どんなに強く見とれられても それは恋にはならない

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表題作青春アウトサイダー

陣屋久志,高校生
春久一矢,高校生

その他の収録作品

  • それから(描き下ろし)

あらすじ

好きだ」彼女と別れ弱音を吐く友人の久志に、告白してしまった一矢。
つい口から出た言葉に慌てた一矢が、返事はいらないから友達のままでいてほしいとお願いすると、久志はそれを受け入れてくれた。
想いを伝えたことで気持ちは軽くなったものの、久志は彼女とやり直したいようで、一矢の心は段々苦しくなっていき……。

恋がよくわからない学生×ピュアヤンキーの胸キュンラブストーリー

作品情報

作品名
青春アウトサイダー
著者
しまべ創子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047364912
4

(35)

(14)

萌々

(13)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
139
評価数
35
平均
4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数8

青春BL大好きです!

でもこの攻君はなかったなぁ~ちょっと無理なタイプでした受の一矢は、凄く良いのです。ケンカ強いのに、ヤンキーの自覚なしチャラ男に見えるけど根は真面目で、困ってる人をほっとけない優しい性格!
久志に告白するも、困らせたくなくて返事はいらないとか言っちゃうようなとても健気な性格にきゅんとしました。
ほんとに久志でいいの?もっと周りを見渡せば良い男はたくそんいそうな気がするんだけど、久志は、もっさり大柄で恋愛には無頓着な空手バカで奥手な性格だったら私もめっちゃぎゅんぎゅんきたかも
でもなぜかもて男設定な上に彼女ありヤることはヤってる私萎えるおまけにデリカシーなし男は最悪です。
ストイックな空手バカが好きです!
攻は自分のセクシャリティーがわからなくなって、幼馴染みの彼女とは妹みたいに付き合ってたと思っていたのですが、ふたを開けてみれば、別れた原因は彼女が自分の下着をSNSで売ってたことが、原因だった…
この男また好みの清楚系の女子に行きそうそしてまた騙されそうな感じがします
一矢は良い男なので、もっと良い人がいそうなきがする
なんか辛口に主に攻くんに…ごめんなさい
攻君の性格がもっと良かったら、評価が変わっていたかんじがします
でもとても2人の感情が丁寧に描かれていたので、そこは良かったです。

0

『好き』という一言が

親友が故に許された距離と心地よさ。これを捨ててまで好きとは伝えられない。

男性を、もしくは親友を好きになった人がぶつかるこの問題。BLで何度も何度も目にしてきたこのシチュエーション。
この作品は『好き』と伝えられる嬉しさと後悔さが2人の日常を交えながら丁寧に丁寧に描かれていたので結ばれた時の喜びもひとしお。

高校生2人の青空の下輝く素敵な物語でした。

『好き』と伝えられるって男女間にせよ、同性同士でも本当に幸せで奇跡的なことだよなと改めて思いました。

1

恋ってなんなの…⁈ 久志、お前こそ何なの⁈

ヤンキー風健気くんの、いじらしい恋。
作者が、久志を無骨な男に描こうとしていたのに、担当編集さんにそれは止められて、イケメンに変更したみたいなんだが。イケメンは単体ではもちろん見たいけども。これは作者が最初思い描いた様に、空手馬鹿の無骨なモッサリ男子として描いてみて欲しかった。久志は、せっかく女子に囲まれてモテモテ設定なのに、空手馬鹿過ぎて、人の心の機微も分からない。困ったちゃんなのだ。だから、一矢のドギマギの告白もよく分からないと言い放ち、流した挙句、突然意識し出して変な態度を取ってみたり。可哀想に、一矢は翻弄されっぱなしなのだ。
久志は、可愛い女子が好きだった(抱いていた。)のに、幼馴染としてしか意識出来なかったから別れたなどと綺麗事を言ってはいたが。その実、彼女が使用済みの下着を小遣い稼ぎに売っていたというのを知ってから、萎えている。
彼女はあざと可愛い清楚系女子で、もちろん悪気は無い。発覚して、親にも相当叱られて、以降止めている様なのだ。それでも許せないみたいで。人の過ちを許せない程、そんなに潔癖なのか?お前は。という嫌悪感は不穏だ。そしてラスト周辺で、私の不安は決定的になる。欲任せに一矢を抱き潰した久志は迂闊にも不用意な一言を言ってしまう。「一矢は強いからついヤリ過ぎてしまう。萌花(元カノ)なんて2回もしたら…。」さすがにあっ!と気付いて口ごもるのだが、好きな人と繋がれて幸せ一杯の一矢は、気付かない。「もっと聞かせてくれてもいい。」などと嬉しそうに言う。そう、今や久志の恋人は自分なのだから。
待って。一矢、その男はクズだよ⁈
高校生にして、このクズっぷりでは、先が思いやられるよ?
ゴリラ並みの性欲をぶつけられるから、なんて。たまったもんじゃない。男だから乱暴にして良いわけじゃ無い。
大人になってから。一矢は、視野が広くなって。ずっともっと素敵な人に出逢えて、久志が捨てられる展開になれば良いのに‼︎ なんて願ってしまったよ。

