この世の果てでもどうかよろしく

konoyo no hate demo douka yoroshiku

この世の果てでもどうかよろしく
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×210
  • 萌4
  • 中立7
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
11
得点
119
評価数
40
平均
3.3 / 5
神率
30%
著者
谷川藍 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
榊空也 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784778131951

あらすじ

大学生の葉二はロサンゼルスに留学中、恋人である先輩の潤一と顔が瓜二つで、ダウナーな朝日と出会う。ホストファミリーと喧嘩し、追い出された朝日を見捨てられず寮に連れ帰り、想いを寄せられた葉二。潤一とうまくいってない寂しさもあり、朝日と一夜を共にしてしまう。その後、潤一を追って就職するが望まない葬儀部門に配属された葉二は、 住職見習いになっていた朝日と再会する。いまだに葉二を好きな彼に心が揺れて…。

表題作この世の果てでもどうかよろしく

寺島朝日,22歳,葉二の恋人に瓜二つな元ヤンの寺の跡継ぎ
荻原葉二,23歳,冠婚葬祭会社の葬儀部門担当者

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数11

心理描写が丁寧な作品

デビュー作品とのこと、タイトルやあらすじを読んで発売を楽しみにしていました。一人称寄りな三人称視点が特徴的。とても感情移入しやすい言葉選びだと思いました。
複雑な出会い、複雑な再会が柔らかく描写されており文章が好きです。
心理描写がとにかく丁寧。

不意に出会って身体を重ねてしまった二人。
葉二が発した名前から葉二に彼氏がいると知ってしまう…という切なスタート。
そこからの、再会ものです。
再会ものが好きな私にとってツボな設定と展開でした。
なんといってもキャラが最高で、積み重ねられた描写からキャラの背景を辿るのが本当に楽しい作品。

攻めが困ってるとき助けてくれる受けが最高なので、葉二が大好きなのです。
台詞回しとか空気感が好きだなぁ…
そして複雑なんですよね潤一が…
そりゃあ当て馬でしょうけど、
潤一が完全に悪いやつという当て馬ではなく、むしろ颯爽とスピンオフが決まるタイプの優良物件だよね…!?という厚みがあるのです。

最後の1ページの文章の美しさが好き…言葉の選び方が推せる作家さんなので、次の本を期待してしまいます。

そしてコミコミスタジオの特典SSも続けて読んだんですけど…
これです!!!!!
こういうのが欲しかったんです!!!
と叫びそうになりました。

とにかく圧倒的に文章が良い…穏やかで、柔らかく、過去の追想から現在の幸福を想うという構成で、ええ…良いな…攻めの朝日目線なのもよい。
いやあ、朝日好きだなあ……可愛いなヨシヨシしたくなる。

上手く言葉には言い表せない奥行きのある世界観で、素敵な文章を書かれる作家さんであることは間違いなしです。
色んな方に読んで頂きたいそんな一冊です。

5

ハマった✧*。

葬儀屋×住職見習いという設定やあらすじ、イラストに惹かれて購入。すごく良かった!彼氏の居る葉二が留学先で出会って関係を持ったのが朝日。時を経て葬儀屋になった葉二が住職見習いになった朝日と再会して〜というお話。
この葉二の気持ちの変化が丁寧に書かれていて、潤一を好きって思い込んでるけど、朝日への想いが強くなってくのが手に取るように解って面白かった。朝日がギャップの塊みたいな人で、そんな朝日と出会ってからの葉二の成長に感動する。逆に朝日も葉二に出会って成長してて、その想いの強さに朝日良いぞ!ってなりました。
想いが通じてからがまた最高で、2人特に葉二が可愛すぎる。色んな意味で最高な1冊でした。榊先生のイラストも美しくて、口絵が特に印象的でした。オススメ‼

5

救いの話

大学生の葉二が留学先で出会った謎の多い大学生の朝日。
恋人の潤一と上手くいってなかった寂しさから朝日と一夜を共にしてしまう。
もう会うことはないと思っていた矢先、就職後に偶然再会して..

というお話。

あまりに好きな作品だった為、レビュー初投稿!

