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既に恋人同士のお話です。
親も公認のラブラブカップルの一成（攻め）と英太郎（受け）。
幼馴染み歴２３年、恋人歴２年。
一成の親からも早く英太郎にお嫁にきて欲しいと言われている。
二人の夢は自分達の船で世界一周のクルージング。
それは小学生の時からの一成の夢だった。
始めはレトロな夢だと笑っていた英太郎だったが、いつの間にか一成の夢が自分の夢にもなっていた。
そんな二人は貯金に励んでいる。
今回のバイト料で500万円になると喜んでいた英太郎だったが、いつの間にか100万円も減っていた。
慌てて一成の所に行ってみると、下ろしたのは一成だった。
人に貸したと言う一成。
様子のおかしい一成を見張っていようと、一成の勤めるホテルへ行った。
すると一成が一人の男性と会っていた。
相手の男性は涙を流し、一成にしがみついていた。
慰め、肩を抱く一成。
その男性に英太郎は見覚えがあった。
以前一成が付き合っていた男性だ。
当時、「英太郎に似ているだろう」と言って一成は嬉しそうに写真を見せてくれた。
自分は彼の身代わりかもしれないと落ち込む英太郎だった…。
初めからカップルの二人にはあまり興味のない私。
なのでこの代表作はそんなにおもしろい！って感じには思えなかった。
それよりも他の作品の方が、出会ってから恋人になるまでのお話だったので、そちらの方が好きでした。
『幸福の条件』だけで評価すると「中立」だけど、他の作品がおもしろかったので「萌」にしました。
『Always,Always』叔父×甥
『ヒミツのポリシー』幼馴染み
『メイキン・ハッピー」中学生時代のいじめっ子×いじめられっ子
どれも可愛くエッチなお話です。
(*´∀｀*)
年齢の割に子供っぽいキャラ
短編集で全部で4組のカップルのお話が収録されています。
主人公たちは20代半ばくらいの年代のが今回多かったのですが、ちょっと気になったのはその年代の割に子供っぽいキャラが多かったこと。
リアクションとか考えてることが子供っぽくて、ちょっと私の萌えツボからは外れていました。
この作品に限らず、今まで読んだこの作家さんの作品でコミカルなものは、ちょっとこういうタイプのキャラが多いかなとは思うのですが…。
この年代の主人公達ならもう少し大人っぽい所が欲しかった感じです。
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