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きみが恋に堕ちる

kimi ga koi ni ochiru

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表題作きみが恋に堕ちる

弓道部主将・主藤司
現国教師・望月春

その他の収録作品

  • きみが恋に堕ちる-epilogue-

あらすじ

望月春(もちづきはる)が赴任先の高校で再会したのは
かつて好きだった礼一郎(れいいちろう)の弟・司(つかさ)だった。
「ずっと春さんのことが好きだった」
と告白され次第に司に惹かれていく春。
そんな中、礼一郎までもが
「お前にとっての一番は俺だと思っていた」と本心を告げ…!?
揺れ動く三人の関係を描いたセンチメンタルラブストーリー。
描き下ろし漫画も有り!!
(裏表紙あらすじ)

作品情報

作品名
きみが恋に堕ちる
著者
高永ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
きみが恋に堕ちる
発売日
ISBN
9784048539968
3.8

(42)

(14)

萌々

(11)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
156
評価数
42
平均
3.8 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数12

年下の一途な愛は無敵でした

『きみ恋シリーズ』の第1弾です。年下ワンコと、切ない三角関係に悩むお話が堪能できます。

春は、過去に親友を好きになった自分に悩んで、大学進学と共に相手の前から姿を消しました。そして、久しぶりに帰って来た故郷の赴任先の高校で再会したのは、好きだった親友の弟の司でした。

司は、春が弓道をやめた理由やいなくなった理由や兄を好きなのも分かってて、それでも春に好きだったと伝えるのです。自分の気持ちを邪なものだと責めていた春に、もっと尊いものだと証明してみせると啖呵を切るのです。

好きだといつも伝える司だけど、春が兄と再会すればすぐ不安になるし、春の悲しい顔を見ればまだ気持ちが残ってるのでは…と気持ちが揺れます。好きだからこそ不安になる司の気持ちが伝わってきて、切なかったです。でも、ワンコのように慕ってくる司は、カッコ良くて可愛いです。
春も、だんだん考えるのは兄の方じゃなくて、司が占めるようになるのです。

念願の相手からの告白で、やっと自分の気持ちを実感した春。初めてのエッチでの、司の不安を無くしてあげようと、一生懸命に気持ちを伝える春にキュンキュンします。春の袴姿は萌えます。エッチの時に着てほしいと言う司に、共感です(笑)

3

スピンオフ?

きみが恋に溺れる…の
スピンオフらしいのですが、
話が暗くて、
あまり雰囲気が好きじゃなかったかなー
というのが
印象です。

基本的に
明るくて
ギャグもあって、
キャラが個性的なものが好きなので、
それには
ちょっと外れてしまったかなぁ
という感じです。

ありがちな再会ものの
ラブストーリーかなー…?

当て馬的な人物も出てくるんですが
これも完全な当て馬で、
すぐに退場。

最後はめでたしめでたし…で
終わって、
特筆すべきところが
何もありませんでした…。

弓道姿は好きでしたけどね。

0

年下一途攻めのお手本

高永さんの作品で最初に読んだ作品だったと思います。
今まで読んだ高永さんの作品の中でも、今の所一番好きな作品。
あと弓道。この作品と他の作家さんの作品ですが「凛!」で、初めて触れた世界でした。
実は、私の中の年下攻めのお手本って、この作品と大和名瀬さんの「野獣で初恋」なんですよ。理想形がこれらの作品にある感じです。
一途で、真っ直ぐで、強引で、自分の気持ちを直球で受け様に投げてくる。
たとえ受け様が他の人を好きだったとしても、それを崩してくるような、情熱的な年下の可愛い子(笑)。なんだか乙女心揺すぶられるじゃないですか~(笑)。
この作品は、主人公が弓道をしているので、弓道着も存分に堪能できます。
ストイックな中にもあんな情熱が!!
切なさもたくさんあって、とてもいい作品だと思います。

4

その瞬間が気になる

 望月春が赴任した高校で、かつての友人でその弟の主動司に再会します。春は司の兄である、礼一郎への気持ちに気づいてしまい、弓を引くことをやめてしまうのです。

 その後、高校の弓道部顧問に落ち着いた春は、インターハイ会場まで引率しますが、そこで礼一郎と再会してしまうのです。さらに、同情で礼一郎と春が話しているのを見てしまう司は、さすがに動揺します。

 積極的に言い寄る司と、礼一郎のことと司のことで思い悩む春は、三角関係ならではの読み応えがあります

 礼一郎への気持ちを止めていた時から、止まった時間がまた動き出します。会いたくない人に再会するというのは辛いことでしょうが、今回は幸せな結末が待っています。

2

王道わんこ攻め

「きみ恋」シリーズの一作目です。
表紙がね。なんかいまいちツボに入らなかった、というか(失礼!)。で、先に「~溺れる」を読んだのですが、素晴らしいの一言で。で、こちらも読んでみました。

