特典

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「つごもりの夜にもういちど」コミコミ特典SS小冊子「きっと、いつか」

tugomori no yoru ni mouitido komikomi tokuten ss syousassi

商品説明

新刊発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全12頁(内小説7頁)、吉乃がこの地を守りはじめてから10年後のお話です。

作品情報

作品名
「つごもりの夜にもういちど」コミコミ特典SS小冊子「きっと、いつか」
著者
中原一也 
イラスト
小椋ムク 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
つごもりの夜にもういちど(コミコミのみ)
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

想いは時空を超えて

本品は『つごもりの夜にもういちど』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編幕間、吉乃が土地代理となった後のお話です。

吉乃が神様代理としてこの地を再び納め始めてから10年、
未だに愛する人との再会は叶いません。
以前は山から降りられたのに戻ってからは
ここからでられなくなっていたのです。

2度と吉野が役目を放棄しないようにと道が閉じても
向葵はいつも吉乃に向かって歩いてきて
辿り着けなくてもまた来ようとしてくれる
彼のまっすぐな想いだけで吉乃は満たさせていたのです。

今度こそ落としてあげる

吉乃は微かに感じる向葵の気配に静かに祈り・・・

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにて向葵を待つ吉乃の小話です。

向葵は以前繋がる道のあったあたりに辿り着きますが
茂みをかき分けて進んでもまた同じところに出ていました。

吉野は桜の木のあたりで泣いていた鶯に声を掛けて
向葵の元に向かい、向葵も鶯を通して吉乃の気配を感じる

・・・という少し切ないながらも
2人の確かなつながりを感じさせる小話でした。

吉乃の時は永遠ともいえるのに諦めない2人の想いが
本編ラストに繋がったのかと思うと胸打たれました。

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