社長は秘書に××したい

shachou ha hisho ni ×× shitai

社長は秘書に××したい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
49
評価数
13
平均
3.8 / 5
神率
38.5%
著者
篁アンナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799760093

あらすじ

一流企業社長の鳳響矢は容姿端麗、頭脳明晰なまさに誰もがうらやむ完璧エリート。
モテるあまりに専属秘書までもが社長に惚れてしまいすぐに退職してしまうのが悩み。
そこで「社長に絶対惚れないこと」を条件に如月誉が新しい秘書として入社する。
皆の心配をよそに、社長になびくことなく完璧に仕事をこなす如月。
全人類を魅了してきた社長にとってはそれもそれでプライドが許さない。
「絶対に社長に惚れることはない」と豪語する如月に対し、「絶対に惚れさせてみせる」と宣戦布告をして――!?

表題作社長は秘書に××したい

鳳響矢,リーブルアソシエーション代表取締役社長,29歳
如月誉,秘書室長,32歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

レビュー投稿数5

ナルシス社長は「一途な愛に生きる」⁈

篁アンナ先生はナチュラルにお休みされていたとかで、実に3年ぶりの新作らしい。
前作がシリアスオメガパースの長編4巻だった事を思えば、ビックリのハイテンションラブコメディである。ちょっと既視感もある王道スパダリみ社長×秘書。しかも秘書の如月は、黒髪、美人メガネ、ツンデレのコンボである。うははー。楽しい。前作との対比も激し過ぎる。前作で、皆んな前髪が顔に垂れまくりだったのも、社長に限ってはオールバックだったりするのも新鮮、というか、前作のリーマン達が前髪バッサー過ぎだったりするのだが。

鳳社長は生まれた時からそのイケメンぶりを発揮しては、男であろうと女であろうと、来るもの拒まず。そのイケメンっぷりの前に落ちない者がいなかったという性豪っぷり。
だから信じられなかったのだ、この自分の前に、恋焦がれて落ちない者がいようとは⁈
鳳社長が言う事は傲慢なれど、育ちの良さからか、ほとんどそれが嫌味無いのがアッパレである。そして、そんな社長の口説き文句にもスンとして冷静、仕事も完璧な秘書・如月。んもぅ、完璧過ぎる。少女漫画ならここで「面白れぇー女。」とか言われて。男はアッサリ堕ちるところである。勿論お約束。鳳社長も如月にアッサリ落ちてしまう。
ただの興味本位だろうと中々許してくれない如月。迫る鳳。鳳が意地になっているだけだろうと大人の如月はかわしている。生温かく見守る秘書課の面々。所々に差し込まれる、社長×秘書のBL同人誌も可笑しみ。社長、何でそんなにアゴなん⁈
社内福利厚生の一環で、社内図書に同人誌コーナー⁈ 同志見つけ易い配慮なんなん⁈
そして。全女子社員が社長×秘書推しってなんなん⁈
想像するだに楽しそうである。
社長に惚れて仕事に支障が無いようにと集められた秘書課が伴侶持ちのイケメンばかり、というパラダイスも楽しい。1名のみ二次元嫁を持つオタクが居るのも狂言回し的に気が利いている。
普通の家庭に育ったから、セレブな鳳社長とは住む世界が違う、と言う如月も、母がトンデモなお茶目さんだったりで。生活に苦労はした様だが、とても明るくて普通では無い家庭で育っているのも好ましい。この母なら。男同士だって認めてくれるだろうから。

モテてモテて来た鳳にとって、本気で好きになった初めての人。恋を知らない冷静な秘書・如月が小さなミスを連発する程、心を占められてしまうのも初めての恋。互いに初々しい初恋というのもハッピー。

篁先生にしては、エチも普通め。まぁ、如月は何もかも初めてなのでねー。

4

しゃちょひしょ

「俺に惚れるなよ」って言ったクセに相手が本当に惚れてくれなくて「好、好きになってくれてもいいんだからね!」と態度を軟化した所で全く靡いてくれず、「こんないい男の俺に何故だ・・・」と焦れて余裕がなくなっていっていつの間にか社長の方が秘書にメロメロになっちゃうお話。



帯に“令和のスーパー攻め様爆誕”とあったのですが雑誌本誌で読んでた時はそんな感じあったかなー。それとも単行本用の描きおろしかなーと思ってたんですが。

同人誌のネタでした。というかおそらくR18のはずなのに、会社の図書室に置いてあって、しかも新作が結構な頻度で出してくれるという。こんな会社で働きてえっ。

この薄い本の内容が、何故か闇オークションに出された秘書を社長が落札し、エロの限りを尽くすのですが、捨て犬に優しい所を秘書が見てキュンとしたり、社長が車に轢かれて記憶喪失になったりと古き良きBL文化を踏襲してるんですよ。しかも社長の顔の幅がでかい。

このネタは置いといても、確かにスペックだけ見れば社長ってスパダリ感はあるんですよね。大企業の社長、超金持ち、イケメンっていう。何だよ人生チートかよ、クソがって、そこだけ見れば思うんですけど。社長ってめっちゃイイ奴っていうか可愛いんですよー!