弓道部主将・司×高校教師・春

司のお兄さんの礼一郎の友達だった春。春は礼一郎が好きで。好きすぎて、自分の気持ちを持て余した春は礼一郎にも何も告げずに去ってしまう。そんな春を司は好きだった。
そんな二人がたまたま春が臨時教師として呼ばれた高校で再会する。。。

まあ、なんてべたな設定なのでしょう。なのにぐいぐい引き込まれてしまいます。さすがです。高永先生。

表紙ではツボに入らなかった春ですが、美しいです。なんかちょっと色っぽいっていうんでしょうか。礼一郎に対する気持ちを自分でもダメだと思っていて。「こんなんじゃだめだ~」ってぐるぐるしてるのが良い。

そしてそんな春を丸ごと受け止めようとする司。もう王道わんこですよ。礼一郎に春を取られまいと必死な司が可愛い。そんなん攻められたら落ちるよね。

でもね。ワタクシは一言言いたい!
学校の先生は生徒と関係を持っちゃだめだよ…。せめて卒業するまで待とうよ。

と、オバサン発言をかましたところで。

高永さんのエロシーンはなんていうか、めっちゃエロいですよね。直接的な描写が多いわけじゃないんですけれども。この作品だけじゃないんですが、高永さんの描かれるキスシーンで、攻めが受けの頭に手を添えていて、受けが攻めの胸のところで手をぎゅっと握ってるシーンがすごく好きなんです。いつも「キタ~」って思います。なんかちょっとマニアックでスミマセン。。でもお互いが想いあってる、って感じがして好きなんです。

礼一郎さんは相変わらず美しいし、司はわんこ攻めで可愛いし。vivaわんこなワタクシには大変おいしい作品でした。

3

この子供で余裕のない・・・(//・。・//)

やばいっすこれ!!
blはこうじゃなくちゃ!H的なシーーンで、もう鼻血でるかと思うぐらいドッキンドッキンした。。。。///
高永先生の作品は本当に一巻ものを3,4巻ぐらいの圧縮率がありますよっ!
なんかこう、一巻に納まる内容じゃないよ!みたいなww
高永さんの作品は一回読むとハマりますよ!
(ってか、こんなにHシーン興奮する漫画ないかも)
今回の作品は年下攻めなんだけど、余裕がなくて、超必死な攻めにやばいほど胸キュン!
あ、受けにはもっともっとも~~っと!胸キュンしましたけどねwww
ほかの作品の年下攻めって、あんま、年下感がないけど、これは、あ!年下!みたいな感じでしたよ!
年下攻めで、切なくて、Hシーンも萌えたいという方にお勧め!!
このBLだけは読んどいてください!
お願いしますよっ!

2

安定w

きみこいシリーズの1つ。
やっぱり。さすが高永さん。
絵がキレイだしストーリーも面白かった。
良い意味で安定・安心して読めます^^

司の居る高校に赴任してきた春。
この2人は昔、弓道の道場で一緒だったので知り合い。
司は春をずっと好きだったけど、春は司の兄の礼一郎が好きだった。
でも春が大学生になる時に姿を消したので久しぶりの再会。

春をずっと見ていたから春が好きな人が誰か解っていて
告白すら出来なかった司がけなげ。
そして再会してガンガン攻めて行く司がとってもかわいい~。

それと“きみこい”の“溺れる”シリーズの方の礼一郎が
これまたイイ味出してる。
“溺れる”が好きでソッチしか読んでない人は、
“溺れる”を一段と楽しめますw

0

わりとよい年下攻め

年下ワンコ攻めが好きな人には、おすすめです。
一途で、やるときにはやる、しかもがっつり、というワンコで、応援したくなる感じでした。

1

きみが恋に堕ちるレビュー。

読んだ理由=弓道ネタと年下攻だったから。

望月春が臨時教師として赴任したのは、かつて好きだった主藤礼一郎の弟・司が在籍する高校だった。兄と同じ弓道を嗜み、春に思いを寄せる司。そして再会してしまった春と礼一郎。複雑に絡まった恋の糸は解けるのか?

