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  • 二哈和他的白猫師尊 2(ハスキーとかれのしろねこしずん)
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二哈和他的白猫師尊 2(ハスキーとかれのしろねこしずん)

husky to kare no shironeko shizun

  • 中国
  • 紙書籍【PR】

表題作二哈和他的白猫師尊 2(ハスキーとかれのしろねこしずん)

墨燃(墨微雨・踏仙君)
死生之巓、楚晩寧の三番弟子
楚晩寧(晩夜玉衡・北斗仙尊)
死生之巓の宗師の一人

あらすじ

神なる武器を求めて、はるばる金成湖へとやってきた楚晩寧(チュー・ワンニン)と弟子三人。
一行は墨燃(モー・ラン)の霊力に興味を引かれた始祖神・勾陳上宮の招きを受け、湖底の神器庫を訪れる。
しかし、次々と事態が急転し、四人はかろうじて金成湖を脱出することに。
その際に楚晩寧が負った傷は、上古の柳の蔓によるもので、死生之巓に戻った楚晩寧は思いもよらぬ災難に見舞われる。
それ以降、仕方なくかりそめの姿で世を忍ぶ楚晩寧だが、
ひょんなことから自らの弟子たちに気に入られ、奇妙な友情が芽生え始めた。
更には揃って半仙半妖の一族・羽民の仙境で修練する機会に恵まれて――。

作品情報

作品名
二哈和他的白猫師尊 2(ハスキーとかれのしろねこしずん)
著者
肉包不吃肉 
イラスト
zolaida 
翻訳
石原理夏 
媒体
小説
出版社
ソニー・ミュージックソリューションズ
発売日
ISBN
9784789737098

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レビュー数
1
得点
153
評価数
31
平均
4.9 / 5
神率
96.8%

レビュー投稿数1

その文章中に散りばめられた伏線が物語の面白さを倍増していきます

肉包不吃肉先生の『二哈和他的白猫師尊』日本語訳版小説の第2巻です。

生き返った墨燃が歩む二度目の人生、物語は進み、かつて経験したことがあるはずの出来事も違った方向へと進んでいきます。
過去に深い関係にあった人物が再登場したり、過去には登場しなかった人物が出てきたり。
その中で罠に嵌められてしまう墨燃。
どうやら墨燃の転生には深い謎が隠されているようです。

物語上で少しずつ「ん?これはもしや??」「この人物のこの行動、この描写はもしかすると?」というポイントが出てくるのがたまりません。
数々の伏線を織り込みながら我々を楽しませてくれます。
これは後から再読すると面白さ倍増、二度三度と楽しめること間違いありません。

そして、この物語は基本的に墨燃視点でお話が進んで行くのですが、これがまたストーリーの面白さを加速させてくれます。
墨燃視点ということは、墨燃が知らないことは私達読者も知りようがないということで。
墨燃の知っている師尊しか私達も知らない。だから、2巻の終了時点でも私達は意外と師尊のことを分かっていないんですよね。
楚晩寧、彼にまつわる謎はそもそもの素性から始まり過去の業績、その霊核に関すること、彼の神器について、などなど非常に多く、それが今後明らかになっていくのが待ち遠しくてなりません。

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