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表題作ライバル(3) 北風と太陽と

あらすじ

徹夜で捜査の処理をしていた常泉は、捜査一課で新年を迎えた。
同じく八木澤も、記者クラブで年を越す。
元旦、エレベータで顔を合わせた二人は、ひょんなことから浅草寺へ初詣に向かう。
混雑した仲見世で、ふいに悲鳴が聞こえた。
「この人…死んでる」。
第一発見者は高校生らしき少年。
事故か自殺か他殺か。
謎だらけの事件に、常泉と八木澤が奔走する。
刑事vs.記者の情報戦、いよいよ第三弾。

作品情報

作品名
ライバル(3) 北風と太陽と
著者
柏枝真郷 
イラスト
古街キッカ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062559829
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

残念ながら最終巻

柏枝先生の刑事vs.新聞記者の非BLミステリー。ホワイトハート文庫の背表紙緑(非BL作品)の方です。紫(BL作品)じゃなく。でも緑色シリーズも侮れないのです。十二国紀みたいに思わぬ萌えの詰まってる作品もあるし、椹野道流先生の奇譚シリーズみたいにカプ認定してる非BL作品もあるし(Hがないだけ。チューはしてる)うっすら匂い系のBL風味(Hシーンなし)を期待してしまいます。

そんな私のような願望の人が多すぎたのかちょっと中途半端な感じでシリーズ終了です。イラストも素敵だったので元同級生同士の常泉刑事×八木澤記者だったらどんなに良かったことか。右左逆でもいいよ。

2人の決して馴れ合わないけど利害が一致すれば協力するライバル関係は良かったけど、現彼女との事後描写(ってほどでもないライトな感じですが)は萎えました。元カノはいいけど現カノの存在はBLにいらんよ…って非BLだから全然いいんだけど、表紙は2ショットでそれっぽいだけにね…柏枝先生ファンとしてはちょっと期待しちゃうよね。

柏枝先生はミステリーを書きたかったんだろうし、ちゃんと最初の方に犯人が登場というセオリーもきっちり守ってらっしゃるけど、先生の他作品のように事件関係者にも男性同性愛者がいる設定とかね…あったらもっと良かったな。←しつこい。

BL脳になってしまったため何だか未練がましくあまりまともな感想じゃなくてすみません。

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