特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き
三本モト先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ワンコ 4
溺愛 3
ツンデレ 2
エロ 1
な感じだと思います。
栗花落くん×スバルくんのカプです。
フェロモンを発することが出来ない機能不全のオメガのスバルくん。だけど、オメガの匂いが苦手なアルファの栗花落くんには、スバルくんの匂いは安心すると言われ、更には「僕の運命の人」とアプローチされて…。
ツンデレ受けなスバルくん。その為、性格や言動も少し強気ではあり、まさにツンデレだとは思うのですが、個人的には攻めの栗花落くんは年上なので、少しだけでも敬語があってくれた方が良かったかなと思いました。お前呼びや呼び捨てで終始強気なタメ口は、ツンデレ受けだとしても少し萌え辛かったですね。
栗花落くんと接する内に、オメガの機能不全が徐々に解消され、ついにはヒートを起こし意外にもあっさりと栗花落くんと身体を繋げてしまいます。
そこから栗花落くんのことを意識し、更には友人の言葉で、栗花落くんへの恋心を自覚します。覚悟を決めて、栗花落くんに想いを伝えようとする、意外にも男前な一面があるスバルくん。そこは良いのだけど、スバルくん、散々栗花落くんのこと突っ撥ねてたよね?と少し思ってしまいましたね。
オメガバース要素はちょっと少なめかなと思いますが、栗花落くんのワンコ感と溺愛っぷりは可愛いし、ツンツンデレくらいの強気なスバルくんですが、やっぱりデレる瞬間は可愛いので、読んでみては如何ですか。
好きになって欲しい「僕」が攻め!
そんな「僕」こと真宙(まひろ)に懐かれまくる大学の後輩が昴くん
作品タイトルは攻め視点だけど表紙は受けで冒頭のモノローグも受け始まり
ちょっと最初、どんな方向性で進むのか分からず興味を持って読み始めてみましたが、、、
結果はレビュータイトル通りすっごく分かりやすいキャラ属性の2人と恋の矢印具合ではありました(*´ェ`*)♪
そしてオメガバース作品としては攻めのα側にも受けのΩ側にもそれぞれ2人独自の体質的な設定があったのも面白さではあったかな?と思います
ただ、この独自の設定自体がある事で結局体質的な所だったのか?運命だったのか?はたまたそれらを凌駕したキモチの部分まで辿り着いていたのか…?って所が今一つ確信を持てずに読み終わってしまった所はありました
この点で☆はちょっと引かせてもらいましたが、、、
多分そこまで深く追求しようとしなくても、十分2人のキャラの温度差とかの追いかけっこLOVEは楽しめると思います!!
何よりもキャラ本人がそこはきっかけに過ぎないって思ってるので、それ以上の追求がなかったんで…そこはこの作品の読み取るべき主要なポイントではなかったんかな?って事かなとは理解はしています
ココは読者それぞれの楽しみ方の見い出すポイントの違いかな?と思います♪
キャラの強さで十分戦える2人だと思います
そのキャラを後押しする設定としての個々の体質設定は活きています
逆に独自設定だからこそこのオリジナル部分にスポットをあてて読むと、ちょびっとすんなり理解するのに解釈の仕方は分かれる気もします(私の理解力の問題説、濃厚ですw)
特に、αの真宙がΩである昴くんが無意識に出してると思われるフェロモンから感情を読み取れる件が少しだけ都合良き設定に感じました
あれは読めたり読めなかったりの線引きが良く分からなかったです
病院帰りの昴から発する「安心する」という感情は読み取れても、自覚した昴の強い感情は読み取れないという不思議が疑問として残ったかな、、、?とは思います
その上折角昴が自覚したのにそこからの焦れモダが長い、、、!というもどかしさが、、、 (*´д`)=3多分昴が「なんなんだ」って思ってる以上に私の方が「なんなんだ⁉」って思ってましたねwww
まぁここで全てフェロモンが読めるから!で通してしまったら物語の展開に何のドラマも生まれず、、、になってしまうってのは当然なんで、、、仕方ないかな…というのも頭の片隅では理解してるんですけどね(´ 。•ω•。)
と、言う事で、、、
キャラの分かり易さとは裏腹に設定の噛み合わなさが少し私にはスッキリしなかった所があったので今回は評価としては萌え切れず~~~…(>︿<。)という真ん中評価です
もしあれば☆は3.5っていう感じです、、、
初めて作家さまなので加点でも⁈と思ったのですが、是非次も期待したいので、、、次回作への繰り越しの0.5をしたいと思います(`・ω・´)ゞ☆彡
濡れ場&修正|濡れ場は本編で2回(描き下ろしではナシ)だけどそれぞれの意味が違う濡れ場なので無理矢理ねじ込んだ濡れ場って感じはしなかったので丁度良き分量かと思います♪修正は完全に「無」でした~