てんてん
本品は『極上快楽カウンセリング 』のコミコミ特製イラストカード
で、表面が文庫本カバーのカラーイラスト、裏面に番外SSが掲載され
ています。
SSは本編後、古見仲視点で響希の部屋を訪れるお話です。
本日古見仲は響希の部屋で寄り添いながら床に腰を下ろして本を読んで
います。響希に進められた本は海外翻訳の冒険譚で、最初は子供っぽい
と思っていましたが、読み進めていくとなかなか面白くなってきます。
もう趣味を把握されてるのかと笑って呟くと、カウンセラーの先生には
負けるけどと笑って返されます。小見仲に勧めた本は作者が自然が好き
な人で文体とアウトドア描写が小見仲向きだと思ったと言います。
響希がこんなに本が好きなら司書になれば良かったのにと思った小見仲
でしたが・・・
ポスカサイズのカードで二段組の短いSSですが、ほのぼのほっこりな
おうちデート風景になります♪
司書なら1日中本に囲まれて幸せなのでは? と問うと、響希は資格は持っ
ているけれど教師になりたかった、本は趣味として極めたいと言います。
小見仲はなるほどと納得して本を閉じ、響希を引き寄せて背後から抱き
しめました。響希は体を預けてくれつつもも照れくさいのか「弟達が帰
ってきたらどうする」と俯いています。
しかし小見仲は幸希が彼女の家でご飯を食べて夜まで帰ってこない事は
確認済みでした。弟が自分でなく小見仲に予定を告げていた事に拗ねな
がらも、服の上から撫でまわしていると甘い声をあげ始めます。
響希がちゃんと勃起できているか確かめるべくキスをする
・・・というオチはしっかりエロという実に高月作品らしいSSでした♪
恋人同士になっても良くも悪くも『先生とクライアント』という関係を楽
しんでいる2人を楽しませて頂きました (^-^)