主人公の葉二、朝日、潤一、友人の和泉
登場人物全員に抱えてるものがあって
逃げたり向き合ったりしながら
懸命に生きている様がすごく良かったです。


BL作品としても素晴らしいですが
BLを抜きにしても色々と心にくるものがありました。

人に言えないコンプレックスを抱えていたり
自己肯定感が低い人間
私のように色々と拗らせてる人間には
共感できる部分が多く
特に刺さる作品だと思います!笑

二人が結ばれるシーンは
お互いの切羽詰まった想いや
真っ直ぐな欲望が溢れていて
非常に萌えました!!

潤一に対しては賛否両論あるようで、
確かに読む人によっては
好みが分かれてしまうかもしれません。

最初のうちは、
感情が見えないよくわからない男
という印象でした。

ですが、
後半で彼の考えや気持ちを知って
私は嫌いになれませんでした。


潤一も含め全員がそれぞれ苦しさを抱えていて、
知らないうちに救ったり
勝手に救われたりしながら生きている。

お寺や仏教のお話だったからか
生きることや人間について
考えさせられる作品だなと思いました。

作品自体は軽快な文章でとても読みやすく、
私が勝手に深く考えているだけで
上記のようなお硬いお話ではないので
皆さんご安心ください!笑

これが初のオリジナル小説ということですが、
次回作もとても楽しみです!!

4

キャラが最高

このレビュー書くためにちるちるアカウントを取りました。
攻めの朝日くんが本当にたまらなくて。
朝日と葉二のストーリーをもっと読みたくなってしまいました。

設定が気になった&表紙イラストに惹かれて発売日前から予約していました。
商業BLは普段漫画ばかりで小説は読んだことがなかったのですが、普段小説をほとんど読まない私でもスルッと読めてしまうくらい読みやすい文章です。本一冊一晩で一気に読んだのは初めての体験でした。
丁寧な心理描写が好きで、潤一と別れるシーンは本当に美しくて、何回も思い出して後から読み直してしまいました。
朝日と葉二はもちろん魅力的ですが、脇役のキャラ立ちがとにかく半端じゃない!
ちなみに一番好きなキャラクターは葉二の元カレの潤一でした。潤一が主人公のスピンオフが読みたいなと感じます。

くっついてからの展開が少し急に感じた部分もあるのですが、きっとBLのお約束を踏んだような感じなのかな?それでも最後の締めくくりはスタートから想像もできなかったような前向きさで終わり、胸に残りました。
紡がれるシーンの美しさ、迷いながら進んでいく人間らしさを描いた力強い素敵な小説だと思います。
次回作を楽しみにしています。

4

偶像崇拝と恋

表紙とタイトルの吸引力がありますね!
書影が出た時からずーっと楽しみにしてました。

読んでる最中《偶像崇拝》という言葉が浮かびました。

信仰のような強い憧れが恋に変換され、
眩しさばかりを追って、陰を見落とす。

人を好きになるって単純なようで難しいですね。
恋している期間が長ければ長いほど「この恋しかない」と執着してしまう。
このままじゃダメだとどこかで感じながらも「今」を壊す勇気は無くて…。

《憧れ》と《恋》を拗らせながら変化していくお話で面白かったです。

ちなみに。
萌え的なオススメは個人的にワンコ攻めを推したい////
もぉぉぉぉ良かったんですよ!!!

表紙のクールな黒髪が攻めなんですが、
受けに褒められたいワンコな・ん・で・す!(∩´///`∩)
(表紙だけならそれっぽくないですよね??)
(個人的にギャップ萌えでゴロンゴロンしました////)


さてさて。

受け:葉二は陽キャのパリピ……を演じています。
本来の自分は特に長所がない普通の人間だと思っていて、
恋人の潤一の性格に強い憧れを抱いていました。

葉二から見た潤一は才能の塊で、
人を寄せ付けないところも魅力だと思っているんですね。
自分を確立して、自分を偽らず、前に進み続ける恋人。
葉二には持ってないモノばかりを持っている潤一と恋人でいられることは喜びでした。

……正確には「喜び」と思い込むようにしていました。

潤一から無下にされても、既読無視されても、本当に恋人なのか自信がなくても、
高校時代から憧れ続けた彼を想い続けることが葉二のアイデンティティになっていて。

しかし、ため息ばかりで幸せそうには見えません。
心のどこかで迷いはあるけど、手放す勇気もない。

そんな中で出会ったのが
攻め:朝日。寺の息子で家庭環境が複雑なダウナー系。
喧嘩っ早くて背中にガチの刺青いれているようなお人です。

けれど葉二の持つ優しさ・寄り添う心に出会って、変わっていくんですね。

葉二に「いい子にしてたら、またなでなでしてあげる」
と言われたらいい子でいようとするんですよー!

