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連載追ってた者です!第一話からの話の惹きつけ方が凄くて登場人物の未来、人間関係、どうなって変化していくんだろう…とストーリーに惹き込まれました。絵柄も繊細でストーリーの中にも個人的に切なさを感じたのですがそれが絵柄ともマッチしていて…すごく好きでした。ただ読後は考えさせられた〜!とにかく読んでください!!
第1話のみ「朝食、しましょうか」というアンソロジーで、読み切りとして読んでいた作品。
1話目だけだとなんとも言えない終わり方で余韻が大きく、静かな絶望感というか寂しさを感じていたんだけど、続きが描かれて1冊の形になると微妙に読後感が変わりますね。
本作は不倫もの。
元々独身同士で上司と部下の社内火遊び的な関係だったけど、途中で部下(木村・攻め)がしれっと結婚する。秘密の関係はそのまま続行で、ハイ不倫になりました。
何の相談もなくお相手が結婚してしまった上司(佐藤・受け)の方は、実際は動揺し、傷つき、卑屈になっていく。
だからこの部下はサイテーなクズ野郎だ、と認定してたけど…
本作では木村の妻も登場。しかも、木村に不倫疑惑を抱いている。
この夫婦の馴れ初めもあまり褒められたものじゃなくて、妻的には罪悪感?劣等感?を抱いているようで、晴れて結婚はしたけれどな〜んか低温な感じ?
要は、自分の夫は誰でもいい人なんだ…とか思ってそう。
実際そんな感じなんですよね。最低とかクズとか以前に、誰とでもそうなる優柔不断な男。
結局佐藤は自分の方から木村と離れるんだけど、この辺の最終話の時間軸がわかりづらい。
奥さんにバレたのか、バラしたのか。
ともかくここでは奥さんは強く「許さない」なんて言ってたけど、この強さはちゃんと夫に向けるべきだったんじゃないの?
ラストは…まぁそうなりますか…という印象。最後まで木村は独りで立てないフニャちん野郎だったな。