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表題作 愛追うふたり

高砂一樹 → 中島ヨシキ

住吉圭吾 → 山下誠一郎

あらすじ

【購入者限定!YouTube未公開シーン&特典ボイス付き】
母親がママ活をしていると知った一樹は相手の青年・圭吾に会いにいく。
母と会わないでくれと頼むが、あっさり断られ、苦肉の策として自分ともママ活をしてくれと申し込むが……

作品情報

作品名
愛追うふたり
著者
仁嶋中道 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
KADOKAWA
レーベル
&GENTE
最速放送・配信開始日
4.5

(9)

(8)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
40
評価数
9
平均
4.5 / 5
神率
88.9%

レビュー投稿数2

良い作品に出会えました(拍手)

えっ。むちゃくちゃ良き!!!!!
推しボイスの喘ぎ聴きたかっただけの私。そっちはガッツリ聴けずとも、素晴らしき作品と出会い満足度高すぎ問題。
最初は何気なく覗いただけだったんですけど、後半ウルッからの泣くレベルでのめり込んでました。

絵がとっても綺麗だし、表情がすっごく繊細。
重要なシーンでは特にズン!と心に響いてくるような印象を受けました。

後、BLはファンタジーだぜ!いっけーーーってノリがまったくない。
ストーリー展開に無理がなく、きちんと筋道立てられているからこそ、没入感が得られる。
だからこそ、メインの二人がくっつくことにとんでもない尊みを感じる。

ゲイであることを母親にカミングアウトしたところが重要ポイントなんですけど、一樹くん(攻め)のお母さん推しになりそう…ってくらいにいい方でうらやましさと感動の両立が!
だけど圭吾くん(受け)側はなかなかに残酷で、対比やばいっすね…。
だからこそ、家族になることの一言が刺さる刺さる。

各所のセリフもほんといいんですよね。
心臓ドキドキしている時に、「あっ、やばい。落ちる…」(※恋に)とか
泣いていると思って目を擦ってあげた時の「何も出てないよ」とか
後、ゴム買ってくるくだりのとこリアルでどちゃくそ好きです。
ちゃんと準備時間あるBLは信頼出来る!!(謎目線)

ボイスコミックならではの演出も良きでした!
涙ぐんでいる時の圭吾くん視点の視界、一樹くんの姿が揺らぐところとか凄く印象深い。
BGMも雰囲気に凄くマッチしていて、心地良かったなー。

誠一郎さんの泣き演技やばやばだなー。
自然だけど色っぽくて、どこかすれているようにも聞こえるんだけど、甘く可愛くて。これでまだ4作目なんですけど、もっと聴きたいなー。

立て続けに2ループした作品はなかなかにないので、本当にごちそうさまでしたという気持ちです。とても幸せ。

0

胸に迫る「好き」の表現力

同性愛者が直面するであろう家族との問題が軸にありながら重くなりすぎず、純粋な愛の形に胸が打たれる作品でした。

......と、これだけ聞くと社会派臭を感じてしまうかもしれませんが、そんなことはなくて、全てが身近に感じられる日常です。

完全にエロに振り切った娯楽作品も多いBLの中で、こういうテーマを描かれた原作者の仁嶋中道さんの手腕に、表現力に定評のある山下誠一郎さんと中島ヨシキさんが見事に応えているので、すっかり引き込まれてしまいました。

構成の妙で、登場人物それぞれの行動の理由が納得できる形できっちり回収されていくのですが、ヨシキさんと誠一郎さんの演技が押しつけがましくないのでめちゃくちゃリアリティを感じさせます。

ただでさえ自然な演技が上手い誠一郎さんが、こちらの作品では地声に近い感じなので、ここ一番の艶っぽい台詞ではファンは瀕死になるのではないでしょうか。
(わたくしはなった)

あらゆる作品で聞き慣れたはずの「好き」にどれだけの想いが込められてるかを感じさせるシーン、お二人の演技が良すぎて胸が締めつけられました。

良作ですが、音声化されなかったらこれほどまでに感じ入ることはなかったかもしれないと思えるほど、誠一郎さんとヨシキさんの声質とトーンが作品に合っていて、お二人の役への解釈とアウトプットに「プロの真髄」を見ました。

あらすじに出てくる「ママ活」という言葉が連想させる流行を追うような軽薄さは微塵も感じられない、深く心に残る作品でした。

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