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表題作弟の夫

あらすじ

弥一は小学生の娘・夏菜を男手一つで育てるシングルファーザー。そんな彼のもとに弥一の双子の弟・涼二の結婚相手だったカナダ人男性・マイクが訪れる。「父に双子の弟(夏菜にとっては叔父)がいたこと」「叔父が外国人男性と結婚していたこと」を知った夏菜は驚きと共に突如現れた義理の叔父であるマイクに興味津々。こうして不思議な同居生活が始まった。

作品情報

作品名
弟の夫
著者
田亀源五郎 
媒体
映像
作品演出・監督
吉田照幸、戸田幸宏
音楽
阿南亮子
脚本
戸田幸宏
オリジナル媒体
コミック
制作会社
NHKエンタープライズ
シリーズ
弟の夫
パッケージ発売日
JANコード
4988066226021
3

(2)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

老若男女問わず、一人でも多くの人に見てほしい

当事者である友人にモーレツに薦められて、夫と一緒に観ました。
涙なくしては見られませんでした…
せつない、心温まる、ほっこり、だけじゃない。
女性の性すらもきちんと描かれており、なにより同性愛について深く考えさせられました。
夫も「すごい。かなり良く出来た作品」と言ってましたね。

一番主婦として救われたというか…よくぞこの言葉を原作通り入れてくださった…ありがとう…と思ったのは、マイクが主人公に言う
「毎日ご飯つくって掃除して洗濯してる、それは立派なお仕事でしょ?」
というセリフ。
そこには「製作陣、攻めてるな」だけで終わらない、彼らの挑戦がうかがえる。
専業主婦・専業主夫に対する世間の偏見や、もちろんLGBTに関して、こういった
「いろんな人がいる。みんなそれぞれ違う。それが当たり前なんだよ」
っていう考え方が本当の意味で "普通" になってほしい。

みなさんの演技も素晴らしいんですが、特にやはり主人公の佐藤隆太さんが良かった。
カナダ人設定であるマイク役の把瑠都さんはエストニア出身なので、英語の発音が全っっっ然カナダ人に聞こえなかったのが個人的にめちゃくちゃ気になりましたが、それ以外のビジュアルや雰囲気は本当にそのまんまだったので、ほぼ違和感なかったです。
演技力も、もちろんベテラン俳優ではないので「演技してる感」はどうしても出てしまうけど、それでも連続ドラマ初挑戦とは思えないほどものすごく自然でした。

老若男女問わず、LGBTに偏見がある人にも、逆に偏見がない人にも、一人でも多くの人に見てほしいです。

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