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  • ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 3

ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 3

game no sekai ni tennsei shita ore ga ○○ni narumade

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表題作ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 3

ウォルド・ティシア,18歳〜22歳,ティシア国王
カリヤ,28歳〜32才,転生者,Sランク生産職,ウォルドの婚約者

その他の収録作品

  • 書き下ろし「そして、世界は回っていく」
  • 掌編「タリスの悲劇③」

あらすじ

美貌の少年王×無自覚美人の転生者

目覚ましい成長を遂げた美貌の王子ウォルドは、性別も身分も関係なく、ただカリヤの側にいたいと跪く。一度はウォルドの想いを拒絶したカリヤも、ひたむきなウォルドの愛を受け入れ、二人は晴れて結ばれる。旅の間に紡がれたエルフとの縁を契機に、風前の灯だったティシア国は、若き王ウォルドの下で復興しつつあった。カリヤも生産職のスキルを活かし、邪悪な転生者との対決に備える。そんな中、冒険者ギルドに赴いたカリヤはゲームに似たこの世界の秘密とウォルドの覚悟を知ることになり――?

書き下ろし後日談「そして、世界は回っていく」も収録!

作品情報

作品名
ゲームの世界に転生した俺が○○になるまで 3
著者
藤原チワ子 
イラスト
しまエナガ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
発売日
電子発売日
ISBN
9784041137192
4.9

(21)

(20)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
104
評価数
21
平均
4.9 / 5
神率
95.2%

レビュー投稿数1

ついに〇〇になりました!

いやぁ、今回も最高に面白かったです。凄いボリュームですがサクサクお話が進むのと、場面展開が絶妙なので飽きさせずに一気読みさせる力があるんです。幕間のお話もストーリーを補強させる上で重要で、凄くタイミングが良くて流石でした。

内容的にはシリアスで残酷な描写もあるんですが、カリヤの軽妙な語り口が深刻にさせずに上手くお話の本筋に戻してくれるんです。

さて、タイトルの〇〇ですが2巻で既に中に入る文字が判明してたし、3巻の表紙からもバレバレですよね。なので、殆どの楽しみがティシア国がカリヤの活躍によって窮地を脱して行く逆転劇に終始してるんです。作中にも出てきた言葉「情けは人の為ならず」に尽きると思いました。

ネタバレしないで読んで欲しいのですが、これだけは書かせてください! 
まず今回の戦争のキッカケである「タリスの悲劇」ですが、婚約者を殺されてティシア王族に恨みを抱いてたサキタは最後の最後に真実を知りましたがちょっと遅かった…。
そしてその黒幕は途中でも暗躍してましたが、最後にはカリヤが見事に仕留めてくれていました。

あと例のSSSの2人ですがとある人物とそれぞれが深い繋がりが判明して、これもカリヤが縁を繋いでいてティシア側というよりカリヤ個人に付いていました。

もうね、ティシアの王都アルティシアでのクラシルとの最終決戦が見事なんですよ!夢中になって読みました。もうこの世界観に浸れないと思うととても寂しいです。

世界中の人に伝えたい「情けは人の為ならず」ですよ!

あっ!それとカリヤを思うウォルの気持ちに感激しました。2人はラブラブなのでそれなりの回数は致してましたが、ダラダラと長くなくてお話の一部として成り立ってるところが私がこの作品の好きなところなんです!
完結したので一気読みをお勧めします。

3

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