弟の兄弟コンプレックスがオイシイ。俺の欲しいモノ全部兄さんが取っていっちゃう…!
兄弟で受を取り合う関係ってのに、弱いんですが、コレは取り合うというより受の4年間引きずってガチガチになった苦しい恋心が、攻の愛情で溶かされていくって流れです。要は受の心情の変化と、新しい恋へ踏み込めるかどうかってトコがポイントっぽい。

とにかく弟、司が一生懸命で一途で可愛いなぁ可愛いなぁ。
司への恋を自覚してからの、春さんの態度も可愛いなぁ可愛いなぁ。
何か、青い春って感じで読んでいて和みます。

ワタクシ、諸事情から弓道やっている男は何事にも冷静で動揺などせずドーンと構えている印象が強かったのですが……。
や だ な に この悩める青少年達は…っ!
春さん乙女!弟も思考が乙女!
色々な意味で弓道男子への認識を覆させられました。そうか、弓道やっているからって精神的に大人とは限らないよね。

可愛く強請られても、袴Hはお預けです。袴は神聖なモノなのです!
年下の恋人に甘い様で、しっかりと躾は欠かさない春さんが素敵です。袴は駄目でも浴衣とか!和服でニャンニャンはありそう…かな?両想いになれて良かったねぇーって思えるピュアな作品です。

1

年下攻めはこうでなくちゃ!

私は、これを読むまで
あまり「年下攻め」というカテゴリーは読んでなかったんですが。。。
この作品で、一気に「年下攻め」好きになっちゃいましたw

この作品の年下くん・司は
・一途・純粋・一生懸命などなど
年下攻めに必要な要素をすべて兼ね備えているんじゃないかな?と思います。
しかも、背が高いこともあって
立ち居振る舞いはすごく大人っぽいのに
実際には、感情のままに行動してみたり
ちょっとした事で一喜一憂したり、とまだまだ子供で
そのギャップがまた萌える部分だったりしますw

一方、春の方は
親友への愛情を自覚して以来、親友と離れる決心をしたのに
それでも忘れられなかった恋情を
久しぶりの再会でいきなり「好きだった」と告白して来た親友の弟の
一途で一生懸命な愛情によって過去のものにする事が出来たわけですが
日に日に司に惹かれていく自分自身にびっくりし
簡単に親友からその弟へと心変わりする自分に戸惑いつつも
その気持ちに逆らえない様子がすごく愛おしかったです。

そして、いまさら春に告白をして来た親友の礼一郎には
ちょっとイラッとさせられるんですが。。。
この辺の種明かしは、スピンオフ作品の方で明らかに。。。w

綺麗でかわいい絵なのに、Hシーンはかなりエロいのも
高永さんの作品の特長ですが
この作品でも、それは健在で
それが更に、私の「年下攻め」好きに拍車をかけてたのは言うまでもありませんねw
すごくかっこいいのに、コトの最中は全く余裕のなくなる感じも可愛いw

年下攻め入門にいかがですか?w

2

良く出来てる。

主人公、春は赴任した高校でかつて好きだった礼一郎の弟、司と再会する。

ある時、春は司から無理矢理キスされ、ずっと好きだったと告げられて。春は戸惑いながらも、真剣で真っ直ぐな気持ちをぶつけて来る司に次第に惹かれてゆく。自分は礼一郎を好きだったはずなのにと言う思いからなかなか司を好きになっていると認められない。

そこに礼一郎が現れちゃうんですよ。やがて、春と司のキスを礼一郎に見られ春がゲイだということがバレるんですが、今度は礼一郎が春の事を好きだと言って―!?

3人共、純情だなぁって思いました。ほんのり甘く切ない物語です。ストーリーもしっかりしててよかった。

ただ、春が時々女の子に見えます。喋り方も女の子っぽいなぁと思ったり…だから、そういうのが駄目な方はあまりお勧めはしないです。反対に大丈夫な方にとっては凄くいい作品なんじゃないかなぁと思います。

2

着物とか袴とか、捲る為にあるんだよね?

今回のメインターゲットは春さんです。
春さん。
今日から高校の新任教師として赴任するらしいよ?
弓道場の男の子に視線くぎ付けでございます。
ま、コレが久々の再会。運命と言う奴だったのは言うまでもございません。
そもそも、春さんも弓道をしていたわけです。
しかし、大学受験にあわせて、弓道をやめ何も言わずに遠くの大学にいってしまった。
それは、今回再会を果たした司のお兄さんが関係していたんですね。
お兄さんと春は仲が良く、いいライバルだった。しかし春には特別な感情があったんです。それはこれから解き明かされていくわけですが・・・・

ようは、春さんは、お兄さんが好きで、その春さんを弟はずっと見続けてきたわけです。そんな関係が、時を経て動変わっていくのか・・・という話。
コレは面白かったです。
一途に想い続ける弟クンと、想われて心動かされていく春さん。
弓道とうい設定も、なんか新鮮でよかった。
しかも、ドキドキしっぱなしの春さんが艶かしくてwwジュルリ

3

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