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表題作初恋横丁

黒田修介,酒屋の跡取り息子
真木野淳,6年振りに帰国した幼馴染

その他の収録作品

  • 引越横丁

あらすじ

留学していた幼馴染みが6年ぶりに帰国! 嬉しい反面、ちょっぴり気まずい酒屋の跡取り息子・修介(しゅうすけ)。なぜなら、自慢の親友・淳(あつし)は初恋の人。だけど、理由も言わず突然英国に行かれ、脈がないと諦めていたのだ。なのに、大好きだった淳の笑顔を見た瞬間、10年越しの恋心が復活してしまい!?

作品情報

作品名
初恋横丁
著者
麻々原絵里依 
作画
麻々原絵里依 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199603235
3.5

(12)

(4)

萌々

(1)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
42
評価数
12
平均
3.5 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数7

ほのぼの

なんともいえない魅力があって、人に勧めるかと言われると、そういう萌えじゃないんですが、わたしはすごく好きです。麻々原さん独特の、ほのぼの感が大好きなんです。

0

10年越しの初恋

親友で初恋の相手、淳に気持ちを伝えられないまま、
彼の留学をきっかけに、離れ離れになってしまった修介。
6年ぶりに帰国した彼と再会した途端、10年越しの恋心が再燃してしまい―。

親友としてのポジションと、秘めた恋心の間でグラグラ揺れる修介の純情。
初恋っていいなぁ~と、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。

修介も淳もイケメンでうっとりしちゃいました~♪
修介は、男らしくカッコよくて、淳は清潔感があって凛々しい感じの美人さんです。

舞台になっている商店街も、和気藹々と楽しい雰囲気で、
全体的に温かみのあるお話。

それにしても、中学生時代から、修介の気持ちに気付いていたという淳。
焦らすにも程があるだろう…と、びっくりでした^^;

1

タイトルに負けてはいけない。

あとがきで作者も言ってますが、ちょっと気恥ずかしいこのタイトル。でも、そこで挫けずに買ってみてよかったーと心底思いました。私は、麻々原さんの描く清潔感があってスタイリッシュなカッコいい攻とカッコ可愛い受が大好きなのですが、表紙に惹かれて買ってみたいくつかの作品で萌えのベクトルが違うと感じ、非常に残念に思いつつも遠ざかっておりました。
しかし!こちらのサイトでも大人気の某茅島氏のお話を読んでから、また無性に麻々原さんの絵が恋しくなり、本屋で物色してみたのです。それにしても、麻々原さんの作品のタイトルって、シンプルですけどどこか微妙なのが多くないですか・・・とりあえず裏の説明を読み、表紙を見て即決定。いや、この表紙見て買わずにいられる人がいるでしょうか!なんて理想的なカップルなの!額縁に入れて飾りたいっ(><)/

3年前の作品ですが、既に確立されている美しい絵。そんな彼らがBLやってくれてたら私には文句の付けようはありません。と言いたいところですが、そういうのは失礼な程お話も素敵でした。いわゆる幼馴染みカップルの恋愛成就までのお話なのですが、この焦らされ具合がいいのですね・・・

横丁という通り、どこかの下町の商店街で繰り広げられる修介と淳の物語は、街の人々とのふれあいも描かれていてとても微笑ましいです。酒屋の看板息子で元Jリーガー(!)の修介は文句なく格好良くてモテモテですが、6年ぶりにイギリスから帰国した淳と会った途端、昔の気持を忘れていなかった自分を持て余して、ぐるぐるしてしまいます。親友として淳の夢を応援するものの、また淳が外国に行ってしまうのを恐れる修介。淳の反応も悪くはないけど、イマイチ確信が持てない状態のままの修介は、ある時不安な気持ちから思わず淳を押し倒し、キスしてしまいます。「ダメだ」と淳に止められ、我に返る修介。逃げるように立ち去ったまま風邪で寝込んでしまい、ようやく回復した頃、突然淳が引っ越すみたいだと弟に聞き・・・

それにしても、一生懸命悩んでひた隠しにしてきた修介の想いを、淳が気付いていたというのは驚いた!気付いていたのに、ずーーーーっと待ってたの?!あ、留学したのには、それなりに淳の思いやり(?)もあったわけですが。足掛け10年の片想いの末に結ばれた二人の「ラブ」なシーンは・・・多分濃厚だったのでしょう。読者は想像するしかないわけですが!(涙)うう、腐り果てたこの身には、とても残念な暗転・・・
でも、一つの毛布にくるまった情事の後の二人のカットは、最高に萌えました。修介を見上げる淳の上目遣いと染まった頬!たまらん!
書き下ろしも、いい感じなんですけどね~・・・淳の姪の双子ちゃん達は可愛いけれどちょっとジャマ(涙)と思ってしまうのは、きっと読者全員同じだと思います!これが甥っ子だったらまた別の萌えがね(笑)

0

ずっと好きだった

ずっと片思いしていた親友が留学先から突然帰ってきた。
攻め視点な話でした。
帰ってきてくれたのは嬉しいけど、まだ好きという気持ちが残っていて、どう接していいかわからない!って攻めがおもしろかったですw
でもついに気持ちが爆発してしまい襲いそうになって2人の関係がぎくしゃく。
最後抱きしめて告白するシーンが好きです♪

受けは可愛い~感じではなく大人っぽい青年といった感じ。
ちょっと攻めにも見えるかもと思いました。
脇キャラも良かったですね~双子のミミちゃんとモモちゃん可愛かったw
受けは攻めの気持ちに気づいていたならそのときに告白してしまえばよかったのに!と思いました。
攻めも受けも何年も好きという気持ちだったのはすごいですよね~

0

この話、大好き!

地味なんだけど、独特の癒しの空気が漂うお話でした。
あたたかい気持ちになりました。
このお話、大好きだー!と思いました。

幼馴染みモノで再会モノです。
主人公は怪我のためにJリーガーの夢破れ、地元で酒屋の跡取りとして働く男です。
といっても悲壮さはなく、現実をきちんと受け入れ、地に足をつけて毎日を生きていて、好感が持てます。
で、六年ぶりに帰国した幼馴染みと再会する。
「まだ好きだ」と再確認してしまった気持ちに振り回される主人公。
主人公の「好き」の気持ちが、コミカルだけど切なく描かれてて、キュンキュンニヤニヤさせられっぱなしでした。
パンダの着ぐるみを着たままの告白、最高。

エッチ描写は朝チュンレベルだけど、こういうステキなお話なら、なくてもじゅうぶん満足できるなぁと思います。

0

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