0

huxeru0302

心の機微がわからないのはあなたの方では…自分の彼女が「自分の女」の部分を他人に売ってることに対して嫌悪感抱くのは何らおかしな事ではないと思いました。
攻めの無神経な所が不快だと思われるのはもちろん自由だと思いますが、幸せは人それぞれの形があり、好きな人と恋人になれて幸せな受けに対して別れろみたいなコメントは最悪だと思います。不快です。

ピュアヤンキー萌えでした

受けの一矢が喧嘩が強くて誰にでも優しいし、それでいてファーストキスもまだなヤンキーで可愛いくてカッコいいしでかなり萌えました。

攻めの久志の方はというと自分で言うくらいの空手バカで、恋が分からないといいつつ幼馴染みの元カノとはやる事やってたのがなぁ…。

その元カノがあざと可愛くて…彼女を久志が振った理由を知ってなるほどと思いました。
あんな清純そうな顔をして、何であんな事をしたのか不思議でしょうがないです。
一矢だってピュアだけどセックスには興味があるから、久志の代わりにヒサシくんを使ってたりと…その辺りが妙にリアリティがあるというかとても上手いと思いました。

最初の方はかなり久志が愚鈍な印象でした。それが徐々に一矢を意識して行って、最終的には態度がもの凄く悪くなるんです。
その辺りも読んでいてかなり引き込まれました。

でも急速に2人の仲が深まった辺りでは、あの恋がよくわからない久志が男同士って事を簡単に踏み越えて来るのかなとか、ちょっとだけモヤッとしてしまいました。

それなら元カノを吐き気がするくらいに嫌ってた方が自然に思えたと思います。
ただの幼馴染みだとしか思えなくなったから許せたとかあり得ねーって思ってしまいました。

それからとても気になったのは久志の事を何度もイケメンと表現するのですが、イケメンには見えなくて困りました。

1

萌えとアオハル

表紙の爽やかな青空に映えるふたりのDK。
尊さが伝わってくるのですが、帯の『恋にはならない』という切ない言葉と『青春アウトサイダー』というタイトル。

英語に疎い私は最初サイダーみたいなシュワッと若さが弾けるような恋をイメージしていたんです(安直)。
でも、調べてみたらアウトサイダーは『部外者』…
ええ〜…なんか辛そうやん…、泣ける系なのかな、なんて思いながら読み始めたのですが。

杞憂〜!

もだもだ、じれじれ、きゅんにぎゅん、若さも青さも、切なさも、(一矢が)初々しくて可愛いエッチも…と、萌えとアオハルのいいとこ盛り。
女子キャラの存在感はやや感じますが、上手い扱い方でさほど気にならないです。

久志と一矢の気の強い同士のふたりの対等なやりとりも、気持ちを伝え合うシーンもすごく自然な等身大の男子高校生の思考や行動といった感じで、フレッシュさが溢れる表情もよかった!

序盤の久志のハンドグリップネタが後半でまさかの…!という伏線回収?には思わず笑ってしまいましたし、作者様の間の使い方とかコミカルのツボがハマって、とても楽しかったです。
ヒサシくん…(笑)
一矢のあのオナネタを久志に実施するところもみたかったなあ〜。

ただ、ひとつだけ…久志の髪型の坊っちゃんが過ぎたのがちょっと気になってしまい…、もう少し短かったらストライクでした。

全体の雰囲気も好きなかんじなので、次の作品もぜひ読ませていただきたい作者様です。

2

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