てんてん![]()
本品は『鬼哭繚乱』のコミコミスタジオ特典小冊子です。
侍女視点での過去回想を含む後日談になります。
かやは辰見、桜見の二国の国主となった鬼束曉景の
重臣を父に、側近を兄に持つ鬼束家中でも重きを置かれる
立場の娘で、奥向きに仕える侍女です。
正室が亡き今、
玉の輿と女子が夢見る継室に望まれてもいいほどですが
かやは今の暮らしに十分満足しています。
曉景はかやが未婚のまま仕え続けることも
武器を振るう事も許してくれ
熱のこもった眼差しを向けてくることもありませんし
何よりかやは奥向きの主である清音を
心の底から敬愛していたからです。
清音は曉景が唐突に連れ帰った佳人でしたが
たおやかで美しく儚げな見た目とは裏腹に強く、
それでいて無垢な心根の主だったのです。
そんな清音が行方不明となって
曉景が異母弟を撃ちとった上に花見を攻め取った時は
このまま修羅のごとき覇道を摺すのかと危ぶみましたが
3月前に戻ってきた清音を正室にすると宣言、
かやは正室付きの侍女となりますが・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁の
ボリュームにてかや視点の後日談となります。
宮緒先生があと書きで書いていたお話になります。
清音は人の常識に縛られず、思惑にも捉えられず
見たままにその人自身を受け入れ
その人が嫌がる事をする事はありません。
そんな清音だからこそ曉景が執着したとも言えますが
かやにとっても押し付けられる幸せではなく
望む生き方をさせてくれる人となります。
気になる方はぜひ特典付きで手にしてください。
