「30歳まで童貞だと魔法使いになる」―――ってウワサ、知ってる?

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表題作29歳のリミット

津田真琴,デザイン事務所勤務
立山葵,29歳,会社員

あらすじ

「30歳の誕生日までに脱童貞!」が目標の葵。女性を紹介して貰うはずが、待ち合わせに現れたのは超イケメンの男性・真琴だった。そのうえ風俗でもダメだったのに、酔った勢いで葵は真琴にイカされてしまい!?

作品情報

作品名
29歳のリミット
著者
水名瀬雅良 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
電子発売日
ISBN
9784041120835
3.1

(7)

(1)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
20
評価数
7
平均
3.1 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数1

大問題らしいけど

水名瀬雅良先生のファンです。
本作はタイトルからもわかる通り、30才まで童貞だと魔法使いに……!
…というお話。

一般社会で。
普通の男性なら。
30才で童貞〜〜⁉︎マジかよ……

…みたいな周囲の反応が自明なわけです。
そんな中、主人公の会社員・立山葵は、もうすぐ30才の誕生日なのに童貞。
パッと見、全然悪い所もイヤな所もない。ハンサムだしソフトだし、全く、なんで童貞?

本人もそう思ってるから、とにかく誰か紹介して!合コン誘って!30前に童貞を捨てなければ!と焦っている。
そんな時に、年上の女性を紹介してくれるという話に飛びつくのだが、その日現れたのは年上の「男性」で…!

…と始まります。
その男性・真琴は、葵とまた会いたい、付き合いたいと言う。
葵は男同士という事がなかなか受け入れられないのだが、真琴の真剣さを感じて自分もどんどん惹かれていく…

「30才童貞」問題って(女性の30処女も)、大変な問題のように描かれてますよね。
現実は、アセクシャル/アロマンティックという自認/志向が認められ始めて、ヤらなくてもいいじゃん、という世界観はアリなわけだけど、BLはヤってナンボという側面もあるわけで。
本作の葵も、なにもそんなに脱童貞ばかり追い求めなくても、って思っちゃう。
それでもまだ葵は脱童貞思考回路だから、真琴を抱く!と息巻いてるんだけど、どう見ても「受け」なんよ!
まあ…いつか抱かれたり抱いたり、できればいいですよね。
抱く側の真琴にとっても、愛する葵に「抱かれる」という経験は絶対マイナスにはならないと思うしね!新しい愛の世界が開くしね!

2

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