葉二に頭撫でられたり、背中ポンポンされてですねー。
されるがままになっているのが可愛くて萌え禿げた////
敵認定した相手には容赦無く牙むけるくせに、葉二の前だと犬みたいで堪らんです。

で。あらすじにもあるように一夜を共にするんですが…。
葉二が朝日をリードして、ヨシヨシ、いいこいいこ、ってしながらセックスするのがッ!
もうねッ!激萌えたよね!こういう年上受け大好き…!!

葉ニは男相手のセックスに手慣れているんですね。
その事実にショックを受けてる朝日にもキュンキュンしました(´///`∩)

でも一夜が終わった後、
葉ニは朝日を潤一の身代わりに扱った後悔が押し寄せ、
朝日の心情を慮って苦しみます。

葉二の長所で短所は感受性が豊かすぎて、相手の気持ちを考えすぎるところ。
良くも悪くも真っ直ぐで素直で広く寄り添う心は、その分傷つきやすいんですね。

朝日はそんな葉二を「優しい人」と言います。
けれど潤一は真逆な言葉で葉二に衝撃を与えました。

このお話で面白いなと思ったのは、
見ているモノが同じなのに感じ方・捉え方が違うところ。
長所と短所は表裏一体で歯車が合えば上手く回り、合わなきゃ回らない。

誰しもよくある話といえばそうなんですが、
第三者視点で客観的に見てるとなんともどかしいこと!
これに恋愛が絡むと重苦しい空気になることもあって;;

葉二が見ていた「潤一像」と、
潤一自身が感じている劣等感のギャップは驚きました。

葉二が見ていたのは「信仰」
潤一が求めたのは「自尊心」
2人の間に恋は存在しなかったのが重かったです。

そうやって紐解いていくと、
朝日への気持ちは「恋」だという対比が見えてきます。
朝日に対してだと葉二の行動が全く違うのが良き良き。

潤一は個人的に割とクソだと思ったので
対比する朝日のいじらしさにキュンキュンしました…!
葉二のことが好きでしょーがないってのが見えてめっちゃ萌えるんですよー(∩´///`∩)
(とにかく朝日が萌えツボの宝庫だった…♡)
(ので朝日に関しては甘々評価ですwワンコ攻めは正義)

評価は朝日のキャラクターに寄る部分が多いですが、トータル的に満足♪
潤一視点のお話だったら印象がガラリと変わりそうなところも面白かったです!
(ちょっと興味あるので読んでみたい…)

7

次回作も読みたい!

軽快ですらすらと読みやすい文章で一気に読み終えることができました。
また物語序盤の濡れ場はじわじわと官能が高まるような湿度が感じられる描写で引き込まれる。
あと年下の攻めがいい味出してましたね。綺麗な顔のイケメンなのにニキビできてオロナイン持ってるし、受けが誤解した時にはその誤解を解こうと髪ボサボサにして息きせき切って駆けつける、人間味のある可愛いキャラクターでした!

その後のストーリー展開には引っかかるところもありましたが、デビュー作!ならば否定的なご意見は声高に叫ぶ必要はありません!次回作も読みたい!それに尽きます!

5

ボーイズ・ラブって感じだ!

小説でデビューを飾る新人作家さんはコミックほど多くはないので、ちるちるで紹介されるととてもワクワクします。本作もタイトルやイラストレーターさんにそそられてぜひ読んでみたいと思っていました。

ちるちるにレビューを投稿する時、作品を一度読んで受けとめた印象を文にしているのですが、今回は二回読みました。実をいうと、一度目はサラーっと読み進めてしまって、ポイントが掴めなかったんです。言葉とか設定とか気になる部分が邪魔をして集中できなかったのもあって…。一度読んだ時に書いた感想は酷いものでした。自分の思い込みの酷さが笑。翌日、頭をリセットしてもう一度読んだ時、なんだこれ!すごくいいじゃん!!ってなって、それから数日間ストーリーやシーンを反芻しまくってて。

