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てんてん
特典
赤、緑、黒･･･
本品は『つがいは目隠し竜に堕ちる』のアマゾン限定特典ペーパーです。
本編後、ラヴィアダリスが憤慨するお話です。
思いを通じ合わせてからラヴィアダリスは光希を腕の仲から決して離そう
とせず、光希の朝はラヴィアダリスの腕の中で目覚め、裸身を絡めながら
ベッドに異動する日々を送っていました。
だから光希がクッションに腰かけ、膝に乗せた光希の口にせっせと砂糖菓
子を選んでいたラヴィアダリスが、光希が「赤と緑と黒、か･･･」小さく
呟いたのも聞き逃しませんでした。
赤と緑と黒と言えばラヴィアダリスにとっては同胞たる大魔術師のことで
「あの3人が何かソナタを困らせるような事を申したか?」と問いかける声
はいつもより硬いものでした。
しかし光希が思っていたのは日本のインスタント食品のことで、赤と緑と
黒の色からきつねとたぬきと豚が揃ったと思ったのです。もちろんいかな
大魔術師だとしてもそこまでの知識が及ばないようです。
光希はそれがどんなものか説明しますが･･･
B5サイズ両面にてラヴィアダリスが現代日本のある商品について絡むお話
になります。
つまり、そなたの生まれた国では「赤いきつね」「緑のたぬき」「黒の豚
カレー」という種類が発売されており、そなたも時折食していたという
ことか
皇子度に大魔術師たちと被っていると光希はくすくす笑いますが、ラヴィ
アダリスは「白の何かもあるのでしないか?」と真剣な口調で問わせますが、
光希が知る限りではありません。
するとラヴィアダリスは「何故、白だけないのだ?」「白だけそなたに食さ
れないだと不公平ではないか」と拗ねた様に言われてしまい、光希はそん
なラヴィアダリスにびっくりします。
しかもラヴィアダリスはどうにかして異界に渡って、人間達に白の何かを
開発させねばならないと言い出すのです!! 大魔術師が界渡りをするだけで
も禁忌なのに、カップ麺開発の為なんてありえません。
光希は何とか阻止しようと「僕を食べられるのはラヴィアダリスだけだよ」
と言い、「今すぐ食べられたいな」と地球の危機を回避する
･･･というコミカルなお話でした♪
コミコミ特典もですが、ラヴィアダリスが力があり過ぎる上にいつも本気
なのが笑えます。光希的には大変ですけどね。
白の「餅入りうどん」は地域限定なのかな!?
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典はラヴィアダリスの贈り物についてのお話です。
