コミック

  • 君を愛した10年間

君を愛した10年間

kimi wo aishita 10nenkan

  • 電子単話
  • webtoon
  • 電子書籍【PR】

表題作君を愛した10年間

松原涼生,会社取締役代表 / 斎藤祐樹,白血病専門医師
加賀知念,遺伝性の血液凝固障害,涼生と同級生 

あらすじ

知念と涼生は学生時代から愛し合い、今年で10年目だ。しかし、時が経つにつれて涼生は変わっていってしまい、知念は一人寂しい日々を過ごしている。そんなある日、自分が重い病気にかかっていたことを知る知念。涼生との距離は遠のくばかりなのに、時計の針は決して止まってはくれない。”僕はあの頃から変わらず君を愛しているのに・・・―”知念の悲痛な心の叫びは涼生に届くのか…。

作品情報

作品名
君を愛した10年間
作画
EUN 
原作
wuyiningsi 
媒体
漫画(コミック)
出版社
NHN comico
レーベル
comico【非BL】
電子発売日
3.8

(18)

(9)

萌々

(3)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
66
評価数
18
平均
3.8 / 5
神率
50%

レビュー投稿数6

君を愛した10年間

この作品は大好きで何回も読み直したりしました。また最近読もうと探しましたが配信終了したみたいで読めませんでした。すごく悲しいです。また配信してほしいです。もしくは単行本になってほしいです。知念が白血病に罹っても涼生には白血病に患っている事を最後まで告げずにこの世を去るけど、涼生は途中から気づくけどその時には知念は涼生の元を離れてしまう。涼生は後悔の念に苛まれるけどそれはハッキリ言って自業自得です。知念は最後まで涼生を愛していたけど涼生は何人もの愛人を作っていて知念はいつも独りぼっちだった。唯一知念の心の拠り所は知念の主治医だった。漫画は中途半端に終わった気がしました。

0

10年分の愛は捨てるにはなかなか重い

comicoで全話拝読しました。

タイトルは10年だけど、攻の涼生と受の知念が付き合っていた年数は14年。
そのうち、涼生が部下の智貴や他の人と浮気しだして、知念の心が揺れ始めたのが4年。
だからタイトルは君を愛した10年なのかな。

14年前の出会った頃の涼生と知念の恋愛は明るく輝いていましたが、涼生の裏切りから少しずつ壊れていった愛は決して元に戻らなかったという悲しいお話。
涼生を見限って一人病死を受け入れようとした知念は、自分を深く愛してくれる主治医の斉藤先生のおかげで穏やかな最後の日々を過ごすことができます。
それでも、斉藤先生の腕の中で穏やかに微笑みながら知念が呟いた最後の言葉が、「授業が終わったら一緒に帰ろうね」なのが考えさせられました。

この「授業が終わったら一緒に帰ろうね」については、ここのコメントを拝見して、原作の中国語版小説に興味を持ち、翻訳ツールを使いながら読んでみました。

以下は原作にあって漫画では省略されている描写ですが、

・治療を諦めた知念が何度も繰り返しみる混沌とした夢の中で、ある「少年」が知念に手を差し伸べながら告げる言葉が「授業が終わったら一緒に帰ろう」

・本編の最後でもう帰るはずのない知念を部屋で待ち続ける涼生の前に現れた17歳の知念の幻に対して、涼生が朦朧と手を差し出してかける言葉も「授業が終わったら一緒に帰ろう」

混沌とした夢に対して知念はうなされていましたが、斉藤先生の腕の中で「授業が終わったら…一緒に帰ろう…」と呟いた時は微笑んでいました。

私はこの描写から、結局知念も今生においてかつての美しかった涼生との愛に執着があって、もう愛が戻ることはないのに捨てきることもできなかったのかなと思いました。
それは愛した期間の長さ故なのかも。

ただ、心理描写は読み手の想像に委ねられているものだと思うので(知念が最後に微笑んだのは死を受け入れたからともとれるし)、機会があればぜひ原作小説を読んで考えてみていただいた方がいいと思います。

死にネタが好きな私には大変刺さる作品でした。

最後に、他の方がコメントで書かれている同作者の「再没人遇见」(中国語小説)で僅かに涼生のその後が触れられているのですが、涼生が智貴と浮気をして知念を苦しめた4年という数字が因果応報的な意味を持ってくるので、機会があればそちらも読んでみるのもおすすめです。

3

これはこの終わり方でいいと思う。

このお話を書かれた時、作者様はまだお若かったと知り、なるほどと思いました。

涼生が知念をとても愛していた。と?
愛?ただ好きだっただけな様に思えた。

大切な人は大切に。自分自身よりも相手が大切ってのが愛してる。なんじゃないかな?
若い時には独りよがりになりがちなんだけど、涼生が知念を大切にしていたとは全然思えなくて。 独りよがりな愛さえも感じられなかったな。
自分ファーストが許される相手なら誰でも良かったんじゃないかな?って思った。

私的には、ご都合主義な和解が無いってところがお気に入り。


4

悲しい

ちるちるの記事で知って、シーモアが半額等のセールをしてたので一気読み。

本編68話、番外編3話、合計71話
(シーモアの表記が分かりにくかったので、こちらで整理)

お話はとても悲しい終わり方。
設定がとても切なく良く出来ていると思った。

ただ、所々日本語がおかしいのと、
コマの展開がぶつ切りっぽくて、途中何度か「?」ってなった。
また、スクロールが横ではなく縦なので、それもあるのかもしれない。

こちらのレビューで詳しく原作の内容まで書いてくださっている方(感謝)の説明で、どういう物語なのかの全貌が分かって、原作を読みたくなった。(出版するならしっかりした和訳でお願いしたい)

このコミックはかなり変更し、端折っているので、それぞれの人物像に感情移入しにくい。

でも最後はなんとか助かって欲しかった。
個人的見解かもしれないが、それがBLの基本で読者が求めるものだと思うので、死ネタはやはり辛い。

5

これは、神作品

救いを求めて、何度も何度も読み返した作品です。切なくて、苦しくて、泣けて、増悪が増して・・・。

幸せだった2人がどうしてこうなっちゃうかなぁ・・・。しかも、死ねたなんだもん。

稀に珍しい、ストーリーだったね。

しかし、最後に先生に出会えて愛されて〜幸せにだったね。モーねー、涙無しでは読めなかったよ!

あまりの悲しさに、ネットでその先を探しまくった結果。
小説もあるようで、そちらでは、この先も書かれていているようで、先生と過ごして家で、先生亡き後・・・ちねんがまっているんだよね。

2人亡き後に、再会出来ったんだね。

これ、日本語版では無かったら、外伝でそこまでの話をコミックにして欲しいわ。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP