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表題作眠らぬ夜のギムレット(2) ブルームーンで眠らせて

青木瞬 バーテンター
姫野清爽 大手建設会社のエリート社員

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  • 真夜中のアフィニティ

あらすじ

洗練された美貌と優雅な指が作り出す、幻想的なカクテル──。この人を絶対堕としたい!! 大手建設会社の若きエリート・姫野清爽が、初めて欲望を煽られた男──それが、バーテンダーの青木瞬。ところが青木は、姫野のアプローチも大人の余裕ではぐらかすだけ。けれども強引にデートを取り付けたある日、「俺が自制しているのがわからないか?」と瞬に突然強く抱き締められ……!?

作品情報

作品名
眠らぬ夜のギムレット(2) ブルームーンで眠らせて
著者
遠野春日 
イラスト
沖麻実也 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199003981
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

予想を悪い意味で裏切られました

『眠らぬ夜のギムレット』の続編、というかスピンオフ作品です。
主人公はかわるし、ストーリー的な関連度は薄いから、前作を読んでなくても大丈夫です。

せっかく主人公が「遊び慣れた男で、誘い受け」みたいな設定なのに、まったく生かせてなかった気がしました。
「慣れてるはずなのに、本気で恋したせいで、相手に翻弄されてしまう」というギャップを楽しむ作品なんだとは思いますが、遊び慣れてる人らしき言動が最初から皆無なので、そのギャップに萌えることができなかったです。
えっちでもごく普通に恥じらって感じてるだけの受けだったし。

冒頭にひとつふたつ、男を手玉に取ってあしらってるミニエピソードを入れてくれてたら、ギャップを実感できて萌えることができたかもしれないなァと思います。

相手役の攻めに関しては、受けの誘いをかわしてた理由、どうにも意味が分からなかった。「それならなんでデートしたんだ?」と。
翻弄して意地悪してた腹黒攻めだというなら、萌えただろうなーと思うんだけどな。

続編も同じでした。
これじゃただの「疑心暗鬼が強いマイナス思考受け」じゃないかー、と。
疑って、ぐるぐる悩んで。でも全部受けの勘違いで、「攻めは受けを愛しまくってる」というオチ。

主人公の性格設定ならではなストーリーが欲しかったな。

1

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