年長順に潤一と葉二と朝日の年齢は一つずつしか違わないのですが、登場人物の年齢設定が絶妙です。お話のテーマとしては、「恋に恋していた頃」っていう、青臭くて若さ炸裂!の切なキュンもの。めちゃくちゃ好きじゃん…。でもこれ、二回目に読んでじわっと胸に届いんですよね。鈍すぎる…。

主人公の葉二が好きでしかたなかった一つ年上の人との関係性って、恋だったの?そう気付かせてくれたのが、葉二と一つ下の朝日との出会い。葉二が就活中、現実逃避するために軽率なノリで応募した、アメリカ短期留学中でのことでした。

葉二は潤さんとの関係に依存しているから、目の前の朝日から寄せられる好意に気づかないふりをしています。でも、朝日からしたら葉二が自分にくれる一言一言が刺さっていて、たとえ気持ちが報われなかったとしても、葉二からの言いつけは守り続けていただろうと思うのです。

葉二が潤一との関係性に向き合う終盤のクライマックスシーンがすごく好きです。感情に流されがちな重要なシーンを、キャラ優先で等身大に描いているところ。ここ、何度も読み返しています。

作者の文章はある意味軽く流してしまいそうなほど、スーッと読めてしまうんです。(わたしの一回目がそうでした)

読みやすいと逆にインパクトが残りにくいリスクもありそうなのに、時間が経つとふとワンシーンが頭に思い浮かんだりして、ついでにあのロケーションでこんな会話が交わされていたよなぁ、なんてゾロゾロと記憶とイメージが膨らんだりして。

脇キャラの活かし方もうまいですし、ストーリーに必要な情報を噛み砕いてくださっているので、シーンの意味も無理なく伝わります。会話文も生き生きとしていて…もしかして天才?なんじゃないかと思ってしまった笑

気になったのは、葉二の性的志向に触れて欲しかったことと、朝日の刺青はヤンキーレベルなのか?ってこと。留学中のエピソードはマンガ並みにちょっと出来すぎのような気も…

それと「ピーカン」とか「ルンルン」とか「ゴキゲン」っていう言葉に久しぶりに遭遇して衝撃を受けました。大学生の語彙がわからないよ…。

主人公のお陰か全体的に明るめで重すぎず、読後感がとても前向きで爽やかでした。だからもう一度粘って読んでみようと思えたのかも。個人的には読めば読むほどハマりそうな作家様のような気がしました。

3

若者たちの成長の物語。

あらすじを拝見して、面白そうだなと思って購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






大学4年生の葉二は友人たちが就活に奔走する時期に、あえてアメリカのLAに短期留学に赴いた。それは、恋人の潤一との関係に煮詰まり、自分自身を顧みるためだったが、そこで葉二は潤一とそっくりな風貌を持つ朝日という日本人留学生に出会う。

喧嘩っ早くて、背中に刺青も入っている朝日は、けれどその見た目を裏切り葉二に懐いてくる。そんなある日、酔った勢いもあって二人は身体を重ねてしまう。潤一の面影を追ったその行為に葉二は贖罪の気持ちを抱くが、けれどこれもこれ一度限りのこと。そう思っていた葉二だった。

が、彼は就職した会社で葬儀部門に配属され、そこで再会してしまう。住職見習いとなり、父親の寺の手伝いをしていた朝日に。愛してやまない恋人の潤一、そして朝日の間で葉二は揺れ動き―。

と書いてしまうと、二人の男に取り合いをされる葉二。
という構図を思い浮かべてしまうかも。

実際は潤一は葉二をさほど大事にしておらず、けれど葉二は潤一の背中ばかりを追いかけている。
そして、朝日はワンコちゃんさながら葉二を追い求めていて。
単純な三角関係のストーリーではありません。

住職(見習い)と葬儀屋、というCPのお話なのですが、結構ドロドロした裏側も描かれていて、恋愛という軸だけを追った展開ではなくなかなか骨太なストーリー展開なんですね。けれど、この作品で描かれていたのは若者たちの成長のストーリー、だったように思いました。

潤一と葉二。
この二人は共依存、っていうのかな。
お互いに相手を欲していることは間違いないんですよ。けれど、それは愛ではない。でも、それに二人とも全然気づかないんですね。

