に。ジワジワと温かい物語。

偏屈な陶芸家の巨匠みたいに髪をモッサリと伸ばし放題だった伊賀は、大人しい性格で、要は陰キャだ。密かに想いを寄せていた親友の結婚式に出たものの、胸の痛みに堪えかねて、「おめでとう」の一言も言えなかった。そんなズブズブに悲しい雨の中、彼は一軒の理容店を訪れる。
髪を切り、さっぱりとした彼の心に柔らかく入ってくる店長の柳木。
柳木は最初から伊賀を気に入っている。通りを行き交う彼のボサボサ髪を整えてあげたい、とかねてから思っていたという。
柳木のアプローチは結構あけすけなんだが、人馴れしていない伊賀は、それを「営業スマイル」なのだと期待しない様に、勘違いしない様にと、つい遠ざけてしまう。
柳木に触れて欲しいのに。話をしてみたいと願うのに。

髪を切ってさっぱりしたら、どうやら伊賀はイケメンの部類に入るらしいんだけど。そこ明確じゃ無いのが、まぁまぁ謎です。電車の中でチラチラ見てくる女子高生やOLは、本当はどう思ってたのか。伊賀のイケメン度はどの程度アップしてたのか。同僚がやっかんでますが、どうも読み手側まで伝わって来ない。女子高生には「あの人カッコ良くない?」位聴こえる様に言って欲しかったな。
柳木にはドストライクな可愛いさに見えてたみたいなんですけども。柳木にしてみたら、恥じらう仕草とその無防備さ込みで可愛いんだろうし。

イケメンの筈の柳木が、当たり前だけど、朝には無精髭。ホワンとしたストーリーなのに、何だかそんなところだけリアルなのが笑えました。BL界隈のイケメンは普通、翌朝に無精髭なんて生えないです。

広くて楕円形の浴槽のあるバスルーム。クラシックなシェービングセット。柳木の家はこだわりが一杯。とってもオシャレ。柳木という人の背景をもっと深掘りして欲しかったな。
だって。エッチが手馴れてるのも気になるじゃないですか。

3

理容室での唐突すぎる展開

なんか、唐突な流れで気持ちが追いつかない^^;
理容室の店長×無精な陰キャ

友人の結婚式を居た堪れなくなって抜け出した伊賀は、
のびっぱなしの髪を切りに理容室に駆け込みます。
理容室の店長に優しく接してもらい、
話をするうちに二人の距離は縮まっていきーー…


のびっぱなしの髪で結婚式もダメだし、
唯一の親友の結婚を心から祝えないのもなんだかなぁ……
雨に降られてびしょ濡れのまま理容室に駆け込むのも、
正直迷惑だと思うんですよね´д` ;
初っ端から突っ込みどころありまくりの展開でしたーー

店長はゲイなのかな?
最初から伊賀にアピールしていたと思うのですが、
好きなのかどうかもよく分からない。
あれよあれよといううちにHしてるし(´⊙ω⊙`)

脈絡がないというか、ラブストーリーなのに、
説明も難しいほどコレっていうシーンがなかった。
ただ、伊賀の同僚が嫌な感じでムカつきました!


紙本 修正はトーンと白短冊

5

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