いい家に生まれたプレッシャーに負けず努力して結果を出すし、社員の顔と名前はちゃんと覚えてるし、秘書がミスしても優しくフォローしてくれるし、何より社員の福利厚生の為に図書室を設けてくれるなんて、素晴らしすぎる。

ハイスペックなとこを全く鼻にもかけなかったら逆に嫌味なんですけど、社長は自己肯定感が強くて、「こんなイケメンな俺に抱かれたくないなんて。君、どうかしてるぞ」みたいなとこがほんと可愛い。

秘書に恋人がいるかもっていう疑惑にアタフタするし、いないってわかって一安心ってなったら今度はお見合いするから休み申請されてキョどるし、お見合い現場に乗り込んで見合い相手に牽制するし。このお見合い相手の人は穏やかでいい人そうでした。男性で保育士さんなんですけど、両方の母親が相手の職業で女性だと思ってて(保育士=女性、秘書=女性)当日顔合せで、あらまーってなるっていう。


秘書は綽名がサイボーグって言われる程、仕事が完璧、資格いくつも持ってて、そしてメガネ。ありがとう。あといつも手袋してるんですが、作中特に話題にあがらなくて理由が分からなかったんですよね。でも何かエロかった。ストイックな感じがして。

この攻め×受け、これだけでも好きなんですが、ちゃんとはっきりきっぱり自分の意見とか思ってることとかきちんと遠慮せず言うんですよ。そこがじれったくなくていい。特に秘書は容赦なくて「あなたの事なんて全然好きじゃない。タイプじゃない。あなたの長所はお金だけ、むしろそれしかない」とか「あなたがむきになって口説くのはただ所有欲を満たしたいだけ」とか。

これ言われても社長がへこたれないとこがいい。あのお見合い相手に「総資産はいくらだ」ってマウント取ろうとするし。

秘書が「庶民の自分とあなたじゃ住む世界が違う。最初は刺激的だけど、次第に居心地が悪くなる」って線を引こうとすると、じゃあ俺が庶民に合わせるっていう流れがあるんですが。いや待って、おっきな会社の社長の秘書のお給料って結構貰ってるんじゃないんだろうか、クソが。って読んでるときにちょっとやさぐれたのは内緒。まあ社長と比べれば庶民ですよっていうのはそうなんですけどね。

全体的にほのぼの~としててラブコメ感強いんですけど、くっついた後のイチャイチャっぷりはちゃんとエロいです。ありがとう、メガネ受け。社長もスーパー攻め様してました。

あと気になったのが、最後までお互い名前呼びしないんですよね。社長なんて恋愛脳だから「響矢さん、抱いて・・・」とか言われたいって妄想してそうなのに。


ちなみに上記のセリフは全て脚色です。でも大体こんな感じの事言ってますが。

カバー下に秘書の両親の離婚原因が描かれてるんですが、理由がバカップルのそれで、お互い好きすぎて一緒にいるのが辛いって事で別れてるんですよ。作中、結構母子家庭で大変だったってシリアス感あったので、ええ~って笑っちゃいました。
でも息子の事を誉にゃんって呼んだり、ふわふわ~て感じのお母さんだから、そんな理由なのもありなのかも。

4

決して嫌いではないwww

今までの篁アンナ先生の作品とはガラリと変わっていました。
「秘密はキスで暴かれる」シリーズや「エリートΩは夜に溺れて」シリーズのような、ヒリヒリとした緊迫感は影を潜めて楽しい作品になっていたように思います。

社長の鳳の自己肯定感の高いナルシストな性格がとにかく強烈で、クールでサイボーグと呼ばれる如月との恋の予感が全然感じられないところからのスタートになってました。

実際に如月はそういう意味では鳳に全く興味が無いので、この2人の間に本当にLOVEが生まれるのかと不安になったほどでした。

性に奔放な鳳と仕事にしか興味の無い如月がそれでも徐々に近しい間柄になって行くのを、女子社員の皆さんと同じ目線で楽しませて貰いました。

一見ポンコツ発言が多い鳳なんですが、会社の福利厚生は手厚くて風通しの良い社風で有能な人物なんです。

その福利厚生を利用した図書制度の社内図書館のひと区画に同人誌コーナーがあって、社長×秘書の薄い本が並んでるらしいです。www
各章の最後にその時に流行ってる同人誌を秘書室の面々が読んでるのが個人的に好きでした。絵は下手くそだけど推しを愛する気持ちが伝わって来て爆笑しました。