そこに朝日という人物が加わったことで潤一と葉二の歯車が回り始める。

そして朝日も。
彼もまた、抱えるものがあって、そんな彼が葉二と出会い、そして彼も前に進み始める。

なんて言うんですかね。
凄く不健全なんですよ。三人とも。
でも、それは=悪いこと、という風に描かれてもいない。

世界を知って、相手を知って、そして彼らは逞しく前進していく。その姿が希望に溢れている。若いって素晴らしいねえ、と近所のおばちゃんの様な感想を抱きつつ読破しました。

突っ込みどころもちょいちょいあるんです。
例えば朝日と潤一が「瓜二つ」という設定。
これ、今作品の大きなキーポイントの一つであることは間違いないんです。この設定があったからこそ、ストーリーが動いていくので。でも、「瓜二つ」である、その理由は特になく、もしかしたら血縁関係があるのかな?と思ってたんですけれどそうではない。雰囲気が似てる、とか、似てると思ったけどよく見たら全然似てないね、くらいの方がよかったんじゃないのかなー、とか思ったりしました。

途中、潤一が酷くってですね、葉二が可哀そうになりつつ読み進めたのですが、潤一という人物はなかなか薄幸青年だな、と。彼の過去とか、葉二との関係とか。できれば金髪の彼と幸せにしてあげて欲しいなと思いました。

今作品がデビュー作とのことですが、非常に読みやすい文体に魅力のあるキャラたち。面白かったです。萌にしようか萌×2にしようか悩んだのですが、デビュー作ということでちょびっとおまけして萌×2で。

次回作も楽しみに待っていようと思います。

2

美しい表現が特徴

商業デヴュー作とのことで表現の美しさ独特さがとてもよく滅多にしない付箋をつけてしまった位目を引きました

物語は元ヤンダウナーの刺青背負った美形お坊さん朝日
アッパーを装いながらも恋人とうまくいかず自己肯定感が低い葉二
留学先で出会い偶発的な一夜を過ごした二人が帰国後仕事関係で偶然再開する
葉二は高校時代からの恋人との関係が宙ぶらりんのまま朝日と会うことが増えていき…恋人が別の男と一緒に幸せそうに笑うのを見てしまい…と
先ほども書いたが表現が散りばめられておて読んでいてドキっとさせられる事が何度もあって嬉しくなった

のだが
一人称気味で進められているにもかかわらず
葉二の性格や何を考えているかとかの部分が少しわかりにくくとっぴに感じるところがあってそこが残念に感じた
逆に中盤入った朝日視線の一人称が入った事でとてもわかりやすくなったと思うが
葉二の特に後半の部分は読んでいて戸惑いを感じた
考えられない様な行動を取る人間だと言っていれば何をどうなってもいいというわけでは無いと思う
これはあくまで外で見ている人間の感想であって
一人称の流れで書かれているならその行動ではなく心情に不自然さを何回も感じるのは残念でした

再会ものでしかも別の恋から脱却や仕事や恋を通じての自己再生と濃ゆい盛り沢山すぎるくらいな内容をここまでこなすのはなかなかすごいなと思うので
神にしたいくらいだったのですが
一つ落としました
次回作に期待したいです

0

葬儀屋さん

榊先生ホイホイで購入。お仕事面は知らない事が多かったので面白かったし、恋話の方も今じゃなかったらもう少し萌えたかもと思うのですが、疲れ果てている今読むのは少し疲れたので、中立にしました。先生、ごめんなさい…本編260pほど+あとがき。

好きな人との関係がにっちもさっちもいかず、逃げるようにロサンゼルスへ語学研修に来た受け。同じ日本人留学生でトラブっていた朝日を助けて同じ部屋で暮らしていましたが、ある日朝日とやらかしてしまい…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
同じ大学出身の和泉、受けがずっと好きな潤一、小澤(受け職場先輩)、その他少々。潤一がなかなかクセモノ。

++全体的な感想

最後に一発逆転的にすっきりしてめでたしめでたしなお話なんですが、攻め受けも潤一も性格が私と合わないのか、ウジウジしているように感じられて、惚れられなかったでした。

攻めは敢えて言うなら背中に彫りのあるワンコ。受けは一途に潤一にキラキラした目を向けている子犬という印象。潤一はこじらせ系。

なので、等身大の男子のこじらせ話+葬儀屋お仕事話に興味ある方は良いのかも。です。いまいち面白いんだかそうではないんだか掴みきれないお話でした。うーん。

3

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