てんてん
特典
本品は『転生騎士に捧げる王の愛と懺悔』の
フェア店特典ペーパーです。
本編後、ヴェルトとリーンハルトのお話です。
同母であるハインリヒとはどこか距離があり
リーンハルトに注進していた母にも関心が薄かった
ヴェルトを気にかけてくれたのは
リーンハルトだけでした。
あまり子供相手が得意ではなかっただろうに
不器用ながらも真摯に接してくれたリーンハルトのため
ヴェルトは騎士として国を守ろうと思うようになり
騎士団の長になります。
しかし最近のヴェルトは
自分の見ていた兄の姿はあくまで一面に過ぎなかったと
痛感するようになり・・・
B5サイズ片面にてヴェルト視点でのハインリヒ考になります。
ヴェルトの目に映るリーンハルトは兄であり
王として人の上に立つ為政者であり
そんなリーンハルトに誇りを持っていますが
実務の報告の後にカイトに関する報告漏れを指摘され
リーンハルトの悋気に付き合わされ続けていて
ちょっと身が持たないと思い始めてもいました。
人間味があっていいと思いつつも
正直面倒くさいと思う気持ちがよくわかる
当事者じゃなければとても笑える小話でした (^m^)