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ラブは永遠☆
クラブオーナー圭祐×小学校教師十喜☆夫婦のお話。こういう、受けが、かっこいい恋人に対し、自分でいいのかと自信をなくしちゃう話って好きです。特に、対象の二人がもうオヤジといわれる年頃なので、２０年も愛し合っていると、不安も尽きぬものなんだろうなあと思います。
しかし、十喜、かわいいな～。かわいすぎて、圭祐もちょっと暴走。
圭祐は、学生時代から引く手あまたのモテぶりで、十喜は卒業の記念として告白することを決意するのですが、二つ返事で付き合うことに。
圭祐は、本当に自分を見てくれる人を求めていたんですね。
二人のエッチは、一緒にいた時間が長い分、お互いを知り尽くしていて、密度濃くお腹いっぱいです。
こういう夫婦愛いいな～。BLって、恋が成就して何十年後はこの二人どうなっているんだろう？と思うことがよくあるので、愛は不滅だみたいなのを読ませてくれる本が増えるといいな～。
弱メガネ。
表紙からしていかにも弱そうな受け眼鏡といった風貌だが、中身もまるでその通りの弱メガネだった。
表題作は恋人になって20年になろうかという熟年（？）カップル。
基本的に同い年にはあまり食指は動かないのだが、それは学生同士の場合に限る。
大人同士なら構わない、いやむしろ大歓迎♪
しかしなんと後ろ向きな受け眼鏡なんだろう。
20年近く連れ添って未だ自分に自信がないとは、謙虚を通り越して少々イラつく。
とは言え、人によってはそんな健気さがツボるのかもしれないのだが。
その辺りの好みは読者の趣味嗜好に左右されると思うので、読んで確認してみてほしい。
個人的には尽くしタイプの受けが登場する「ご奉仕させなサイ！」が面白いと思った。
タイトル通りご奉仕体質のだめんず受け子のお話である。
出会いは少々唐突・強引・無理無理なシチュであったが、まあその辺りはＢＬファンタジーということで。
全体的にリアリティのないストーリーが多いようには感じるが、
みなハッピーエンドでそれなりに楽しく読める。
ところでこの作者、意外と古株なんだそうだ。
ほんのり漂うレトロさはそのせいだったのかどうなのか（笑）
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