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表題作いつわりの甘い囁き

小山内顕光,芙蓉電機の御曹司
青木恭巳,K大工学部四年生

あらすじ

「必ず君を手に入れる」大学の研究で貴重な発見をした恭巳は、素晴らしい研究成果に関わらず、慎ましやかな生活を続けていた。偶然、暴漢から守ってくれた同じ大学の小山内と気が合い、急接近し隣同士に住み始めるが「家政夫をお願いしたい」と同棲することに!?スキンシップが激しい小山内のキスはエスカレートして、優しい腕に押し倒されセックスしてしまい!?同じ頃、大学では研究成果を狙う人物がいるとの噂があって……。不器用俺様御曹司×研究一途の大学生の溺愛ロマンス

作品情報

作品名
いつわりの甘い囁き
著者
橘かおる 
イラスト
すがはら竜 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
カクテルキス文庫
発売日
ISBN
9784866692951
2.8

(5)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

橘かおる先生初読みでした

試し読みで受けの恭巳がコンビニでバイトをしていて、攻めの小山内に助けられた場面を読んで面白いと思い購入しました。

俺様傲慢攻めは好きなんですが、読んでいるうちに古臭く感じてしまって。
私の好きな俺様傲慢じゃなかったです。

恭巳の研究を手に入れようと芙蓉電機の御曹司である事を隠して近づくまでは良かったんですが、恭巳の自分に対する好意が分かった途端に恋人同士の関係に持ち込むんです。
御曹司のする事じゃない!
しかも恭巳のバイトの給料日に部下に命令して、引ったくりにあわせて給料と財布を取り上げて同居に持ち込もうとします。
そして転倒して怪我をした恭巳を見て激怒して、部下の周防に怪我をさせた奴は首にしろとか。
あんなに給料日を楽しみにしていたの知ってる癖に、取られまいと抵抗するに決まってるだろ!何で想像出来ないの?
お前が指示したんだろうがと。

そして自分を好きなら契約書にサインするだろうと思っているのが古臭くて古臭くて。

部下の周防に指摘されてたりしますが、それを聞く耳も無く。本当に切れ者で通っているのかも疑問でした。

それから当て馬の石丸教授が、小山内に対抗し得る攻め候補みたいな存在でとても気持ち悪かったです。(恭巳は好意を持たれていると分かってません)

小山内の結婚話を防ぐ形だけの婚約者を調べあげて、コネで経済誌に掲載させてそれを恭巳に見せて心配するふりをしたりします。
そして食事に誘って酔わせて自宅屋敷に連れ込みます。更に酔わせるシーンが恭巳が泥酔して教授の膝の上に乗ったりと、何を読ませられてるのだろうと。
教授の執事がまた時代錯誤で、恭巳を手に入れたいなら動きますよみたいな事を言って止められてました。

教授は波風立ててやろうとしたけど泣かせるつもりは無かったとか。

ひと昔前に良くある設定だなと思っていたら、後書きに2004年の作品とありやはりと思いました。

でも私の感覚的にはさらに10年は昔に読んだような内容でした。

ファンの方ごめんなさい。

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