如月が思いがけずにマザコンだったり母親の為にお見合いをしたりするのですが、その時には既に鳳のことが気になってしょうがないんです。

このお見合いをキッカケに2人はお互いの思いに素直になるんですが、両思いになって恋人として甘々な所と仕事関係では変わらない有能な2人の関係が凄く良かったです。

如月を諦めてない前の会社の社長とか、まだまだ気になる点は多いので続編をお願い致します。その時は有償特典で女子社員の皆さんが読んでた薄い本をお願いしたいです!www

2

不完全燃焼…

好きな作家としてちるちるさんでも登録している先生です。

お休み期間があって、久しぶりの単行本。とても楽しみにしていました。
それだけに、あれ、好きなはずなのに、どうしよう、と不安がよぎりました。

シリアスが多かったのでラブコメに拒否反応が出たのか。でもシリアスはエリートΩくらいだし、他作品も好きだし。
物足りなさはストーリーと設定の軽さかと感じます。

鳳響矢社長、スーパー攻め様の完璧モテ社長。顔はイケメン…なのか?(好みはあると思います)、このキャラで仕事ができるのか(かなり秘書が補佐しているしそれも入れ替え激しかった)、人望は人たらしだからあるのかもしれない、紹介されるキャラクターと実際の動きが乖離して、鳳社長のイメージが落とし辛かった。

如月誉秘書、冷徹秘書でサイボーグと呼ばれる。冷徹でサイボーグは掴みやすかった。でも秘書がそこまでするか?秘書としても秘書課の上司としてもコミュニケーションは大丈夫なのか?とモヤモヤが生まれます。

社長×秘書、ナルシスト×冷徹を描かれたいのはストーリーからも伝わるのですが、それらの掛け合わせが昇華できていないように感じました。

ストーリーですが、こちらもフワフワしていて、分量が多い割に読了後あっさりした感覚でした。どうして好きになったのか、描かれているけど軽かった。「好き」の明確なきっかけなどなくても読んでいて落ちる感覚が得られなかったです。
ラブコメとしては、古い?令和を掲げてるのに寒い、目指しているところが分かりにくかったです。

なんだかんだあって二人は気持ちを確かめ合うのですが、その後のセッセには以前の感覚が戻った気がしました。小ネタに同人誌パロが挟まれますが、それは本編と離れてコメディで面白かったです。

作画も少し変わって見えました。表紙、社長の脚が気になる、どこから生えてるのか、胴が長いのか。作中も繊細なイメージだったのにバランス気になる点もあり、なんだか動きもかたく…

キャラクターの設定もストーリーもいまいちハマっておらず不完全燃焼感が否めませんでした。

0

一生懸命なスーパー攻めさまが可愛い。

篁さんというと、個人的にシリアス系の作品を多く描かれる作家さま、のイメージが強いのですが、今作品はそんなイメージを覆す、コミカルで可愛らしいお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





大手企業の代表取締役社長の鳳は、その美しいビジュアル、有能な仕事っぷりで誰もが惚れてしまうという完璧男子。秘書(男女問わず)が全員彼に惚れてしまい仕事にならない。そして鳳の方も、くるもの拒まず。すべての人に愛情を返したい!と思う恋多き男なのだった。

そんな彼が新たに秘書室長として起用したのは如月。
秘書として有能な如月に、またも惚れられてしまうのかな?困った困った。
そんな風に思っていた鳳だったが、その思いとは裏腹に如月は鳳に惚れてしまう様子はなく…?

というお話。

ありとあらゆる人物に好意を寄せられ困っていた鳳。
起用する秘書には、そんな思いは抱いてほしくないなあ、と思っていた完璧男子・鳳が、自分になびく風もなく、有能な仕事ぶりを見せる如月に徐々に惹かれ、何とか自分に好意を寄せて欲しいと奮闘するラブコメを呈したストーリーでした。

んー、面白くないわけではないですし、萌えどころもきちんとあるんです。
あるのですが、なんて言うんだろうな、まあ、それだけ、というのか…。
篁さん作品は割とページ数が多い作品が多いですが、今作品も厚め。が、その多いページ数に見合った内容だったか、と問われると微妙だったな、という感じがしました。

とはいえ、篁さんの美麗絵柄で、スパダリに愛でられるまっさらさん受け、は多くの腐姐さまの萌えを鷲掴みにしそうです。また、今まで本当の意味で愛した人がいなかった鳳社長が、如月さんに振り向いてほしくて、自分を愛して欲しくてなりふり構わず一生懸命になるさまは非常に可愛らしいですし。

良い意味で、王道のそれ、といった体の作品でした。

5

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