kurinn
実の兄に失恋することなんてなかなかないことだけど、陸にとって兄の廉はほぼ他人のようなポジションです。
親の離婚で別々に暮らしていて、12年振りの同居も期間限定でした。
陸はもともと同性が好きだと思っていましたが、たまたま兄の廉を好きになっただけで女の子にモテるのでそのうち彼女が出来たりするかもと思ったりもしていました。
面接を受けに来ているバイト先も女の子が多いと思いを巡らせていると、陸が面接に呼ばれました。
部屋に入るとそこには好みのタイプの面接官が!新しい恋の予感に張り切る陸でした。